いきなり失恋?!ホンドの恋の行方はいかに…

物語は、主人公のキム・ホンドが、かつての教え子であるシン・ユンボクに愛の告白をするシーンからスタート!カフェでね、勇気を振り絞って「好きです!」って伝えたんだけど…まさかの秒速玉砕!しかも、遠くのテーブルからバッサリよ!それでも諦めきれないホンド、なんと多言語でアタックを続けるんだけど、店員さんにやんわり追い出されちゃう始末…。30歳のホンドにとって、6歳年下のユンボクにいつまでも「先生」って丁寧に扱われるのが、もどかしくて仕方ないみたい。わかるわ~その気持ち!

謎の男ユンボク、その正体は…?

場面は変わって、怪しげな私設オークション会場。盗まれた美術品が取引されてるんだけど、そこに颯爽と現れたのが、なんと朝鮮時代の衣装に身を包んだユンボク!え、さっきホンドを振った彼よね?!警備員をバッタバッタとなぎ倒し、会場のドアをロック!「盗人どもめ!」とばかりに、扇子と拳で悪党たちを成敗しちゃうの。もう、アクションシーンがカッコよすぎ!そして、警察が到着して悪党たちが連行される中、ユンボクは悠々と盗品をチェック。一体何者なの、この人?!

実はユンボク、世界遺産にもなっている城山村っていう、朝鮮時代の伝統と美意識を今に伝える村の中心人物なんですって。村長や文化財庁の人と、ここ3年で盗まれた文化財の数について話してるんだけど、ユンボクは贋作を見抜く目も持ってるみたい。オークションから逃げたトラック1台分の盗品がソウルに向かったってことで、ユンボクは若い女武士のユンアと一緒に、それを取り戻すためにソウルへ向かうことになるの。

ホンドの日常と、新たな恋の予感…?

一方、私たちのホンドは、ファッション業界の底辺で働くアシスタントデザイナー。気難しい先輩デザイナーの雑用係で、もう一人の先輩も加わって板挟み状態。見てるこっちが胃が痛くなっちゃうわ…。そんな彼女の唯一の癒やしが、イケメン同僚のドヨン。他の人には見せない優しさを、ホンドにはこっそり見せてくれるのよ。これは…期待しちゃうじゃない!

ホンドの家には、ドヨンとのツーショット写真やファッション雑誌の切り抜きがいっぱい。弟が仕事の残り物を食べることに文句を言ってる横で、ホンドはアンティークミシンに向かって、コンテストの応募ポスターを眺めてる。ドヨンのために手作りのバッグを作ってプレゼントしようとするんだけど、「ブランド物の方が喜ぶんじゃない?」って弟に言われちゃうの。うーん、手作りって気持ちはこもってるけど、難しいところよね。

そして翌日、やっぱりドヨンは別の同僚からもらったブランド品に大喜び。ホンドがこっそり手作りバッグを渡そうとしたら、その同僚が戻ってきちゃって、ドヨンったら「誰かの忘れ物みたい」なんて言うのよ!ひどいわ、ドヨン!

ソウルでの追跡劇と、まさかの鉢合わせ!

ソウルに着いたユンボクは、盗品の情報屋と接触。品物を確認するためにユンアとクラブへ向かうんだけど、ユンボクの服装が原因でまさかの入場拒否!そりゃそうだわよね(笑)。ユンアはちゃっかりオシャレな服に着替えて、一人で潜入捜査を開始。

その頃、ホンドはカフェでドヨンにブランド品のプレゼントを渡して、ディナーに誘うんだけど、「家族と約束があるから」って断られちゃうの。仕方なく弟と食事に出かけたホンド。そこで珍しい朝鮮時代の料理を注文すると、レストランの支配人ジュノがサービスしてくれて、料理の歴史まで説明してくれるの。このジュノも、なんだか気になる存在ね。

クラブで潜入捜査中のユンアは、VIPエリア以外はくまなくチェック。でも手がかりは見つからず、常連になってVIPエリアを調べるしかないって結論に。

そして、ホンドが食事をしていたレストランで、事件は起こるのよ!隣の席に、なんとホンドの上司ヒャンギとドヨンが!しかもドヨン、ホンドがカフェで言ったのと同じようなセリフをヒャンギに囁いてるじゃないの!さらに、ホンドがプレゼントしたシャツを着て、「デートのために買ったんだ」なんて言ってる!もう、ホンドじゃなくても我慢できないわ!仕切りから顔を覗かせたホンドに、みんなビックリ。ドヨンに店の外に押し出されると、ヒャンギが「二人がこっそり付き合ってること、誰にも言わないで!」って懇願してくるの。なんですってー?!ホンドは焼酎を一気飲みして、二人を追いかけ、ドヨンが着ていた(ホンドが買った)シャツを掴んで問い詰めるの。「どうして私にこんなひどい仕打ちをするの?!」もみ合っているうちに、ホンドは後ろに倒れそうになるんだけど…その瞬間、誰かにガシッと支えられるの。そう、それがユンボクだったのよ!運命の再会、キターーー!

衝撃の事実と、7年越しの再会

翌朝、ホンドは昨夜の出来事が夢だったと思いながら目を覚ますの。でも、会社に遅刻して行くと、ドヨンとヒャンギが交際を発表!しかも3ヶ月も前からですって!みんなが二人を祝福する中、ホンドは掃除機を大音量でかけながら、八つ当たり状態。ドヨンは一日中ホンドを避けまくり。そりゃそうよね…。

一方、ユンボクとユンアは、ソウルでの仮住まいとして、家具付きの屋上部屋に引っ越し。別の場所では、レストラン支配人のジュノが孤児院に贈り物を届けていたわ。この人も何か秘密がありそうね。

その夜、ホンドはドヨンと対決するんだけど、彼は全く反省の色なし。「付き合ってたわけじゃないだろ」ですって。キーーーッ!家に帰ってヤケ酒をしながら悲しい歌を歌うホンド。ドヨンにブロックされてることに気づいて、さらにどん底へ…。ボロボロの状態でビールを買いに出たホンドは、いつもの韓服姿のユンボクとバッタリ!フラッシュバックで、彼が7年前に会った元教え子だと気づくの。

当時、家出して学校に転校してきたユンボク。服装や言葉遣いのせいで、みんなからいじめられたり、先生からも変人扱いされたりしてたんだけど、ホンドだけは彼に優しく、励ましてあげてたのね。コンビニの前で、ユンボクは当時の感謝の気持ちを込めて、ホンドに花を渡すの。自分のみすぼらしい姿にパニックになるホンド。そして、レストランの前で自分がユンボクの韓服を剥ぎ取ろうとした失態を思い出しちゃうのでした…。

つづく