いや~、始まりましたね!『君は天国でも美しい』。初回からもう、涙腺崩壊と笑いが止まらない、感情ジェットコースターみたいな展開でしたよ!早速、第1話の濃密すぎる内容を、熱量たっぷりにお届けします!
金貸しのおばあちゃん、その裏の顔は…?
物語の主人公は、イ・ヘスクおばあちゃん。冒頭から、借金取り立ての現場で大立ち回り!債務者の母親になりすまして、まんまと貸したお金を回収しちゃうんですから、もう肝っ玉が据わってるなんてもんじゃない!そばには、幼い頃に虐待されていたところをヘスクに助けられ、それ以来彼女を母のように慕うイ・ヨンエがいます。
ご近所では「冷酷非情な金貸し」として煙たがられているヘスクですが、実はそれ、愛する夫のためだったんです。夫のコ・ナクジュンは、若い頃の悲しい事故が原因で寝たきり。ヘスクは、その夫を何十年も献身的に介護し続けているんですね。この夫婦愛の深さには、もう、いきなり胸が締め付けられました…。
ある日、ヘスクは債務者の一人が亡くなったことを知ります。悲しみにくれる遺族の前でも、彼女は毅然とした態度でお金を要求。ここで、ナクジュンの事故の保険金で金貸しを始めたという過去が明らかに…。周囲からの罵詈雑言を浴びながらも、彼女は自分の道を突き進むしかないんです。
帰り道、ふと「私、地獄行きかしら…」なんて考えちゃうヘスク。その夜、本当に地獄の夢を見てしまい、ナクジュンと死後も離れ離れになることを恐れます。切ないですよねぇ…。
「80歳の君が一番美しい」愛の言葉と忍び寄る影
翌日、ヘスクはナクジュンに花を届けます。するとナクジュン、「80歳になった君が、今までで一番美しいよ」なんて言うんですよ!もう、このセリフだけでご飯三杯いけます!
その後、教会で罪の許しを請うヘスク。でも、また不吉な夢を見てしまいます。夫の部屋の前に立つ死神…。慌てて家に帰ると、愛猫のソーニャが、眠る夫のそばで冷たくなっていたんです。ヘスクは「ナクジュンを守ってくれてありがとう」とソーニャを丁重に埋葬します。ペットロスも重なって、ヘスクの心労は計り知れません。
訪れる別れ、そして新たな旅立ち
季節は巡り、1年後。ついに、ナクジュンが静かに息を引き取ります。悲しみに打ちひしがれるヘスクは、薬を飲むことさえやめてしまいます。それでも日常は続き、ヨンエと借金の取り立てへ。そこでヘスクは、ヨンエが債務者の息子に気があることを見抜き、おせっかいを焼こうとします。でも、ヨンエはこれがヘスクなりの「手放し」だと気づき、感情的に。ヘスクは「もう疲れたのよ、人のために生きるのは」と本音を漏らすのでした。
ヨンエはヘスクに、市場の商人たちが投げてくる物を傘でかわす「傘テクニック」を教えてほしいと頼みます。それから1年、ヘスクは自分の知恵と経験をヨンエに伝授。そして、ヘスクもまた、静かにこの世を去るのでした…。
天国への地下鉄!?驚きの死後の世界
ヘスクのお葬式。そこに現れたのは、なんと死神!彼はヘスクの魂を蘇らせ(というか、魂がフワフワしないように重力を与える感じ?)、死後の世界が今や全自動化されていることを説明。ヘスクは、最終目的地へ向かう「地下鉄」を予約されるんです。え、天国って地下鉄で行くの!?ってツッコミたくなりますよね(笑)。
この世のものとは思えない地下鉄では、乗客が次々と地獄の駅で降ろされていきます。ヘスクはドキドキしながらも、自分の目的地が天国だと知って一安心。天国に入る前には、現世の持ち物を全て手放さなければならない関所があります。そこでヘスクは、子供を助けて亡くなった消防士と、その助けられた子供(彼女も天国へ)が感動の再会を果たし、天国で一緒に暮らすことを選ぶ姿を目撃します。泣ける…。
ヘスクは「誰かに選ばれなければ、一人で暮らすことになる」と告げられます。でも大丈夫!ナクジュンはとっくにヘスクを選んでくれていたんです。もちろん、ヘスクもナクジュンを。あぁ、もう、この夫婦愛、どこまで深いの!
まさかのサプライズ!天国での再会は…
天国でどんな姿でいたいか、年齢を尋ねられるヘスク(一度決めたら変更不可!)。20代の若々しい頃を思い浮かべますが、ナクジュンの「80歳の君が一番美しい」という言葉が蘇り、おばあちゃんの姿のまま天国へ行くことを決意します。
そして、いよいよ天国の我が家へ!ヘスクが選んだのは、もちろんナクジュンとの思い出が詰まった家。しかし、そこで待っていたのは…なんと、若かりし頃のナクジュンだったんです!「えええええ!?」ってなりますよね!?ヘスクおばあちゃんと青年ナクジュンの、ちょっとコミカルで、でもやっぱり愛おしい再会。
つづく