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いやー、韓国ドラマ「VIP」、見終わった後の余韻がすごいよね。特に最終回、あなたはどう感じた?

「え、これで終わり?」「あの人たちのその後は?」「期待してた復讐はどこいったの?」って、ちょっと肩透かしを食らった感じがしなかった?わかる、すごくわかるよ。

でもね、あの結末、実はめちゃくちゃ深くてリアルだったんだ。今日は、あの最終回がなぜ「完璧」だったのか、一緒に見ていきたいな。

結局、VIPの最終回ってどうなったの?サクッとネタバレ解説

まずは「結局どうなったんだっけ?」っていう人のために、最終回のポイントをサクッと整理してみようか。登場人物たちがどんな結末を迎えたのか、見ていこう。

  • ナ・ジョンソン(チャン・ナラ) 副社長の妹からの「一緒に復讐しない?」っていう誘いを断ったよね。彼女は、夫と同じ汚いやり方で仕返しすることは選ばなかった。最終的には離婚届を突きつけて、自分の足で新しい人生を歩み始めるんだ。1年後に元夫と再会した時も、すごく穏やかだったのが印象的だったな。

  • パク・ソンジュン(イ・サンユン)とオン・ユリ(ピョ・イェジン) 不倫関係は、結局ユリの方から終わりを告げた。「あなたの心は手に入らない」って気づいたんだろうね。ソンジュンは会社を辞職。その後、昔撮ったジョンソンとの幸せな写真を見て号泣するシーンは、彼が失ったものの大きさにやっと気づいたってことだよね。ユリは韓国を去って、どこかへ。

  • 周りの人たちはどうなった?

    • 同僚たち: イ・ヒョナとチャ・ジノは同棲を始めてハッピーに。ソン・ミナは双子を出産して、なんと夫が育休を取得!彼女は仕事に復帰できた。ここはホッとする展開だったね。
    • 黒幕の副社長: 不倫や不正が全部バレて失脚。結局、誰にも相手にされなくなっちゃった。

「復讐なし」はアリ?最終回に賛否両論が巻き起こったワケ

この結末を見て、韓国のネットユーザーたちの間でも意見が真っ二つに割れたんだ。

「なんでジョンソンは復讐しないの?スッキリしない!」 「こんな結末じゃ、脚本家が何を伝えたかったのか全然わからない」 「がっかりだよ…」

こんな声がたくさんあった。ドロドロの不倫ドラマだからこそ、最後は悪者が破滅して、主人公がスカッとするような展開を期待してた人が多かったみたい。

その気持ち、痛いほどわかる。でも一方で、「これ以上ないくらいリアルな終わり方だった」っていう意見も根強かったんだよね。

なぜ「VIP」の結末はこれで完璧だったのか?【編集長が語る】

ここからは、私の個人的な意見。正直、私はこの結末、大好きだよ。なぜなら、このドラマは最初から最後まで「リアルな大人の物語」だったから。

よくある派手な復讐劇じゃなかったんだよね。現実の世界って、悪いことをした人が必ずしもドラマみたいに劇的な天罰を受けるわけじゃないじゃん?静かに関係が終わって、それぞれが後悔や傷を抱えながら、自分の人生を生きていくことの方が多い。

ジョンソンがすぐに新しい恋(同僚のマ・サンウとかね!)に進まなかったのも、すごくリアルだと思った。あんなに深く傷ついたら、すぐに「はい、次!」なんてなれないのが普通だよね。彼女が自分の力で立ち直っていく姿を描いたことに、すごく意味があると思うんだ。

そして、ソンジュンが写真を見て泣くシーン。あれは「ざまあみろ」じゃなくて、彼もまた一人の弱い人間だったってことを示してる。自分の過ちで、かけがえのないものを失ったことに気づいて後悔する。これもまた、すごく人間的な結末じゃないかな。

このドラマは、派手な復讐でスッキリするんじゃなくて、登場人物たちの心の動きや、人生のままならなさをじっくり見せてくれた。だから、あのちょっと寂しいけど現実的な終わり方、私はすごく好きだな。

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