布団キックロマンス

ストーリー

2000年代の大学を舞台に、恋に不器用でどこか「情けない」若者たちのリアルな恋愛模様と成長を描く、共感必至の青春ラブコメディです。

韓国ドラマ『布団キックロマンス』あらすじ

時は2000年、ホンイン大学の国文学科に入学したソ・ミンギ(チョ・ビョンギュ)は、妄想癖があり優柔不断なごく普通の大学1年生。彼は、同じ学科の同期である、クールなイケメンだが心に壁を持つノ・ジュンソク(リョウン)、苦学生だが生活力旺盛なクォン・ギヒョク(チョン・ジェグァン)、そして女性の扱いに長けたムードメーカーのイ・グァンジェ(チョン・ヨンジュ)と共に、騒がしくも楽しい大学生活を送っていた。

そんなある日、ミンギは学科の先輩であるクォン・ソラ(パン・ミナ)に一目惚れしてしまう。彼女に近づきたい一心で、時に大胆な行動に出ては失敗し、後から思い出しては「布団を蹴りたくなる」ような恥ずかしい歴史を積み重ねていくミンギ。彼の友人たちもまた、それぞれに不器用な恋の悩みを抱えていた。

誰かを好きになることで、誰もが経験するであろう喜び、嫉妬、そして情けない失敗。これは、一生大人になれない僕たちの、愛と友情に満ちた青春の記録である。

ドラマ『布団キックロマンス』キャスト紹介

俳優役柄紹介
チョ・ビョンギュソ・ミンギ弘仁大学国文科の1年生。色々なことを妄想しがちで優柔不断な性格だが、時には驚くほど果断な行動力を見せることもある。物語の中心人物。
リョウンノ・ジュンソクミンギの同級生。屋根裏部屋に住んでいる。ハンサムで人気があるが、両親がいないことから来る防御機制のため、異性に心を開くことができない。
チョン・ジェグァンクォン・ギヒョクミンギの同級生。かつては裕福な家庭だったが、経済危機と父親の死により、早朝は新聞配達、昼間はコンビニでアルバイトをするなど、4人の中で最も生活力が強い。
チョン・ヨンジュイ・グァンジェミンギの同級生。金髪で明るく活発な性格。ヒップホップとクラブが好きで、4人の中で最も女性の扱いに長けている。
ソン・ハユンユン・ソルハ
ミナ(パン・ミナ)クォン・ソルハミンギの初恋の相手で、同じ学科の再修生(浪人して入学した学生)。
チョ・ユンソソ・ジュヨン
キム・ウォネ
チェ・ヒスンキム・ジェソン国文科の先輩。クォン・ソルハのことが好き。
キム・ユファンシム・グォン国文科の先輩で、学内のバンドのボーカルも務める。
ファン・ボルムビョルチェ・ヒソン
イ・ミンジオ・ヨンジョン

見どころ

  1. 誰もが共感!「布団キック」したくなる恋愛黒歴史

    タイトルの「布団キック」とは、恥ずかしいことを思い出して布団の中でバタバタする韓国の俗語です。本作は、まさにそんな恋愛における失敗談や空回り、後悔だらけの「情けない歴史」を赤裸々に描きます。好きな人の前で格好つけようとして大失敗したり、些細なことで一喜一憂したりと、その不器用でピュアな姿に「こんなことあったな」と誰もが共感し、微笑ましく見守りたくなるでしょう。

  2. 個性豊かな4人組の友情とそれぞれの恋模様

    主人公ミンギを取り巻く3人の友人も、それぞれが魅力的なキャラクターです。イケメンで人気者ながら、複雑な家庭環境から異性に心を開けないジュンソク、家計を支えるためバイトに明け暮れる苦労人のギヒョク、恋の達人を自称するお調子者のグァンジェ。この個性豊かな4人組が繰り広げる友情(ブロマンス)と、それぞれの視点から描かれる多彩な恋愛模様が、物語に深みとユーモアを与えています。

  3. チョ・ビョンギュら若手実力派俳優の豪華共演

    主演は『SKYキャッスル』『悪霊狩猟団: カウンターズ』で強烈な印象を残したチョ・ビョンギュ。そして、友人役には『輝くウォーターメロン』で日本でも人気が急上昇したリョウンが名を連ねます。ヒロイン役には、Girl's Day出身で女優としても活躍するパン・ミナが出演。旬の若手俳優たちが描き出す、2000年代のレトロな雰囲気漂う青春アンサンブルに期待が高まります。

  4. 3年の時を経てついに公開される話題作

    本作は2022年8月に撮影を終えながらも、主演のチョ・ビョンギュと、同じく出演者であるソン・ハユン(『私の夫と結婚して』)に学生時代のいじめ疑惑が浮上した影響で、放送が約3年間延期されていました。様々な困難を乗り越えてついに日の目を見ることになった本作は、その経緯からも大きな注目を集めています。なお、日本でも衛星劇場にて2025年10月25日からの放送が決定しています。

ネタバレ