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『慶余年2~麒麟児、挑む~』、毎週楽しんでる? ついに范閑(ファン・シエン)と林婉児(リン・ワンアル)の結婚式、来たね!もう、あのキスシーンはSNSでも大騒ぎだったじゃん?

でもさ、あの結婚式で交わされた「お祝いの品」、実はとんでもないモノが飛び交ってたって知ってた?今回は、ドラマ版と原作を比べながら、誰の贈り物が一番ヤバかったのか、こっそり教えちゃうよ。

ドラマ版の結婚式、意外と質素?でも祝儀は超ド級!

まず驚いたのが、結婚式自体が意外とシンプルだったこと。京都の二大名家の結婚なのに、思ったより豪華じゃなくて「あれ?」って思った人もいるんじゃないかな。

でもね、范閑が用意した特注の結婚指輪とか、星空の下での誓いとか、蒼山でのハネムーンとか、彼らしいロマンチックな演出は最高だったよね。

問題は、周りから贈られたお祝いの品々。これがもう、クセが強すぎるんだ。

  • 義母・李雲睿(り・うんえい)
    • 内庫(皇室財産)の2000万もの赤字帳簿。完全に嫌がらせだよね。新郎へのプレゼントが借金って、さすがすぎる。
  • 太子・李承乾(り・しょうけん)
    • 金銀財宝の山。これはもう「俺の味方になれよ」っていう分かりやすいアピール。
  • 二皇子・李承澤(り・しょうたく)
    • 現金50万両の銀票!こっちも目的は太子と一緒。范閑の気を引くために必死だね。
  • 慶帝(けいてい)
    • 「百年好合」って書いた直筆の書。これ、建国以来、臣下の結婚式ではあり得なかった名誉なことらしいよ。
  • 陳萍萍(ちん・へいへい)
    • 「慶余堂」っていう看板。これは范閑のお母さんが残した店で、実質的に資金援助の約束。泣けるじゃん。
  • 五竹(ウージュー)おじさん
    • これが一番ヤバい。范閑の妹・范若若(ファン・ルオルオ)に、バレットM82A1っていう現代の狙撃銃の使い方を教えたんだ。これ、大宗師(最強クラスの達人)すら倒せる最終兵器。もはや「贈り物」のレベルじゃない。

こう見ると、金額で言えば二皇子だけど、本当の意味で一番価値があったのは、范閑の命を守るための五竹の「贈り物」だったんだよね。

実は原作はもっとスゴかった!桁違いの結婚祝い

ドラマ版もすごかったけど、原作の結婚式はマジでレベルが違うんだ。 建国以来、一番盛大な結婚式って言われるくらい、京中の権力者が全員集合したらしい。

贈られたプレゼントも、ドラマとはちょっと違うんだよ。

  • 宮中からの公式な贈り物
    • 皇子や郡主の結婚と同じレベルの、大量の金品が贈られたんだって。
  • 淑貴妃(しゅくきひ)
    • 超貴重な絶版本のセット。本好きの范閑にはたまらないプレゼントだね。
  • 費介(ひかい)師匠
    • これが原作で一番グッとくる贈り物。婉児の持病(肺の病気)を治すための超希少な薬草「一煙冰」を探し出してきてくれたんだ。
    • それだけじゃない。昔、四顧剣(しこけん)を助けた恩を使い、「范閑に自分から手出しはしない」っていう約束まで取り付けてきた。命を救う薬と、命を守る約束。最高のプレゼントじゃん?
  • 五竹(ウージュー)おじさん
    • こっちはドラマとほぼ同じ。范若若に狙撃銃の使い方を叩き込んだ。范閑本人も知らない、最強のバックアップ体制がここで完成したわけ。

原作だと、慶帝の書よりも費介師匠の薬草と約束の方が、実用的で価値が高いって言われてるんだ。どっちの師匠も、弟子への愛が深すぎるよね。

なんでドラマと原作でこんなに違うの?

じゃあ、なんでドラマでは結婚式が質素になったり、贈り物が変わったりしたんだろう?

これはもう、大人の事情、つまり制作費の問題が大きいみたい。 原作の豪華なシーンを全部再現してたら、お金がいくらあっても足りないからね。結婚式だけじゃなくて、アクションシーンが減ってるのも、そういう理由かも。

でも、その分、ドラマ版は柳姨娘(范閑の継母)が正室になるシーンを感動的に描いたり、うまくアレンジしてるよね。范閑が「礼法は許さなくても、俺が認める」って言ってひざまずくところ、グッときた人も多いはず。

原作の壮大さもいいけど、ドラマ版の人間関係にフォーカスした演出も魅力的。 あなたは、ドラマ版と原作版、どっちの結婚式が好き?