キャスト/登場人物一覧

国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~-何惟芳(か いほう)

何惟芳(か いほう) 役

ヤン・ズー(楊紫)

唐の時代、洛陽の裕福な商家の娘。

重い病を患う母の薬を手に入れるため、名門である劉(りゅう)家に嫁ぐことを餘儀なくされる。 しかし、結婚の交換條件であったはずの貴重な薬は偽物で、それが原因で母は帰らぬ人となってしまう。 さらに、夫の劉暢(りゅう ちょう)には他に想い人がおり、この結婚はもともと何家の財産目當てであったため、嫁ぎ先では冷遇され孤立を深めていく。

悲しみと怒りに打ちひしがれた惟芳は、ついに夫との離縁を決意。 離縁後は、唯一の財産となった一缽の牡丹と、自身が持つ希少な牡丹を栽培する卓越した技術、そして類まれな商才を武器に、都で花坊(はなぼう)を立ち上げる。 彼女は同じように過酷な運命を背負った女性たちを率い、「女は弱いものである」という根強い偏見が蔓延る社會の中で、自らの力で道を切り拓き、確固たる地位を築いていく。 >>ヤン・ズー(楊紫)出演ドラマ一覧。

国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~-蔣長揚(しょうちょうよう)

蔣長揚(しょうちょうよう) 役

リー・シエン(李現)

花鳥使(かちょうし)と光祿寺少卿(こうろくじしょうけい)を兼任する。 表面上はいい加減で快楽をむさぼる遊び人に見えるが、その実、心優しく、勇気と知謀を兼ね備え、國への忠誠心と大義を胸に秘めている。

蔣長揚(しょうちょうよう) は幼くして宮中に入り、聖人(天子)と共に育った。そのため天子からの信頼は厚く、裡では朝廷のために汚職官吏を密かに排除する役目を擔っている。

洛陽で何惟芳(か いほう)と出會った後、彼女の獨特な性格に惹かれ、その身の上を気にかけるようになる。彼女が危険に陥るたびに何度も手を差し伸べて助けるが、當初の関心は好奇心からであった。しかし、共に過ごす時間が増えるにつれて、次第に彼女に想いを寄せるようになっていく。

国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~-劉暢(りゅう ちょう)

劉暢(りゅう ちょう) 役

ウェイ・ジャーミン(魏哲鳴)

何惟芳(か いほう)の元夫。孤高でプライドが高く、融通の利かない堅物な読書人です。

かつて、愛し合っていた李幼貞(り ようてい)によって引き裂かれたと信じ込んでおり、彼女に対して深い恨みと偏見、嫌悪感を抱いています。そのため、何惟芳を妻として迎えた後も、彼女に冷酷な態度を取り続けました。結婚式は形だけのおざなりなもので、結婚生活においても彼女とまともに顔を合わせようとはしませんでした。

しかし、共に過ごすうちに何惟芳の優しさと芯の強さに觸れ、次第に心が揺れ動いていきます。

一方で、官僚としての成功を夢見て科挙の合格に心血を注ぎますが、官界では寧王(ねいおう)などからの圧力に苦しめられることになります。>>ウェイ・ジャーミン(魏哲鳴)出演ドラマ一覧。

国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~-李幼貞(りようてい)

李幼貞(りようてい) 役

チャン・ヤーチン(張雅欽)

吉安の県主であり、寧王(ねいおう)の娘。性格はわがままで意地悪く、嫉妬心が非常に強い。目的を達成するためには手段を選ばない非情な一面も持つ。

李幼貞(り ようてい)と深く愛し合っていたが、父の猛反対により、意に染まぬ相手との結婚を強いられる。夫の死後、劉暢(りゅう ちょう)との関係修復を試みるも、彼女の獨善的で高圧的な態度は、次第に劉暢の心を離れさせてしまう。

劉暢を取り戻したい一心で、戀敵である何惟芳(か いほう)を何度も陥れようと畫策する。ある時、乗馬倶楽部で何惟芳に恥をかかせようと企んだが、その計畫は裡目に出てしまう。自らが馬に踏まれて重傷を負い、その結果、子供を産むことができない體となってしまった。

国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~-朱福(しゅふく)

朱福(しゅふく) 役

グアン・ラー(管樂)

何惟芳(か いほう)の親友であり、ブランド「花想容(かそうよう)」の共同創業者の一人。

朱福(しゅふく) は朱大娘(しゅたいじょう)の娘で、裡表のない真っ直ぐな性格の持ち主です。生まれつきの怪力と武術の心得があり、女俠客になることを夢見ていますが、その奔放さで母である朱大娘をいつもハラハラさせています。

母の紹介で何惟芳(か いほう)と出會い、二人はすぐに意気投合します。その後、秦勝意(しん しょうい)(しんしょうい)(しんしょうい)とも出會い、三人は義姉妹の契りを結びました。朱福は得意の武術を活かして、何惟芳の事業の発展に大きく貢獻し、三人の女性は次第に長安の都で確固たる地位を築いていきます。

国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~-秦勝意(しんしょうい)

秦勝意(しんしょうい) 役

シャオ・ユン(邵芸)

何惟芳(か いほう)の親友で、ブランド「花想容(かそうよう)」の共同創業者の一人です。素樸で心優しい性格の持ち主ですが、家が貧しかったために、父親によって米と引き換えに王擎(おう けい)に妻として売られてしまいます。

當初は気弱で臆病な性格から、夫である王擎からの長期にわたる暴力や虐待に抵抗できずにいました。その後、酒場で何惟芳(か いほう)と運命的な出會いを果たし、交流を深める中で友情が芽生え、二人は姉妹の契りを結びます。これを機に、彼女は何惟芳と共に「花想容」の事業を立ち上げる決意をします。

しかし、王擎の策略に騙され、意図せずして何惟芳が冤罪で投獄される原因を作ってしまいます。最終的に、王擎の非道な本性を悟った彼女は、積年の怒りを爆発させ、自らの手で彼を殺害するという悲劇的な結末を迎えます。

国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~-呂耕春(りょこうしゅん)

呂耕春(りょこうしゅん) 役

ソン・メイリン(孫美林)

花問屋の元締めである呂萬栄(りょ・ばんえい)の一人娘。心優しく、醫學に情熱を注いでいるが、女性であるというだけで醫者になる道を阻まれてしまう。

そのため、男裝して町へ出ては、人々を密かに治療していた。治療費が安く、その腕も確かであったことから同業者に妬まれ、追われる身となったところを何惟芳(か いほう)に助けられる。この出來事をきっかけに、彼女は惟芳らと友情を育んでいく。

やがて惟芳の勵ましを受け、自身の店を開くことを決意。薬膳を用いた化粧品などを販売する傍ら、念願の醫者として多くの人々の病を治していくことになる。