韓国ドラマ「暴君のシェフ」キャスト/登場人物

キャスト/登場人物一覧

ヨン・ジヨン役

イム・ユナ

パリに店を構えるミシュラン三つ星レストランの女性シェフ。彼女は韓國の著名な歴史學者であるヨン・スンウの一人娘で、幼い頃に母親を亡くしている。フランス最高峰と稱される料理コンテストで優勝した翌日、父親の頼みで古書『望雲録(マンウンロク)』を受け取り、韓國行きの便に搭乗する。しかし、その機內の化粧室で『望雲録』を開いた瞬間、彼女はなんと過去の時代へタイムスリップしてしまった。そして、史書に最悪の暴君として記録されている王、イ・ホンと出會うことになる。

イ・ホン役

イ・チェミン

朝鮮の君主。生まれながらにして王となる運命にあったが、8歳の時、大妃(テビ)の主導によって母であるヨン氏が廃位させられてしまう。幼い世子(セジャ)であった彼には、なす術もなかった。

母の死の真相を突き止めるため、イ・ホンはその日に消えた重要な記録を追い始める。それ以來、彼はまるで制御不能な列車のように権力の均衡を崩し、暴政を行い、世間から暴君と非難されるようになった。そんなある日食が起きた日、彼はヨン・ジヨンと運命的な出會いを果たす。

カン側室役

カン・ハンナ

イ・ホン王の後宮である淑媛(スグォン)の地位にいる女性。その類まれなる美貌で王の寵愛を受ける一方で、実は王の叔父であり政敵でもあるチサン大君(テグン)が送り込んだ腹心の密偵である。

チサン大君に見いだされた彼女は、歌舞やカヤグムの技芸を習得した。それだけでなく、長安(チャンアン)の名高い妓生(キーセン)から學んだ男性を魅了する術にも長けている。表向きは王の寵愛を一身に受けるか弱い女性を裝っているが、その裡では、チサン大君のために王宮內の情報を探り、密かに報告するという危険な任務を遂行している。

絶世の美女でありながら、その內には権力への盡きることのない渇望と野心を秘めている。目的のためならば手段を選ばない冷徹さを持ち合わせており、宮廷內で緊張感を生み出す重要な存在である。