今回のブラインドボックス彼氏、年下の青年チョン・ユリンと心を通わせるヌアンヌアン。彼の純粋な応援を受け、これまで言えなかった自分の気持ちを少しずつ表現できるようになっていく。そんな中、元カレのシュー・ツァンと再会し、過去の自分と決別することを決意。職場でも、勇気を出して理不尽な要求を断るなど、大きな一歩を踏み出す。期限付きの恋が彼女にもたらしたものは、別れの切なさだけではなかった。出会いと別れを繰り返す中で、ヌアンヌアンが自分らしさを見つけていく姿を描く、心温まる成長の物語。
「運命の恋人 ~ワケあり彼氏は期限付き!?~」あらすじネタバレ7話
今回のブラインドボックス彼氏、年下のチュエン・ヨウリンにコーディネートしてもらったポニーテール&ミニスカート姿で現れたヌアンヌアン。そこにバッタリ遭遇したのは、なんと元カレのシュー・ツァン!「高校生にまで手を出すとは」なんて、相変わらずの嫌味っぷり。もう、元カレってどうしてこうなんでしょうね!
ユリンがヌアンヌアンを庇ってくれたけど、シュー・ツァンは彼を子供扱いして一触即発のムードに。でも、ここで私たちのヌアンヌアンが成長を見せるんです!「もうあなたの一言で好きな服を諦める私じゃない」と、ビシッと言い返したシーンは、見ていてスカッとしました。
シュー・ツァンと別れて落ち込むヌアンヌアンを、ユリンは橋の上に連れて行きます。「嫌なことは叫んで忘れちゃえ!」って、なんて素敵な励まし方!彼の「自分のやりたいことをやりなよ」という言葉が、ヌアンヌアンの心に深く響いた瞬間でした。
その後、ユリンを家に送る途中、例のブラインドボックス店へ。ユリンは、ヌアンヌアンがデザインしたブラインドボックスを欲しがります。デザイナーだと知ったユリンの、あの尊敬の眼差し!ヌアンヌアンも嬉しそうでしたね。
しかし、幸せな時間はあっという間。72時間のタイムリミットが迫っていることに気づいたヌアンヌアンは、そのブラインドボックスをユリンにプレゼントします。「時間がないの」という言葉の意味が分からず、不思議そうな顔をするユリン。そして鐘の音とともに、彼は姿を消してしまいました…。
一人になり、ブラインドボックスの恋人を求める意味に疑問を感じ始めるヌアンヌアン。店主のブルに「次も買うかい?」と聞かれても、首を横に振るだけ。切ない…。
そんな傷心のヌアンヌアンの前に、またしても元カレのシュー・ツァンが大量のプレゼントを持って現れ、無理やり抱きしめようとします。そこに親友のダーマイが登場し、彼を撃退!でも、ダーマイはユリンに関する記憶をすべて失っていました。周りの人たちの記憶から彼が消えてしまうというルールは、本当に残酷ですよね。
翌日、会社でユリンの言葉を思い出したヌアンヌアンは、ついに勇気を出します。いつも仕事を押し付けてくる同僚のメイ・ファンとマー社長に対し、自分のデザインの仕事があるとハッキリと断ったのです!彼女が自分の意見を主張できたこのシーンは、第7話一番の見どころと言ってもいいかもしれません。
ブラインドボックスの彼氏たちは記憶から消えても、彼らが残してくれた勇気や思い出は、確実にヌアンヌアンを強くしていました。過去の彼氏、タン・ジアミンが結婚したり、ユリンが彼女からインスピレーションを得たりと、彼らもまたヌアンヌアンとの出会いで変わっていたことを知ります。
物語の最後、ダーマイが見せてくれた別の元彼氏ジャン・ハオの受賞動画に、ヌアンヌアンは見覚えのある男性の姿を見つけて…?新たな謎を残して7話は幕を閉じました。
『運命の恋人 ~ワケあり彼氏は期限付き!?~』第7話の感想
今回のエピソードは、主人公ヌアンヌアンの心の成長がはっきりと描かれた、非常に見ごたえのある回でした。年下の彼氏ユリンの純粋な励ましが、彼女の背中を強く押しましたね。これまで他人の顔色をうかがってばかりだった彼女が、元カレや上司に対して自分の意見を主張する姿には、胸が熱くなりました。ブラインドボックスの恋人との出会いと別れは、ただ切ないだけでなく、彼女を内面から輝かせるための大切なステップなのだと改めて感じさせられます。周りの人々が彼の記憶を失ってしまうという設定が、その「成長」というテーマをより一層際立たせていたように思います。彼女の中に残る思い出だけが、前に進む力になるという構成が巧みで、物語の深みが増した素晴らしい一話でした。
つづく