あらすじ
第7話は、起業の夢に燃える紀星(ジー・シン)と仲間たちに、社会の洗礼が容赦なく襲いかかる激動の回です。 親友の栗俐が直面する理不尽なトラブルや、紀星に迫る過酷な資金難が詳細に描かれます。 恋の進展とビジネスの危機が同時に加速し、一瞬たりとも目が離せない展開が連続します。
ネタバレ
夢への疾走と冷酷な現実が交錯するターニングポイント
第7話は、起業の夢に燃える紀星(ジー・シン)と仲間たちに、社会の洗礼が容赦なく襲いかかる激動の回です。
親友の栗俐が直面する理不尽なトラブルや、紀星(ジー・シン)に迫る過酷な資金難が詳細に描かれます。
恋の進展とビジネスの危機が同時に加速し、一瞬たりとも目が離せない展開が連続します。
動き出した4人の運命と甘く危険なすれ違いの夜
栗俐の痛快な反撃と夜のクラブで交わされた秘密の宴
栗俐(リー・リー)は親切心から、投資家の呉蘭翔(ウー・ランシャン)を紀星に紹介しました。
しかし予定が重なったため、共同創業者の蘇之舟(スー・ジージョウ)が単独で交渉へ向かいます。
投資話は単なる名目で、呉蘭翔(ウー・ランシャン)の本当の目的は美しい栗俐を口説くことでした。
法外な条件を突きつけられ交渉は決裂し、帰り際に呉蘭翔が栗俐の身体を触る暴挙に出ます。
運悪く現れた彼の妻は栗俐を泥棒猫と誤解し、激高してビンタを放とうとしました。
栗俐は瞬時にその手を掴み、卑劣な呉蘭翔の顔面に強烈な平手打ちを食らわせます。
その毅然とした気風の良さに、同行していた蘇之舟(スー・ジージョウ)は完全に心を奪われました。
職を失う覚悟を決めた栗俐は、気晴らしに訪れた夜のクラブで一人の男と出会います。
意気投合した二人はそのまま一夜を共にしますが、その相手は韓廷(ハン・ティン)の親友である肖亦驍(シャオ・イーシャオ)でした。
4周年の輝きと韓廷(ハン・ティン)の落胆を引き起こした衝撃の対面
交際4周年の記念日を迎えた紀星は、恋人の邵一辰(シャオ・イーチェン)と音楽会へ出かけます。
そこで偶然にも、韓廷と前職のマネージャーに鉢合わせしてしまいました。
紀星が誇らしげに邵一辰(シャオ・イーチェン)を恋人として紹介した瞬間、韓廷の表情は凍りつきます。
第2話で描かれたように、韓廷は彼女への恋心を胸に秘めて10年ぶりに帰国していました。
目の前で仲睦まじい姿を見せつけられ、彼の心は深い絶望と嫉妬に包まれます。
しかしコンサートの途中で、紀星のスマートフォンに仕事の緊急連絡が入りました。
彼女はデートを切り上げてオフィスへ戻り、邵一辰は自宅で孤独に帰りを待ちます。
深夜に帰宅した彼女を温かく迎え入れた邵一辰は、ついにダイヤの指輪を掲げてプロポーズしました。
指輪を受け入れたものの、事業が佳境にある紀星の心に結婚の具体的な計画はありません。
30万元の詐欺被害と過労で倒れたヒロインの危機
機材不足に悩む蘇之舟は、大学の同級生を信じて3Dプリンタの調達を試みます。
大額の手付金を支払った直後、その友人はすべての資金を持ったまま完全に失踪しました。
騙し取られた金額は30万元にのぼり、スタジオの財政は一瞬にして崩壊します。
栗俐から個人的に借りた10万元も底を突き、彼らは文字通り山窮水尽の窮地に陥りました。
絶望した蘇之舟は韓廷のもとを訪れ、完成したソフトウェアのデモを提示します。
韓廷は技術を高く評価しつつも公私の線引きを崩さず、以前提示した東揚(ドンヤン)医療への傘下入りを再び迫りました。
心身の限界を超えて働き続けていた紀星は、不規則な食事も祟り、ついにオフィスで意識を失い卒倒します。
一報を受けた韓廷は彼女が病院へ搬送されたと知り、全てを投げ出して病室へ急行しました。
ベッドに横たわる蒼白な彼女の顔を見つめ、韓廷は蘇之舟に対し、早急に解決策を出すよう冷徹に告げます。
投資家の冷徹なチェス盤と自立を阻む資金の罠
今回の詐欺事件は、実績のないスタートアップ企業が最も陥りやすい現実的な罠を鮮明に描いています。
第6話において、新品の購入を諦めてレンタルや中古のルートを模索し始めた彼らの焦りが、最悪の結果を招きました。
経験不足な若者の隙を突く詐欺師の存在は、甘くないビジネス社会の残酷さを象徴しています。
一方、韓廷の対応は冷徹に見えて、実は徹底したビジネスの合理性と深い愛情に基づいています。
彼は感情に任せて安易に資金を融資するのではなく、窮地に追い込むことで、自らの傘下に入る決断を促していました。
第5話で彼が予言した通り、資金調達で行き詰まった彼女を救い、かつ東揚(ドンヤン)の技術力と融合させるための完璧な計算です。
崩壊寸前のスタジオと窮地のヒロインが下す苦渋の決断
今回は栗俐の勇敢なビンタに胸がすく一方、詐欺による30万元の損失という重い展開に心が締め付けられました。
恋人のプロポーズを素直に喜べないほど、紀星の心がすでに事業に支配されている点も切ないリアルさを感じます。
昏睡する彼女を見つめる韓廷の痛ましげな眼差しが、彼の秘めた情愛の深さを物語っていました。
次回、意識を取り戻した彼女は、最悪の財政難を切り抜けるために、ついにプライドを捨てることになります。
東揚医療との契約書にサインを交わし、彼女と韓廷の関係は、元同級生からビジネスパートナーへ変貌します。
冷徹な契約の裏で、彼らの恋の歯車がどのように歪み、そして加速していくのか期待が高まります。
つづく

