あらすじ

第二話では、蘇浅浅(そせんせん)と祁元寶(き・げんほう)の衝突、そして長玥(ちょうげつ)が介入したことで巻き起こる一連の出来事が描かれています。祁元寶(き・げんほう)は蘇浅浅(そせんせん)と口論中に彼女に奇襲されそうになりますが、謎めいた長玥(ちょうげつ)に助けられます。その後、長玥(ちょうげつ)は祁元寶(き・げんほう)を連れ去り、彼女の心魂(しんこん)を取ろうと試みますが、失敗に終わります。祁元寶(き・げんほう)は長玥(ちょうげつ)に対して強い好奇心と好感を抱き、長玥(ちょうげつ)もまた彼女に特別な感情を抱いているようです。

祁元寶(き・げんほう)がこっそり武術の試合を見ようとした際、再び長玥(ちょうげつ)と遭遇します。今回は二人は屋根から落下してしまい、周囲の注目を集めてしまいます。七日の期限が迫る中、長玥(ちょうげつ)は任務を遂行するため、再び祁元寶(き・げんほう)に近づく必要がありました。桓叔は祁元寶(き・げんほう)の行動を制限するため、家庭教師を募集する貼り紙を出します。長玥(ちょうげつ)はこの機会を利用して祁元寶(き・げんほう)に近づきます。祁元寶(き・げんほう)は授業中に集中せず、長玥(ちょうげつ)をからかいますが、最終的には長玥(ちょうげつ)の術によって制圧され、彼に茶を淹れることを強いられます。

ネタバレ

蘇浅浅(そせんせん)はまだ祁元寶(き・げんほう)と喧嘩中で、後ろから奇襲しようとしましたが、長玥(ちょうげつ)に阻まれました。長玥(ちょうげつ)は祁元寶(き・げんほう)を助け、その拍子で門前の花かごが落ち、辺りはロマンチックな雰囲気に包まれました。その時、何者かが剣で祁元寶(き・げんほう)を襲います。剣は長玥(ちょうげつ)の顔を覆うベールを切り裂き、祁元寶(き・げんほう)は長玥(ちょうげつ)の美しい顔に心を奪われます。実は剣を振るったのは蘇浅浅(そせんせん)の姉で、妹の仇を討とうとしていました。祁元寶(き・げんほう)は長玥(ちょうげつ)に連れ去られてしまいます。

道中、祁元寶(き・げんほう)は長玥(ちょうげつ)に色々と質問します。長玥(ちょうげつ)は祁元寶(き・げんほう)を狭い路地に連れて行き、心魂(しんこん)を取り出そうとしますが、部下は一度試みるも失敗します。祁元寶(き・げんほう)の師兄も駆けつけますが、事を荒立てないよう、その場を去ります。

その後も祁元寶(き・げんほう)は長玥(ちょうげつ)のことが忘れられず、どうすれば会えるのか思い悩んでいました。霍叔崖(かくじゅがい)が祁元寶(き・げんほう)を訪ねてきます。祁元寶(き・げんほう)はこっそりサイコロ遊びをしていたのがバレるのを恐れ、師兄に隠させます。霍叔崖(かくじゅがい)は祁元寶(き・げんほう)に傷薬を持ってきて、早く治るようにと優しく声をかけます。祁元寶(き・げんほう)は嬉しく思い、霍叔崖(かくじゅがい)は自ら祁元寶(き・げんほう)に薬を塗ってあげます。

長玥(ちょうげつ)は七日の期限が迫っているのに心魂(しんこん)が取り出せないことに焦りを感じていました。なぜ祁元寶(き・げんほう)を守りたいと思うのか、自分でも理解できません。期限が迫り、ついに長玥(ちょうげつ)は自ら行動を起こします。祁元寶(き・げんほう)は家からこっそり武術大会を見に行こうとしていましたが、屋根の上で長玥(ちょうげつ)に捕まります。長玥(ちょうげつ)は祁元寶(き・げんほう)の心魂(しんこん)を取ろうとしますが、やはり取り出せず、二人は屋根から落ちてしまいます。居合わせた人々に二人の姿を見られてしまい、長玥(ちょうげつ)は慌てて逃げ出します。

姑姑に心魂(しんこん)の事を聞かれた長玥(ちょうげつ)は、もう少し時間が必要だと答えます。家に帰った祁元寶(き・げんほう)は桓叔に厳しく叱られます。祁元寶(き・げんほう)は長玥(ちょうげつ)のことを思い出すたびに胸が痛みます。七日が過ぎても心魂(しんこん)を取り出せなかった長玥(ちょうげつ)は、祁元寶(き・げんほう)に再び近づくしかないと考えます。桓叔は祁元寶(き・げんほう)を更生させるため、家庭教師を探していると貼り紙を出します。それを見た長玥(ちょうげつ)は、祁元寶(き・げんほう)に近づくチャンスだと考え、応募します。

山に入る直前、長玥(ちょうげつ)は結界に気づきます。友人は危うく正体を現しそうになりますが、長玥(ちょうげつ)の機転で桓叔に疑われることはありませんでした。祁元寶(き・げんほう)は桓叔が本当に家庭教師を雇ってきたことに驚き、文句を言っていると長玥(ちょうげつ)が現れます。長玥(ちょうげつ)の美しい顔を見た祁元寶(き・げんほう)は言葉を失います。

しかし、授業中、祁元寶(き・げんほう)は真面目に授業を受けず、長玥(ちょうげつ)をからかいます。長玥(ちょうげつ)は祁元寶(き・げんほう)の悪戯を見抜き、術を使って祁元寶(き・げんほう)を操り、お茶を淹れさせます。祁元寶(き・げんほう)は嫌々ながらも従います。このことを知った桓叔は喜び、ついに祁元寶(き・げんほう)を懲らしめてくれる人が現れたと安堵します。

第2話 感想

第二話は、祁元寶(き・げんほう)と長玥(ちょうげつ)の関係性が大きく動き出す、ドキドキの展開でした。コメディ要素も健在で、二人のやり取りには何度も笑ってしまいました。

特に印象的だったのは、屋根の上でのシーンです。心魂(しんこん)を取り出そうとする長玥(ちょうげつ)の真剣な表情と、何が起こっているのか分からず戸惑う祁元寶(き・げんほう)のコミカルな仮応の対比が面白く、二人の距離が一気に縮まったように感じました。屋根から落ちるというハプニングも、二人の関係性をさらに深める効果的な演出でした。

長玥(ちょうげつ)は心魂(しんこん)を取り出すという目的のために祁元寶(き・げんほう)に近づきますが、同時に祁元寶(き・げんほう)を守ろうとする気持ちも芽生えているように見えます。この相仮する感情が、長玥(ちょうげつ)の表情や行動に複雑な深みを与えていました。祁元寶(き・げんほう)への気持ちが任務遂行の妨げになっていることに、長玥(ちょうげつ)自身も戸惑っている様子が伝わってきて、今後の展開がますます気になります。

つづく