冷凍カプセルの中の二人、そして残された人々の20年

実験の失敗で、世間は大騒ぎ!ドンチャンのオンマは病院で気絶しちゃうし、あの腹黒局長はぜーんぶドンチャンのせいにして、助監督だったヒョンギに資料を全部燃やさせちゃったのよ!ひどくない?!おまけに、ドンチャンは失踪したってことにされちゃって…。

ドンチャンの彼女だったハヨンは、局長にうまいこと言いくるめられて、テレビ局の重要キャスターに抜擢。そして、なんと自分の口からドンチャンの失踪を発表させられるっていう鬼畜っぷり…。スタジオを出たハヨンが、ドンチャンとの幸せだった日々を思い出して泣き崩れるシーンは、こっちまで胸が締め付けられたわ。新人だったハヨンをドンチャンがどれだけ大切に育てて、愛を注いでいたか…。そりゃあ、声上げて泣いちゃうわよね。

ドンチャンの両親も、そりゃもう悲しみのどん底よ。あんなに賢くてハンサムだった息子が、突然いなくなっちゃうなんて…。オンマなんて、以前ちょっとしたことで「凍え死んじゃえ!」なんて悪態ついちゃったことを思い出して、まさかそれが現実になるなんて…って自分を責めてるの。あの日の家族の集まりで、みんなが幸せそうにしてるのを見て、ドンチャンが嬉しそうに紙飛行機を飛ばしてたシーンが、もう切なくて…。

一方、ミランの家族もテレビでミランの失踪を知って大ショック。特に弟のナムテは、いつも自分を守ってくれたお姉ちゃんがいなくなっちゃって、世界が崩壊したみたいに泣き叫んでたわ。毎日家の前でお姉ちゃんの帰りを待って、お姉ちゃんを呼ぶ笛を吹くんだけど、もうお姉ちゃんは帰ってこない…。このシーンも涙腺崩壊よ。

でもね、あの博士、実は生きてたの!謎の人物に研究室に閉じ込められてて、そこにはなんとドンチャンとミランが冷凍カプセルに入ったまま眠ってたのよ!

ミランのオンマは、お寺でお祈り中にあまりの心労で倒れちゃうんだけど、目が覚めたら謎の手紙が…。そこには、冷凍カプセルに入ったミランの写真と、「ミランは生きてるけど冷凍されてる。このことは絶対に秘密に。さもないとミランが危険になる」って書かれてたの。これを知った両親は、もちろん大喜び!で、周囲には「ミランは海外留学した」って嘘をつくことにしたのね。

時は流れて2000年。ミランの大学の友達は卒業式を迎えてるけど、ミランはいない…。以前、20年後の夢を語り合った時、ミランは「5階建てのビルを建てて、1階は弟のパン屋さん、2階から4階は家族と自分で住んで、5階は優しい人に貸すの!」なんて目をキラキラさせてたのにね。友達はミランが何も言わずにいなくなったことを不思議に思いながらも、「あの失踪したプロデューサーと駆け落ちしたのかも」なんて噂してたわ。

ドンチャンの行方不明ポスターは街中に貼られて、何年もドンチャンの家族は街頭で彼を探し続けてた。でも、時間と共に事件は風化して、警察の資料箱にしまわれちゃうの…。

そして2019年…ついに目覚めの時!

そして、一気に飛んで2019年!あの時の助監督ヒョンギは、すっかりおじさんになって、なんとバラエティ局の局長にまで出世してたわ!ドンチャンの初恋の相手ハヨンも、誰もが敬う重要キャスターになってたけど、ドンチャンの失踪以来、心を閉ざしちゃって「氷の美女」なんて呼ばれてるの。

そんなある日、ハヨンが冷凍卵子のニュースを読んでて、「冷凍人間」って言葉にドキッとするシーンがあるんだけど、これがまた伏線なのよねぇ。

世界中で冷凍人間が研究されてる中、本物の冷凍人間であるドンチャンとミランは、なんとあの博士によってついに目覚めの時を迎えるの!博士がボタンを押すと、冷凍カプセルの氷が溶けて、カプセルがゆっくり開いて…。博士が二人に薬を注射すると、20年間止まっていたドンチャンとミランの心臓が再び鼓動を始めたのよ!

ゆっくりと目を開けた二人…でも、その姿は20年前のまま!きゃー!どうなっちゃうの?!

20年も冷凍されてたから、外の環境に全然適応できなくて、体温も異常に低いの。病院で目覚めたドンチャンは、慌てて医者に「バラエティ局のヒョンギを呼んでくれ!」って頼むんだけど、ヒョンギはドンチャンが生きてたって聞いて、言葉も出ないくらいビックリ!

ドンチャンの家族も病院に駆けつけるんだけど、20年前と全く変わらない姿のドンチャンを見て、みんな口をあんぐり開けたまま固まっちゃうの。ドンチャンが「アッパ(お父さん)!」って声をかけるんだけど、目の前にいるのは、なんとお父さんそっくりに年老いた弟だったのよ!これには家族全員、衝撃で気絶!病院は大騒ぎよ。

目覚めたドンチャンは、一夜にして老け込んだ(ように見える)家族や周囲の人たちに、もう何が何だか分からない状態。病室を飛び出して、そこが2019年だって知って、恐怖と信じられない気持ちでいっぱいになっちゃうの。

一方のミランも、ふらふらになりながら昔の家にたどり着くんだけど、ドアをこじ開けたら中はもぬけの殻…。近所の人から家族が引っ越したことを知らされるの。家族に電話しようにも、携帯は壊れてるし、ミランの記憶は20年前で止まってるから、警察にも家族の手がかりを伝えられないのよ。

ミランが警察に身分証を出すんだけど、見た目は20歳なのに、身分証には「1976年生まれ」って書いてあるから、警察も「え?44歳?!」って混乱。カバンの中身も1999年のものばかりだしね。

なんだかんだあって、ミランのオンマがやっと娘からの電話を受けるんだけど、ミランはちょうど警察署を出て、大学の友達を探しに行っちゃった後なの。大学の垂れ幕には「2019年」って書いてあって、ミランはそこで初めて時間の流れを突きつけられて、茫然自失…。

つづく