さあ、始まりましたね!『運命の恋人 ~ワケあり彼氏は期限付き!?~』。第1話から、なかなかハードな展開で目が離せませんでした。早速、あらすじとネタバレを交えながら振り返っていきましょう!
主人公は、ブラインドボックスデザイナーとして働く、内向的でおとなしい女の子、スー・ヌアンヌアン。彼女には付き合って5年になる彼氏のシュー・ツァンがいるんだけど、最近の関係はなんだか不穏な空気…。
物語は、ヌアンヌアンの誕生日からスタートします。親友のダーマイから「今日退院する彼氏を迎えに行ったら、プロポーズされちゃうかもよ!」なんてハッピーな電話で始まったのに、現実はそう甘くなかったのよね。
会社では、上司に子どもの宿題を押し付けられたり、急な企画書作成を命じられたり…。社会の理不尽さに振り回されて、やっと病院に着いた頃には、シュー・ツァンはとっくに帰宅済み。
そして、彼から浴びせられたのは「お前といると不幸になる!疫病神だ!」という衝撃的な言葉…。5年も尽くしてきたのに、こんな形で一方的にフラれるなんて、あんまりじゃない!?
どん底まで突き落とされたヌアンヌアン。悲しみに暮れながら歩いていると、一軒の不思議なブラインドボックス店にたどり着きます。そこで「自分みたいに不憫だわ…」と同情して買った、売れ残りのブラインドボックス。これが、彼女の運命を180度変えることになるんです!
家に帰って箱を開けると、中から出てきた人形のネックレスが一瞬キラリ。その直後、ドアをノックする音が。そこに立っていたのは…なんと、彼女がずっと憧れていたトップスターのジャン・ハオ本人!
信じられない出来事にパニックになるヌアンヌアンをよそに、翌日、ジャン・ハオはデートに誘い出し、遊園地でロマンチックに「好きだ」と告白。夢みたいな展開に戸惑うヌアンヌアンでしたが、ふとブラインドボックスの説明書に目をやると、そこには驚きの事実が。
そう、ジャン・ハオは、あのブラインドボックスが彼女に贈ってくれた「恋人」だったのです!
あまりに非現実的な出会い。でも、傷ついた彼女の前に現れた最高の恋人。この恋には「期限付き」というワケがありそうで、今後の展開から目が離せませんね!
『運命の恋人 ~ワケあり彼氏は期限付き!?~』第1話の感想
第1話は、主人公にとってあまりにも不憫な誕生日から始まり、見ているこちらまで胸が苦しくなりました。長年尽くしてきた相手から「疫病神」呼ばわりされて捨てられるなんて、本当にひどい仕打ちです。でも、そんな最低な彼氏と別れられたのは、長い目で見れば彼女にとって幸運の始まりだったのかもしれません。どん底まで落ちたからこそ、その後のファンタジーな展開が一層際立って感じられました。ブラインドボックスから憧れのトップスターが出てくるという設定は、荒唐無稽ながらも、傷ついた心にそっと寄り添ってくれるような優しさを感じます。この不思議な出会いが、彼女の日常をどう彩っていくのか、そして「期限付き」という言葉が示す未来がどんなものなのか、物語の行く末を静かに見守りたいと思います。
つづく