いや~、今回の第10話、とんでもない神回じゃなかったですか!?甘酸っぱいだけじゃない、胸が締め付けられるような切なさと、からの、まさかの展開!もう感情がジェットコースター状態で、見終わった後しばらく放心状態でした(笑)。

さっそく、怒涛の第10話を振り返っていきましょう!まだ見てない方は、ここから先はネタバレ全開なので気をつけてくださいね!

まさかの収録中断!大喧嘩で二人の溝は深まるばかり…

番組の収録中、ついに核心に触れる質問が…。そう、二人が過去に別れた理由です。

シンイエンは、この際だから正直に全部話そうぜ!ってスタンス。でも、シンルオはどこか乗り気じゃない…。そりゃそうですよね、全国放送の番組で元カレと別れた理由を話すなんて、気まずすぎる!

それでも収録は進み、ついにシンルオの口から語られたのは、あまりにも切ない言葉でした。

「未来への期待が違ったの。もともと住む世界が違う、間違った二人だったのよ」

うわーん、そんなこと言わないでー!? シンルオの気持ちも痛いほどわかるけど、それを聞いたシンイエンの顔がもう…。十数年の想いを全否定されたように感じたんでしょうね。「俺たちの感情を汚すな!」とばかりにマイクを投げ捨て、部屋に閉じこもってしまいました。シンルオも怒りで箸を投げつけちゃうし、現場は最悪の空気に…。もちろん、収録は中断です。

最強の助っ人、陸ママ降臨!

シンイエンは完全に心を閉ざし、誰が何を言ってもダメな状態。困り果てたチェン・ジューたちが最後の望みを託したのは…そう、シンイエンの母、ペイ・ユエでした!

颯爽とリゾートに現れたペイ・ユエは、息子を一喝!でも、今回のシンイエンは手強く、母の言葉にも耳を貸しません。さすが陸ママ、ここで諦めません。次に彼女が向かったのは、シンルオの元でした。

そして、シンルオに手渡したのは、一つの箱。それは、シンイエンが誰にも触らせず、鍵をかけた引き出しに大切にしまっていた「宝箱」だったんです…!

涙なしには見られない!思い出の宝箱の中身とは…

民宿に戻ったシンルオは、みんなと一緒にその箱を開けます。中から出てきたのは、二人が一緒に過ごした日々の思い出の品々でした。くしゃくしゃになった電車の切符、映画の半券、何気ないメモ…。

そして、シンルオの脳裏に蘇る、甘くて切ない記憶。

それは、二人が18歳になった日。ネットカフェで一緒にゲームをして、バーではしゃいで…。この日、二人はついに恋人同士になったんですよね。その後、ホテルにも行ったけど、結局何も起きなくて。シンルオがバスルームから戻ると、シンイエンは子供みたいにスヤスヤ眠っていました。

その寝顔を見ながら、シンルオはホテルのメモ用紙にメッセージと二人の似顔絵を描いて、そっと彼のポケットに忍ばせたんです。

もう、この回想シーンがヤバすぎました…!? シンイエンがどれだけシンルオを想い続けてきたか、この宝箱が何よりの証拠。こんなの見せられたら、泣くに決まってるじゃないですか!

「パートナー+α」という新しい関係

宝箱に詰まったシンイエンの想いを受け取ったシンルオは、彼の元へ向かいます。

「まだ怒ってる。あなたもでしょ?でも、会いたかった」

素直な言葉でした。そして、シンルオは伝えます。「あなたは私の十数年の中で、切り離せない大切な一部なの。完璧な関係には戻れなくても、別の形でそばにいたい」と。

それに対してシンイエンも、「他人同士になんてなりたくない」と答えます。

こうして二人は、「パートナー+α」という、新しい関係で再出発することを決めました。収録に復帰した二人が一緒に料理をするシーンは、もう自然体で、ほんのり甘くて…見てるこっちがニヤニヤしちゃいましたよね!?

嵐の予感…?新たな挑戦者が登場!?

一件落着でハッピーエンド!…かと思いきや、このドラマはそんなに甘くありませんでした(笑)。

番組のマンネリを打破するため、なんとディレクターが「挑戦者」となる新メンバーの投入を決定!しかも、「幼なじみ vs 天から降ってきたような存在」の対決なんて、面白くなる予感しかしません!

『おかえり、僕の初恋』第10話の感想

第10話は、シンルオとシンイエンの関係が大きく動いた回でした。番組収録中に過去の別れの原因について口論となり、撮影が中断するほどの険悪な雰囲気に。二人の間にできた深い溝に、見ているこちらも心を痛めました。しかし、シンイエンの母ペイ・ユエの助けと、彼が大切に保管していた思い出の「宝箱」が、固く閉ざされた二人の心を溶かすきっかけとなります。箱に詰まった品々から蘇る18歳の頃の甘い記憶の場面は、非常に感動的でした。一度は決裂した二人が「パートナー+α」として新たな関係を築く姿に安堵したのも束の間、番組に新たな挑戦者が投入されることが決定。穏やかになった二人の関係に、新たな波乱が起きることを予感させます。

つづく