『クレイジーラブ』第 7 話 ネタバレ

ジャガイモ一つに揺れる男心…ノ・ゴジンの意外な一面

前回、シナが置いて行ったジャガイモを手に、ノ・ゴジン社長、意外にもセンチメンタルになってましたね。シナが降りたであろう場所を探しに行ったものの、時すでに遅し…。ポツンと残されたジャガイモを見つめながら、幼い頃のおばあちゃんとの思い出や、シナのお父さんがくれた温かいジャガイモのことを思い出して、柄にもなくしんみり。

「俺が悪かったのか…?」なんて、あの傲慢社長が珍しく反省モード!?でも、すぐに「いや、俺は間違ってない!」とジャガイモをテーブルに投げつけちゃうあたり、やっぱりノ・ゴジン(笑)。でもね、床に転がり落ちたジャガイモを結局拾っちゃうあたり、根は優しいのかも…?シナに謝るべきか、いやプライドが許さない!と、一人で激しく葛藤する姿は、ちょっと可愛くも見えちゃいました。

絶望の淵から見えた光?シナ、ゴジンを許す

一方、シナは自分の病気のこともあって、もうメンタルはどん底…。街で見かけた交通事故の光景がフラッシュバックして、涙が止まりません。そんな中、ふらふらとゴジンの家に戻ったシナが見たものは…なんと、ヨーグルトの蓋を舐めたり、首のヨレたTシャツを着ちゃってる、いつもの完璧な社長とは程遠いゴジンの姿!

「なんだ、この人も普通の人間じゃん…」

そう思った瞬間、シナの中で何かが吹っ切れたみたい。自分の死をゴジンのせいにするのはやめよう、と彼を許す気持ちになったんですね。このシナの心の変化、グッときました。

ゴジンのトラウマとシナの優しさ

翌朝、ゴジンに「感謝すべきは感謝し、謝罪すべきは謝罪しなきゃ」と諭すシナ。そして、ゴジンが大嫌いな玉ねぎの秘密も明らかに!子供の頃、貧しくて毎日玉ねぎ料理ばかり食べさせられ、周りの子から「玉ねぎ」ってあだ名でからかわれた辛い過去があったんですね…。それを聞いたシナ、「記憶喪失のフリしてる間に食べてみたら?案外平気かもよ?」なんて優しい言葉をかけるんです。この二人の距離が少しずつ縮まっていく感じ、いいですよね!

シナの置き土産は…5.5cmの悪夢!?

会社では、同僚にお菓子を配って良い子キャンペーン中のシナ。でも、嫉妬メラメラのマ・ウンジョンは面白くない様子。ミシェル・リーに靴が偽物だと指摘されたり、借金の催促電話がかかってきたりと、ウンジョンも色々大変そう…。

そして、ついにシナは辞職を決意!でも、ただ辞めるわけじゃないのがシナ流(笑)。なんと、ゴジンのお気に入りのもの全てを、ゴジンがこだわる「5.5cm」にちなんで、徹底的に破壊!洋服も、サボテンまでもが餌食に…!これにはゴジンもブチ切れ!「イ・シナーーー!ただじゃおかないからな!」って叫んでましたけど、そりゃ怒るわ(笑)。

オ・セギ秘書に辞表を提出したシナ。セギは、シナが仕事の掛け持ちで疲弊していると思い、後任への引き継ぎを条件に辞職を認めます。

それぞれの思惑と過去

その頃、ペク・スヨンはゴジン傘下の講師を引き抜こうと画策。彼女の父親は「手に入らないなら壊してしまえ」なんて、物騒なことを…。スヨンには、過去にゴジンを守るために自分の結婚を犠牲にした辛い過去があるみたいで、なんだか複雑な事情を抱えていそうですね。

シナ、人生最後の(つもりの)親孝行

死を覚悟したシナは、故郷へ。弟のイ・スホには俳優の夢を追うためのお金を渡し、お父さんにはたくさんの手料理を振る舞い、「再婚してもいいんだよ」なんて言葉も。お父さんの「辛いことを乗り越えれば、幸運がやってくる」という言葉が、シナの心に染みます…。

まさかのどんでん返し!そして、衝撃の告白!

ソウルに戻り、これが最後かと街の景色を目に焼き付けるシナ。そして、遺影を撮ろうと写真館へ向かったその時…!病院から電話が!

「イ・シナさん、あなたの病気…誤診でした!」

ええええええーーーっ!?!?

もう、びっくり仰天!死ぬんじゃなかったの!?シナ、喜びと安堵でいっぱい!…だったのも束の間。自分がゴジンにしてきた数々の仕打ちを思い出して、今度は恐怖で真っ青に!

慌ててゴジンの家から荷物を持って逃げ出そうとするシナ。しかし、そこへゴジンが登場!そして、追い打ちをかけるように衝撃の一言が…!

「イ・シナ、俺は…記憶喪失なんかじゃない」

…え?…えええええーーーーーーっ!?!?

シナ、持っていたスーツケースを落とし、完全にフリーズ。いや、こっちもフリーズですよ!まさか記憶喪失じゃなかったなんて!

もう、最後の最後まで気が抜けない展開でしたね!誤診だったことも、ゴジンが記憶喪失じゃなかったことも、衝撃的すぎ!一体これからどうなっちゃうの!?

『クレイジーラブ』第7話 感想

『クレイジーラブ』第7話、今回も本当に濃密な一時間でしたね!シナの余命宣告がまさかの誤診だったとは…!一度は絶望の淵に立たされた彼女が、生きる希望を取り戻した瞬間の安堵感は計り知れないものがあったでしょう。しかし、それも束の間、ゴジン社長への数々の「置き土産」を思い出し、真っ青になるシナの姿には思わず笑ってしまいました。

そして何と言っても、ラストのゴジン社長の衝撃告白!記憶喪失じゃなかったなんて、一体いつから気づいていたんでしょうか?シナの行動を全て知った上で、どう出るのか…。彼の真意が気になって仕方がありません。ジャガイモ一つで過去を思い出し葛藤する人間味あふれる姿や、玉ねぎにまつわる切ない過去など、傲慢なだけではない社長の新たな一面も見え隠れし、物語に深みが増したように感じます。シナとゴジン、二人の関係がこれからどう変化していくのか、目が離せませんね。登場人物それぞれの思惑も絡み合い、今後の展開が非常に気になります。

つづく