悪夢の始まり:14年前の任務
物語は14年前、ジンマンが傭兵として活動していた時代に遡ります。ある外国で韓国人を救出する任務の最中、彼らは敵の激しい銃撃にさらされます。ジンマンから少し離れた場所では、ソンジョと同僚がまさに絶体絶命!そこへ現れたのが…そう、あのベイルです。彼の圧倒的な戦闘力で、窮地を脱します。
屋上で狙撃手として配置につくジンマンたち。下ではベイルが建物の入り口を死守。形勢は逆転し、ジンマンたちは勝利を収めます。そこにはパシンもいましたね!しかし、1時間もベイルとソンジョからの連絡が途絶え、ジンマンは彼らを探しに向かいます。
屋上で休息していたソンジョ。新人の隊員がベイルを探しに行くと、なんとベイルが無実の市民を殺害している現場を目撃してしまうんです!駆けつけたソンジョは、しかし驚いた様子もありません。新人がこれを見過ごせないと抵抗すると、ベイルとソンジョは彼を殺害…。そこにジンマンが現れます。さらに、幼い少年が現れると、ベイルはためらうことなくその子まで手にかけます。もう、この時点でベイルの異常性が際立ってますよね…。
場面は変わり、民間人殺害の罪で起訴されるベイルの法廷シーンへ。
歪んだ正義と忠誠心
ロッカールームでの回想シーン。ソンジョはジンマンに対し、「ジンマンはいつも任務を優先するが、ベイルは俺たちの命を優先してくれる」とベイルを擁護します。この部屋にはパシンや双子の傭兵もいました。ジンマンはヨンハンにもベイルへの疑念を語りますが、ヨンハンは「ベイルには魂がない、殺人マシーンだ。この件は忘れろ」と一蹴。さらに、「お前とベイルはそう変わらない」とまで言う始末。いやいや、全然違うでしょ!
法廷で、ジンマンは「ベイルが殺人を犯すのを見ていない」と証言し、結果、ベイルは無罪に。ヨンハンとの会話に戻り、彼はジンマンに「ベイルをコントロールできるのはお前だけだ」と言い、ジンマンも同意しますが、自分の作戦にベイルを入れないよう要求します。
チームは飛行機で移動しますが、機内の空気は最悪。ソンジョがルールに厳格なジンマンを挑発し、それに反発したパシンと乱闘騒ぎに。双子の傭兵もソンジョに加勢しますが、ベイルの一言で彼らは静まります。ベイルの異様なカリスマ性、恐ろしすぎ…。
最後の共同任務、そして決別
ジンマンの次の任務は、巨大麻薬組織のディーラーの捕獲。ヨンハンはこれがベイルと組む最後の任務だと約束し、ある男の写真をジンマンに見せ、生け捕りにするよう指示します。
隊長として出発前にベイルに指示を出すジンマン。しかしベイルは、ジンマンが自分を疎んでいることを見抜いていました。任務中、ベイルと同僚は非武装の男2人に遭遇。ジンマンの指示は彼らを警察に引き渡すことでしたが、ベイルは彼らにナイフを投げ渡し、「武装した」状態にしてから殺害します。もう、やりたい放題…。
一方、ジンマンとパシンはターゲットであるタオという男を追跡し、捕獲。別の建物では、ソンジョが金目の物を探していると、人身売買の犠牲者と思われる4人の民間人女性を発見します。彼女たちは助けを求めますが、ベイルはなんと部屋に手榴弾を投げ込み、全員を殺害!その音を聞きつけ駆けつけたジンマンは、何が起こったかを知り激怒します。
銃が向けられますが、ソンジョが皆をなだめます。ジンマンは場所を爆破して帰国するよう指示。しかし、彼はベイルの行動を会社に報告するつもりでした。爆薬を仕掛けている最中、ジンマンはもう一人の人身売買の犠牲者である女性を発見します。それが…ミンヘだったんです!運命の出会いですね!
建物の外で、皆が車に乗り込み、ジンマンは先に行くよう指示。そしてミンヘを助けに戻りますが、不幸にもベイルが戻ってきてしまいます。ミンヘは逃げ、ジンマンとベイルは対峙。激しい戦闘の末、ベイルがジンマンに致命傷を与えようとした瞬間、ミンヘがベイルを撃ちます!ナイスショット、ミンヘ!
ベイルはジンマンに「今ここで俺を殺さなければ、お前が知る人間、愛する人間を皆殺しにする」と告げます。ジンマンは彼を撃とうとしますが、爆薬のカウントダウンが迫り、ジンマンとミンヘは脱出を余儀なくされます。ジンマンはベイルが死んだものと思い込みます。
偽りの報告と新たな脅威
帰国後、ジンマンは「反乱軍に追い詰められ、ベイルは死亡した」と嘘の報告をします。そしてヨンハンに休暇を告げ、仕事を辞めます。ジンマンが去った後、ヨンハンは誰かに電話し、ジンマンに尾行をつけるよう指示。やっぱり信用してなかったんですね…。
ベイルのロッカーを片付けていたソンジョは、高級腕時計を発見。彼とチームは、弔いとしてベイルの残りの所持品を燃やします。後日、バス停で待っていたジンマンは、遠くから自分を見ている男に気づきます。別の男がジンマンに微笑みながら近づいてきますが、ジンマンは見張られていることをジェスチャーで伝えます。
その男はジンマンのそばを通り過ぎる際、車のキーを落としていきます。その後、ジンマンは兄に電話し、8年ぶりに家族のもとを訪れます。一方、射撃の練習をしていたソンジョの背後に、一人の男が近づきます。それは…なんと、新たな火傷の痕を顔に刻んだベイルでした!うわあああ!生きてたのか、ベイル!ここで第6話は幕を閉じます。鳥肌が止まらないラストでした!
つづく