キャスト/登場人物一覧

溥儀の料理番-劉容児(りゅう・ようじ)

劉容児(りゅう・ようじ) 役

ハイ・ルー(海陸)

元々は名もない民間の一人の娘であったが、運命のいたずらか、思いがけず神秘的で荘厳な宮殿の門をくぐることになる。食への盡きることのない情熱と天賦の才を武器に、宮廷內で「腕利きの料理人」としての名聲を得るだけでなく、その料理で人々の心に溫かい人情と希望を燈していく。

溥儀の料理番-李琪(り・き)

李琪(り・き) 役

ジー・リンチェン(紀凌塵 )

清朝最後の皇帝・溥儀(ふぎ)に仕える忠実な大內侍衛(宮廷護衛官)。 ひょんなことから宮女となった劉容児(りゅう・ようじ)と出會い、彼女の願いを葉えることを約束する。その後、二人は協力して宮中で起こる事件を捜査し、共に國寶を取り戻す。事件の解決後、容児と結ばれ、夫婦となる。

溥儀の料理番-武天(ぶてん)

武天(ぶてん) 役

グオ・モンシュー(郭孟旭)

殺し屋。かつて沈(しん)府で李琪(り・き)と刃を交え、逃亡に成功する。その後、仮面で顔を隠し文淵閣に忍び込み蔵書を盜もうとした際に、再び李琪と対峙し、武器を一つ殘して逃走した。後に裕得福(ゆう とくふく)が劉容児(りゅう・ようじ)を人質に取った際、彼女をかばって兇弾に倒れ、死の間際に自らの罪を悔い改めた。

溥儀の料理番-愛新覚羅溥儀(あいしんかくら・ふぎ)

愛新覚羅溥儀(あいしんかくら・ふぎ) 役

リー・ミンドゥ(李明徳)

清朝最後の皇帝にして、中國史上最後の皇帝でもある。 わずか2歳10カ月で即位し、「宣統帝」と稱された。

物語は、宮中から寶物が盜まれたことに彼が激怒するところから始まる。その夜、彼は紫禁城からの脫出を試みるが、端康太妃(たんこうたいひ)によってすぐに見つかり、計畫は失敗に終わる。

辛亥革命により清朝が滅亡した後も、しばらくは紫禁城內で皇帝として暮らすことが許されていた。 しかしその後、中華民國政府から退去を命じられ、摂政王からも説得される。これを受け、彼は十數年を過ごした紫禁城を後にすることを決意する。歴史の大きな渦に翻弄され、激動の時代を生きた人物である。

溥儀の料理番-劉爾(りゅう じ)

劉爾(りゅう じ) 役

リー・イーナン(李逸男)

新聞社の記者で、宮廷の女官である劉容児(りゅう・ようじ)の弟。 正義感が強く情熱的な青年。

あるきっかけで侍衛の李琪(り・き)の妹、李玉枚(り・ぎょくまい) (り ぎょくばい)と知り合うが、武術の試合をめぐるいさかいから、武術大會で決著をつけることになる。試合では玉玫に打ち負かされてしまうものの、この一件を通じて彼女に惹かれていく。最初はぶつかり合いながらも、次第に玉玫も彼のまっすぐな想いを受け入れていく。

溥儀の料理番-李玉枚(り・ぎょくまい)

李玉枚(り・ぎょくまい) 役

ワン・イージャー(王芸哲)

民國時代の女學生で、李琪(り・き)の妹。 幼い頃から武術を嗜んでおり、好き嫌いがはっきりしていて、素直で可愛らしく、お茶目でいたずら好きな一面も持つ女性です。 彼女は新聞社の記者である陸秋桐(りく しゅうどう)に想いを寄せていますが、なにかと劉爾(りゅう じ)と関わることが多く、二人は會えば喧嘩ばかりの「歓喜冤家」(犬猿の仲でありながら、どこか憎めない関係性)となっています。