何者かの悪意により、董董恩(ドン・ドンエン)に関する根拠のないデマがネット上で拡散されてしまう。誹謗中傷に傷つく彼女を、楼淵(ロウ・ユエン)は守ろうとするが、二人の考え方の違いから衝突が起きてしまう。そんな中、昏睡状態だったあの人物がついに目を覚ます!そして明らかになる、会社存続のために仲間が払ったある代償とは……?

「ワガママ社長の仰せのままに!」あらすじネタバレ22話

謎の投資金とネットの悪意

董董恩(ドン・ドンエン)は病院へ向かい、柯茂旭(コー・マオシュー)のお見舞いに訪れました。そこで彼女は、会社の口座に謎の150万元が振り込まれていたことを仲間に明かします。

投資元はなんと、韓春(ハン・チュン)が交渉していた韓氏グループでした。お金は届いたものの、肝心の韓春が戻ってこないことに、謝逸(シエ・イー)たちは首をかしげます。そんな中、医師の回診があり、柯茂旭(コー・マオシュー)の回復は順調でいつ目覚めてもおかしくないと告げられました。

一方、悪役たちも動いています。万会長から事実上のクビ宣告(長期休暇)を受けた蘇起(スー・チー)。彼は私物を取るふりをしてオフィスに忍び込み、隠しカメラを回収しました。

さらに厄介なのが麗麗安(リリアン)です。彼女は捌二(バーアル)スタジオの敗訴を知り、裏で工作を開始。ネット上に董董恩(ドン・ドンエン)を陥れるための、あることないこと書かれた暴露記事を拡散させたのです。

止まらない誹謗中傷

あっという間に、董董恩(ドン・ドンエン)に関する悪質なデマがネット中に広がってしまいました。男に色目を使って仕事をとった略奪愛だなど、ひどい言われようです。

事情を知らないネットユーザーたちは噂を信じ込み、董董恩へのバッシングは過熱するばかり。自称関係者による悪意ある動画まで出回る始末です。

その影響は実生活にも及びます。病院で董董恩は通りすがりの人から嘲笑され、水をかけられてしまいました。間一髪で謝逸が助けに入り、野次馬を追い払ってくれましたが、事態は深刻です。

楼淵(ロウ・ユエン)は心配のあまりしばらく身を隠そうと提案します。しかし、董董恩はやましいことはないとこれを拒否。二人は互いを想いながらも、対処法の違いから少しギクシャクしてしまいます。

奇跡の目覚めと韓春の犠牲

家に帰った董董恩を、親友の嗨妹(ハイメイ)が慰めます。さらに両親からの温かい励ましの電話を受け、張り詰めていた糸が切れ、彼女は涙を流しました。

その頃、病室では謝逸がネットの誹謗中傷動画を見て怒りに震えていました。すると、動画の音声を聞いた柯茂旭(コー・マオシュー)が、奇跡的に目を覚ましたのです!

意識を取り戻した柯茂旭は、韓氏グループからの出資と聞いて顔色を変えます。実は韓氏グループは、韓春が絶縁した父親の会社だったのです。韓春はかつて父と決別して独立したはず。彼が戻ったということは、何か大きな犠牲を払ったに違いありません。

切なすぎる解散の食事会

連絡がつかない韓春を探し、柯茂旭たちは会社へ乗り込みます。そこで待っていたのは韓春の父親でした。

父親は彼らを食事に招きますが、その態度は冷ややかです。韓春はこれから身を固めて家業を継ぐと宣言。この食事会は、韓春と仲間たちの手切れの場だと言うのです。韓春の夢を否定するような言葉に、みんな言葉を失います。

楼淵の反撃と揺るがない愛

麗麗安は、ここぞとばかりに楼淵に接近します。仕事の会食に同行し、泥酔した楼淵を自分の家に連れ込みました。うわ言で董董恩の名前を呼ぶ彼に対し、彼女は董董恩のふりをして迫ろうとします。しかし、楼淵は酔っていても騙されませんでした。

翌朝、麗麗安は昨夜、間違いがあったかのように装いますが、楼淵は冷静です。彼は麗麗安の嘘を完全に見抜いていました。君はターゲットを間違えたなそう冷たく言い放つと、ネットのデマも彼女の仕業だと突き止め、これ以上続けるなら容赦しないと警告します。

その後、楼淵は董董恩たちのために一肌脱ぎます。韓春の父親に連絡を取り、なんとか捌二スタジオの話を聞いてやってほしいと頼み込んだのです。楼淵の顔を立てて、父親はスタジオを訪れることを承諾。

柯茂旭たちは、自分たちの創業時の写真や実績を必死にプレゼンします。韓春と共に歩んできた情熱と絆を、父親に伝えようとするのでした。

第22話の感想

ネットでの誹謗中傷シーンは見ていて胸が痛みましたね。でも、そんな逆境でも逃げない董董恩の強さが素敵でした。そして何より、楼淵がカッコよすぎる!泥酔しても麗麗安の誘惑になびかず、翌朝ビシッと言い返すシーンはスカッとしました。柯茂旭が目覚めたのも嬉しいニュースですが、韓春が仲間のために自分を犠牲にしていたなんて……。このチームの絆に、思わず目頭が熱くなりました。

つづく