ついに明かされる真の黒幕。樓淵(ロウ・ユエン)は、かつてのライバルと手を組み、会社を脅かす巨大な悪に立ち向かいます。一発逆転をかけた最後の作戦の行方は?そして、すれ違い続けた二人の恋の結末は……。すべての伏線が回収される、感動と祝福の最終回です!

「ワガママ社長の仰せのままに!」あらすじネタバレ最終回・24話

真の黒幕は誰だ?

董董恩(ドン・ドンエン)の考えが、ついに一致しました。これまでの一連の騒動、特に鄭超(ジョン・チャオ)の裏切りについてです。

鄭超が蘇起(スー・チー)を告発したのは、単なる正義感ではありません。誰かの指示を受けて、牡丹と蘇起を共倒れさせようとしたのです。つまり、蘇起は本当の黒幕ではありませんでした。

真の敵は、三角グループの上層部に潜んでいます。その人物を引っ張り出さない限り、牡丹の危機は去りません。

そんな中、汪子剣(ワン・ズージエン)はいつものように原材料のチェックへ。倉庫のオーナーからいい牛肉が入ったと持ちかけられます。長年の付き合いを信用し、汪子剣(ワン・ズージエン)はその場で契約を決めてしまいました。これが罠だとも知らずに……。

昨日の敵は今日の友

一方、蘇起は窮地に立たされていました。三角グループを辞めたことで、約束されていた投資が白紙になってしまったのです。

そんな彼に連絡を取ったのは、なんと樓淵(ロウ・ユエン)でした。かつてはライバルでしたが、今は万(ワン)会長という共通の敵がいます。万会長の悪事の証拠を握っている蘇起と、反撃したい樓淵(ロウ・ユエン)。二人は手を組むことにしました。

逃亡を図ろうとしていた鄭超も、蘇起にあっさり捕まります。万会長がお前を守るわけがない、お前はただの捨て駒だそう諭された鄭超は震え上がり、知っている情報をすべて吐きました。

決戦の夜、ターゲットはゾンビ肉

その夜、楼淵(ロウ・ユエン)は董董恩(ドン・ドンエン)、汪子剣(ワン・ズージエン)を集めます。そこへ蘇起も合流しました。

作戦会議で明らかになったのは、万会長の恐ろしい計画です。なんと今夜未明、3トンもの品質の悪い冷凍肉(いわゆるゾンビ肉)を、正規の肉に混ぜて加工場へ送ろうとしているのです。この証拠さえ掴めば、万会長を追い詰めることができます。

柯茂旭(コー・マオシュー)が作業員に変装して潜入しました。しかし、現場にあるのは新鮮な肉ばかり。おかしい……そこで楼淵(ロウ・ユエン)はハッと気づきます。汪子剣が昼間に契約した、あの格安の牛肉こそが怪しいと。

悪事の露見、そして平和な日々へ

楼淵たちは急いで別の倉庫へ向かいます。読みは的中しました。万会長が部下に指示して、不正な肉を搬入させていたのです。

董董恩(ドン・ドンエン)がすかさずスマホで撮影を開始。万会長に見つかり、スマホを奪われそうになりますが、間一髪で警察が到着!万会長とその一味は一網打尽にされました。

この事件で三角グループの信用は地に落ち、牡丹への脅威は消え去りました。楼牡丹(ロウ・ムーダン)も安心して会社を楼淵たちに任せ、陳文徳(チェン・ウェンダー)と火鍋デートを楽しんでいます。

最高のプロポーズ

平和が戻ったあと、それぞれの人生も動き出します。謝逸(シエ・イー)はなんと憧れのアイドル・アイリーンと仕事ができることに。汪子剣はパパになることが判明し、幸せ絶頂です。祥徳グループから引き抜きを受けていた董董恩ですが、やっぱり仲間と一緒にいたいと断りました。成長した藍真真(ラン・ジェンジェン)もスタジオに戻ってきます。

そして、いよいよその時が。董董恩は楼淵への想いに応えるため、スタジオを飾り付けて逆プロポーズを計画していました。仲間たちが見守る中、想いを伝える董董恩。

すると楼淵も、隠し持っていた指輪を取り出します。なんと彼も、プロポーズの準備をしていたのです。二人は指輪を交換し、祝福の声と花火に包まれながら、幸せなキスを交わしました。

第24話の感想

ついに完結!まさかあの蘇起と手を組む展開になるとは、胸が熱くなりましたね。敵の敵は味方という展開は王道ですが、やっぱり燃えます。そしてラストシーン、お互いに指輪を用意していたダブルプロポーズにはニヤニヤが止まりませんでした。董董恩らしい、形式にとらわれない幸せな結末。見終わった後、とても温かい気持ちになれる素敵な最終回でした!

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