あらすじ
江湖(ジャン・フー)は葉国銘(イエ・グオミン)から歩雲霞の工場長に任命される。一方、徐斯(シュー・スー)は騰岳(トンユエ)の株を買い戻し、工場移転を進めるが、江湖には告げずに姿を消す。すれ違いの後、江湖は徐斯の深い愛情を知り、彼を探す。時が経ち、騰岳に戻った江湖は、ついに徐斯と再会。「騰岳か、あなたか」という問いに、今度は迷わず「あなたを選ぶ」と答え、二人は結ばれる。
ネタバレ
ついに最終回!『夜明けの恋人たち』第40話、もう涙なしには見られませんでしたね…!江湖(ジャン・フー)と徐斯(シュー・スー)、そして二つのブランド「歩雲霞(ブーユンシア)」と「騰岳(トンユエ)」の運命が、感動的に描かれました。
江湖(ジャン・フー)、歩雲霞の未来を託される!
前回、江湖(ジャン・フー)の頑張りがついに実を結びました!彼女の貢献と新しい風は、頑固だった葉国銘(イエ・グオミン)の心をも動かしたんです。古参の職人さんたちも、時代に合わせた新しい商品開発に賛成。葉国銘は、ついに大きな決断を下します。
なんと、江湖に歩雲霞の工場長の座を託すことに!「父の過ちを償いたいなら、この椅子に座って歩雲霞をもっと大きくしろ」って。葉国銘、不器用だけど熱い男ですよね…!株主たちも満場一致で賛成し、江湖は正式に歩雲霞のリーダーとして、新たな一歩を踏み出すことになります。販売インセンティブも振り込まれたけど、江湖は受け取らない。お金じゃなくて、信頼と未来を託されたんですから!
徐斯(シュー・スー)の「置き土産」と切ないすれ違い
一方その頃、徐斯(シュー・スー)は人知れず大きな決断をしていました。騰岳の工場と土地を全て手放し、移転を進めていたのです。でも、そのことを江湖は全く知りません…。
ショッピングフェスティバルでは、歩雲霞が大健闘!売上上昇率は騰岳に次ぐ2位と、江湖の手腕が光ります。そんな中、仕事先で偶然、徐斯と再会!でも…二人とも涙ぐみながら見つめ合うだけで、言葉を交わせない。先に背を向けたのは江湖でした。徐斯は、彼女を引き止める勇気が出なかったんですね…切なすぎる!
後日、江湖が出勤すると、呉光磊(ウー・グアンレイ)が待っていました。彼が持ってきたのは、なんと騰岳の株式譲渡契約書!徐斯が個人で、あの宝興(バオシン)が持っていた騰岳の株を全て買い戻していたんです!江湖は衝撃を受けます。こんな大事なこと、徐斯は一言も彼女に告げていなかったから…。
呉光磊は、徐斯の気持ちを代弁します。「あんなプライドの高い男が、これを駆け引きの材料にするわけないだろ!」って。徐斯は、活気を取り戻した騰岳を江湖に返すだけでなく、彼女が大切にしていた愛車まで見つけ出してくれていたんです。どこまで不器用で、どこまで深い愛情なんだ…!
行方知れずの徐斯、江湖の決意
でも、当の徐斯は姿を消してしまいました。呉光磊も「疲れたから少し休みたい」としか聞いていない様子。電話も繋がらない。江湖は必死で徐斯を探しますが、洪蝶(ホン・ディエ)から彼が海外へ旅立ったことを聞かされます。行き先は誰も知らない…。
「仕事も恋愛も、時間と忍耐が必要よ」という洪蝶の言葉が、江湖の胸に響きます。
一人で思い出の店「博記(ボージー)」を訪れた江湖。そこで店主から預かっていたものを渡されます。それは、一足のハイヒール。かつて江湖が失くし、徐斯が探し出してくれた、彼女のプライドの象徴でした。徐斯は、それを静かに返してくれたんですね…。
その後、江湖は騰岳の経営に戻ります。でも、あの譲渡契約書にはサインしませんでした。騰岳はまだ、法的には徐斯のもの。そして、朝陽(ジャオヤン)がデザインした歩雲霞と騰岳の100周年記念コラボシューズが大ヒット!ネット予約は瞬殺だったとか!すごい!
周りも少しずつ変化が。楊簡(ヤン・ジェン)と朝陽は、周素青(ジョウ・スーチン)に素敵なパートナーを見つけようとお見合いをセッティング。みんなが前を向いて歩き出しています。
感動の再会!江湖が選んだ未来は…
そして、運命の再会が訪れます。再び徐斯の前に立った江湖。かつて「騰岳か、徐斯か」と問われた時、彼女は答えられませんでした。でも、今は違います。
「もし、騰岳とあなた、どちらかを選べと言われたら…今回は、迷わずあなたを選ぶ」
うわーん、涙腺崩壊! 長いすれ違いと試練を経て、二人はついに互いを選び、全力で駆け寄るのでした…!
これにて、『夜明けの恋人たち』、堂々の完結です!最高のハッピーエンドでしたね!