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「田園ロマンス~恋の収穫祭~」ってタイトル、聞いただけだと、のんびりした田舎で農業しながら恋しちゃう、みたいな癒やし系ストーリーを想像しちゃうよね?
でも、ちょっと待って! その予想、いい意味で裏切られるよ。 このドラマ、実はクセが強すぎる親戚たちを相手に大立ち回りを演じる、超絶スカッとするバトルドラマだったんだ!
主人公、地獄モードでゲームスタート!クセが強すぎる親戚一同
物語の主人公は、ごく普通の女子大生マンアル。 彼女、学費を稼ぐために最新のVR農村体験ゲームに参加するんだ。 ゲームの世界に入ったら、貧しい農家の娘「連マンアル」として生活することに。 でも、このゲームがとんでもない地獄モードだった!
まず、マンアルが放り込まれた「連家」の親戚たちがヤバすぎる。
- ケチすぎるおばあちゃん: 超がつくほどの男尊女卑で、とにかくケチ。お正月のご馳走が、十数人の大家族に対してたった4切れの豚肉って信じられる?
- 金の亡者の伯父さん一家: 町に住んでるインテリ気取り。実家からお金を吸い上げるだけの、まさに寄生虫。
- ずる賢い叔父さん一家: 常に自分の利益しか考えてなくて、セコい嘘で人を陥れるのが得意。
こんなヤバい家族に囲まれて、主人公マンアルの味方はお人好しの両親だけ。 おまけに、ゲームクリアの条件は「黄金1000両(日本円で約10億円!?)を稼ぐこと」。無理ゲーじゃん!
イケメン2人が超魅力的!あなたはどっち派?
最悪な環境だけど、もちろんロマンスもあるから安心して! しかも、タイプの違うイケメン2人が登場するんだ。
謎だらけの実力者、沈諾(シェン・ヌオ)
マンアルがヤバい親戚のせいで家を飛び出したとき、道端で倒れているのを発見したのが、この沈諾(シェン・ヌオ)。 実は彼、わけあって追われる身の謎の男。マンアルが親戚に「人身売買」同然の結婚を強要されたとき、偽の夫を演じて助けてくれるんだ。
普段は人懐っこくて口が達者。あのケチなおばあちゃんさえ、お世辞で丸め込んじゃうコミュ力おばけ。 でも、いざという時はめちゃくちゃ強くて、マンアルを命がけで守ってくれる。このギャップがたまらない!
優しくて一途な幼なじみ、幼恒(ヨウヘン)
もう一人は、マンアルの幼なじみの幼恒(ヨウヘン)。 彼は医術の心得がある心優しい青年で、いつもマンアルのことを気にかけているんだ。
普段は穏やかで物静かなタイプ。でも、マンアルがピンチの時は、役人のフリをして助け出そうとするなど、意外と大胆な行動に出ることも。一途にマンアルを想う姿に、キュンとくること間違いなし!
「農業ドラマ」じゃないの?原作との違いと本当の魅力
「田園ロマンス」って名前なのに、農業で成り上がるシーンはあんまりないの?って思った人もいるかも。 そう、このドラマ、実は「農業」よりも「人間関係のドロドロ」と「ラブコメ」がメインなんだよね。
もともと原作のネット小説は、主人公が事故で亡くなって異世界に転生するっていうストーリー。でも、ドラマでは規制があって「VRゲームの世界に入る」っていう設定に変わったんだ。
この変更が、実はすごくいい効果を生んでる。 現実の世界では親の愛に恵まれなかった主人公マンアルが、ゲームの世界で「NPC(ゲーム内のキャラクター)」であるはずの母親から、本物の愛情を注がれる。この関係が、物語にグッと深みを与えているんだ。
農業で大成功!みたいな爽快感とはちょっと違うけど、ヤバい親戚を現代知識でやり込めたり、イケメン2人との恋模様にドキドキしたり、見どころは満載! 主演のティエン・シーウェイとツォン・シュンシーの息の合った演技も最高だよ。
ただの癒やし系だと思って見逃すのはもったいない! ハラハラドキドキの展開が好きな人なら、絶対ハマるはず。