あらすじ
黒幕の懐へ潜入するため卓瀾江(タク・ランジャン)が決死の偽装工作を敢行します。 最愛の白小笙(バイ・シャオシェン)の元を去り新県令の潘樾(パン・ユエ)を急襲する衝撃の展開。 さらに楊采薇(ヤン・ツァイウェイ)が突き止めた羊角の紋章から朝廷を揺るがす黒幕の正体が見え始めます。
ネタバレ
縁結びの木に託した切ない願いと太尉府を襲う血塗られた刃
黒幕の懐へ潜入するため卓瀾江(タク・ランジャン)が決死の偽装工作を敢行します。
最愛の白小笙(バイ・シャオシェン)の元を去り新県令の潘樾(パン・ユエ)を急襲する衝撃の展開。
さらに楊采薇(ヤン・ツァイウェイ)が突き止めた羊角の紋章から朝廷を揺るがす黒幕の正体が見え始めます。
偽りの刺殺と暴かれた羊角雲紋の隠された出生
縁結びの木の下に残された孤独と白小笙(バイ・シャオシェン)が流した涙の誓い
白小笙は心を込めて手料理を作り卓瀾江(タク・ランジャン)の胃袋を掴もうと奮闘します。
なぜ自分を好きなのか問う彼に世界で一番格好良いからだと微笑む彼女。
第26話の熱い接吻を経て二人の距離は確実に縮まっていました。
いつも家事に追われる彼女を思い卓瀾江は一日中街を連れ歩く提案をします。
高価な玉器を諦めた彼女の手を引き二人は伝説の縁結びの木へと向かいました。
名前を書いた木札を掲げ彼女は彼の過酷な未来に寄り添う願いを捧げます。
しかし目を開けた瞬間そこに卓瀾江の姿はもうありませんでした。
彼は彼女を危険から遠ざけるためわざと置き去りにして姿を消したのです。
切ない孤独の中彼女は楊采薇(ヤン・ツァイウェイ)の元へと走り彼の危機を訴えました。
羊角雲紋が繋ぐ洛西籍の隠蔽と百花宮の青帝(チンテイ)が抱く執念
百花宮の主である青帝(チンテイ)は雲裳(ユンシャン)を殺害した左(ズオ)苑主の追跡を二人に懇願します。
第27話の蒔蘿院への潜入で采薇が嗅いだ香料がシャオシェンの家で発見されました。
それは姜族の商人が扱う特殊な香料であり不気味な羊角の紋章と合致します。
潘樾(パン・ユエ)と采薇は即座に商人の元へ赴き羊角雲紋が姜族の証しだと突き止めました。
国家と長年交戦する姜族の人間が朝廷の要職に紛れ込んでいる可能性が浮上。
出世を阻まれる洛西籍を隠すため黒幕が戸籍の偽装を行ったと確信します。
一方太尉府では賈(ジア)夫人が郡主の婚礼準備に追われていました。
第25話の風雅苑で采薇と対立した司マ令嬢が二人の親密さを密告します。
しかし賈(ジア)夫人は無用な噂話を一喝し新県令への警戒を強めていきました。
太尉府の宴を切り裂く奇襲と卓瀾江が選んだ決死の潜入工作
黒幕の元へ連行された卓瀾江はユエが父親を死に追いやった仇だと叫びます。
第22話の銀雨楼の大火を利用し不共戴天の敵を演じる高度な計略。
黒幕は信頼の証しとして太尉府にいる新県令の暗殺を彼に命じました。
賈(ジア)夫人の招きで太尉府の家宴に臨んだ潘樾は厳しい警告を受けます。
婚礼後は郡主だけを見つめろと釘を刺され賈太尉(ジア太尉)と共に庭園へ向かいました。
その瞬間壁を越えた卓瀾江が鋭い刃を突き立てて彼を刺殺しようとします。
一撃を見舞って逃走した彼のおかげで潜入計画は成功へ前進しました。
報せを聞いて駆けつけた楊采薇は夫의 安否を気遣い胸を焦がします。
幸いにも傷は浅くユエの命に別条がないことが確認されました。
郡主の隠された支援と水波紋組織の深層で蠢く危機
采薇は夜陰に乗じて太尉府へ忍び込み夫の看病を試みます。
第26話で結盟を交わした郡主の協力により二人は密会を果たしました。
ユエは彼女を抱き寄せ今回の刺撃が彼の偽装工作であると見抜きます。
あえて急所を外した行動から卓瀾江が黒幕の懐に潜入したのだと確信。
しかし組織の監視は厳重であり彼の命は常に死線に晒されていました。
潜伏先には逃亡中の陳大人も潜んでおり強固な包囲網が敷かれています。
黒幕は未だ少主を完全には信用せず決定的な機会を窺っていました。
ユエは数日の滞在を経て太尉府を去り次なる反撃の準備を開始。
朝廷の中枢に潜む羊角の主を炙り出すための冷徹な戦いが始まります。
洛西籍の戸籍偽装と姜族の羊角雲紋が示す国家転覆の計略
今回の捜査で浮上した洛西籍の偽装は黒幕の正体に迫る重要な鍵です。
長年の戦争により姜族の血を引く者は朝廷での出世ルートを完全に閉ざされていました。
そのため黒幕は他人の戸籍を強奪し身分を偽って太尉府近辺まで登り詰めたのです。
この手法は第2話で上官芷(シャングワン・ジー)が采薇の顔を奪った身分入れ替えの手口と酷似しています。
水波紋組織の本質は地方の利権争いではなく姜族による朝廷乗っ取りの機関。
卓瀾江がその中枢へ足を踏み入れたことで事件は国家規模の陰謀へ昇華しました。
孤独な密偵の覚悟と次なる京城の最高中枢での決戦
愛する人を守るために復讐の鬼と化した卓瀾江の悲壮な決意に胸が痛む回でした。
白小笙への甘い接吻の余韻を消し去るような冷酷な刃の応酬が実に見事です。
潘樾と采薇の確固たる信頼関係が周囲の政治的圧力を跳ね返す爽快感もありました。
次回は潜入した少主が黒幕の真の顔と対面し命がけの告発を試みます。
新県令が仕掛ける大規模な包囲網は朝廷の巨悪を捕らえることができるのか。
宿命のトリオが挑む緊迫の頭脳戦から一瞬たりとも目が離せません。
つづく


