あらすじとネタバレ

二人の距離が急接近?スーイエの家で手料理ディナー

物語は、スーイエが漢方薬を買って帰るところから始まる。そこで偶然シーファンに会うんだ。スーイEイエはうちで薬膳料理食べない?って彼女を誘う。これ、もう完全にデートの誘い文句だよね。

シーファンは初めてのスーイエの家で、めちゃくちゃ緊張してた。そりゃそうだ。部屋の中をキョロキョロ見回しちゃう気持ち、よくわかる。スーイエはそんな彼女に、手作りの五味子(ゴミシ)の水を出す。彼はキッチンに立って、慣れた手つきで料理を始める。その姿をシーファンがそっと覗き込むシーン、すごく良かった。

仕事のパートナーへ、そして深まる謎

食事が始まると、シーファンは本題を切り出す。彼女のホテルで漢方を使った養生プロジェクトを始めるらしい。その顧問にスーイエがなってくれないかって頼むんだ。スーイエはあっさりOKする。ただ、病院に報告が必要だし、企画書も見たいって条件を付けた。仕事はきっちりやるタイプだね。

その夜、スーイエはシーファンを家まで送っていく。シーファンは料理してもらったお礼に、次は自分がご馳走するって約束する。いい流れじゃないか。

家に帰ったシーファンは、早速企画書作りに取り掛かる。スーイエのプロフィールが必要になってネットで検索するんだ。そしたら驚きの事実が判明する。彼、ただの医者じゃなかった。漢方医学の博士号を持ってて、経歴がものすごい。シーファンは、そんなすごい人の前で薬の処方をいじっちゃったことを思い出して真っ青になる。そんな時にスーイエから電話。早く寝なよって。この一言、やばい。

スーイエに懐く少年、ジャオ・ゾーの登場

場面は変わって病院。スーイエには、趙澤(ジャオ・ゾー)っていう小さな患者がいる。この子がすっかりスーイエに懐いちゃった。どこへ行くにもついて回る。目的は、自分の母親とスーイエをくっつけること。子供って素直だね。

話を聞くと、ジャオ・ゾーのお父さんはもう亡くなっているらしい。彼はスーイエに父親の姿を重ねて、お父さんって呼ぶようになる。スーイエも彼の境遇を思うと、強く訂正できないでいた。この状況を、同僚のカーシンがちょっと複雑な表情で見てるんだ。

薬草園での甘いひととき

シーファンの企画書は上司に大絶賛される。すぐに契約を結ぶように言われて、彼女はスーイエに連絡する。契約書の確認と、身分証の写真を送ってほしいって。ついでに、病院に顔を出すことも伝える。これを聞いたスーイエは、すごく嬉しそうだった。二人はお昼に薬草園で会う約束をする。

薬草園で、スーイエはいろんな植物をシーファンに紹介する。シーファンは、道端に生えてる赤い実が、自分の処方箋によく使う五味子だと知って驚く。スーイエはいたずらっぽく笑って、いくつか摘んで食べてみなよって渡す。シーファンが一口食べると、酸っぱくて苦くてしょっぱくて辛い、すごい味。彼女の顔を見てスーイエは大笑い。このシーン、最高に可愛かった。

衝撃のラストシーンお父さん!

二人はベンチに座って景色を眺める。スーイエの視線は、ずっとシーファンに注がれてた。もう好きって顔に書いてある。甘い雰囲気が漂って、二人の関係もいよいよか、と思ったその時。

スーイエの電話が鳴る。急患だ。彼は急いで病棟に戻っていく。でも、大事な顧問契約書をベンチに忘れていっちゃった。シーファンはそれに気づいて、契約書を届けようと彼の後を追いかける。

その瞬間だった。物陰からジャオ・ゾーが走り出てきた。彼はスーイエに駆け寄りながら、大きな声で叫んだんだ。

お父さん!

その言葉を聞いて、シーファンは完全に固まってしまう。ここで8話は終わり。いや、うそでしょ。一番いいところで終わるやつ。

第8話の感想

今回は、スーイエとシーファンの距離が一気に縮まった回だったね。特に薬草園でのやりとりは、見てるこっちが照れるくらい甘酸っぱかった。スーイエの優しさが本当に際立ってたな。手料理を振る舞ったり、夜更かしするシーファンを気遣ったり、患者の子供に優しく接したり。完璧超人かよって。

その一方で、ジャオ・ゾーのお父さん呼びがとんでもない爆弾になった。シーファンは絶対に誤解したはず。スーイエに隠し子がいたって思っても仕方ない。この誤解がどう解けていくのか、あるいはこじれるのか、すごく気になる。カーシンの恋心も少しずつ見えてきて、関係が複雑になっていきそうだ。甘いシーンと、ラストの衝撃的な展開。この緩急の付け方がうまくて、一気に引き込まれたよ。

つづく