今回は、禁酒令が敷かれた朝鮮時代を舞台にした、ハラハラドキドキのロマンス時代劇『花が咲けば、月を想い』の第1話と第2話を早速レビューしちゃうよ!もうね、初回からぶっ飛ばしてて、目が離せない展開だったの!

このドラマ、ありがちな幼少期の出会いとか、そういうのは一切ナシ!いきなり10年後、王様が禁酒令を発令した後の世界からスタートするんだ。斬新でしょ?

【花が咲けば、月を想い】1-2話あらすじネタバレ

まさかのヒロインは…パワフルお嬢様?!

まず登場するのが、我らがヒロイン、カン・ロソ(演:ヘリ)。貴族のお嬢様なんだけど、家は火の車で借金まみれ…。生活のために、文字通り「肥だめを漁る」ような汚れ仕事までこなす、たくましい女性なの。現代ドラマのヒロインみたいに、いろんなバイトを掛け持ちして頑張ってる姿が、もう健気で応援したくなっちゃう!なのに、お兄ちゃんは科挙に合格するために役人に賄賂を渡そうとして、さらに借金を増やすっていうね…もう、しっかりしてよお兄ちゃん!って感じ(笑)。

堅物エリート監察官との最悪の出会い!

そんなロソが出会うのが、ナム・ヨン(演:ユ・スンホ)。田舎から科挙を受けに都・漢陽(ハニャン)へやってきた、超真面目で堅物なエリート。弓の腕もピカイチなんだって!彼は「絶対に上位3位以内に入って、出世街道を駆け上がるぞ!」って意気込んでるんだけど、なんと試験は縁故主義が横行してて、結果は4位…。

落ち込むヨンを、お付きのチュングム(演:キム・ギバン)が慰めるんだけど、プライドの高いヨンは不機嫌モード全開。合格者発表のセレモニーでも、ムスッとしちゃってさ。そんな時、前日の試験問題が「禁酒法を強化するには?」だったこともあって、セレモニーで出されたお酒に疑念を抱くの。

「これ、罠じゃね?」って感じで飲まなかったヨン。そしたら案の定、王様(演:チョン・ソンイル)と主席秘書官のイ・シフム(演:チェ・ウォニョン)が仕掛けた最後のテストだったの!王室を牛耳ろうとするチョ家とヨン家の人間を炙り出すためのね。お酒を飲んじゃった人たちは失格。結果、ヨンが唯一の合格者になっちゃった!棚ぼたラッキー?いやいや、実力だよね!

運命の(?)出会いはドタバタ劇!

恥ずかしながらも主席合格者として、高価なレンタル馬に乗って街をパレードするヨン。一方、ロソは兄の借金取りを追って入った隠れ酒場で、お忍びで酒を飲みに来ていた世子(セジャ)のイ・ピョ(演:ピョン・ウソク)と出会うの。ピョは、父親である王様の禁酒令に反発してるんだよね。

二人は「ここのお酒、質悪いよね~」なんて意気投合。でも、近くの席の男たちが、ピョの母親が彼の敬愛する異母兄で元世子のソンヒョン(演:パク・ウンソク)を殺したなんて言い出して、ピョはブチ切れ寸前!さらに、その男たちがロソに絡み始めたもんだから、ピョが助けに入るんだけど、酔っ払いたちが追い出された直後、なんと禁酒官たちが密造酒場に踏み込んできたの!

ピョとロソはなんとか逃げ出すんだけど、ロソったら逃げる途中で酒場のお金をちゃっかり盗んでる(笑)。大胆不敵すぎる!先を走っていたピョは、偶然通りかかったヨンの馬を見つけて「馬、貸してくんない?」って頼むんだけど、もちろん堅物ヨンは拒否。するとピョ、まさかの怪力でヨンを馬から引きずり下ろして、道端にポイッ!韓ドラあるあるだけど、ヨンはロソの上にドーン!と倒れ込んじゃって、ロソがせっかく手に入れたお金がパーに…。

高価な馬を盗まれたヨンはカンカンだし、ロソも大金を失って激おこ。「お嬢様らしくしろ!」って説教するヨンに、ロソは「はぁ?」って感じで一喝。もうね、二人の第一印象も第二印象も最悪(笑)。これぞ、まさに「最初は犬猿の仲、からの恋?!」ってやつを期待しちゃうよね!

まさかの同居生活スタート?!そしてロソの決意!

宮殿に戻った王様は、ピョが腐敗した王室を将来まとめられるか不安に思ってる。そこでシフムは、禁酒法をさらに厳しくして、王位を狙う者たちの目をそらすことを提案するの。翌日、王様は「酒造りは米の無駄遣いだ!」って改めて宣言して、禁酒局を拡大し、違反者への罰則を強化することを発表。

でも、もう遅い!ロソは、密造酒ビジネスが儲かることに気づいちゃったんだよね。父親から教わった知識を活かして、自分でお酒を造り始めるの。ところが、借金の利子を払うために兄が見つけてきた新しい間借人が、なんとあの堅物監察官のヨンだった!ロソの危険なビジネスは、さらに危険度MAXに!お手伝いのチュングム(演:ソ・イェファ)に助けを求めて、商品を移動させることに。

一方、ヨンも順風満帆とはいかないみたい。世子ピョとのいざこざで、ピョに目をつけられちゃったの。ピョは他の禁酒捜査官をそそのかして、ヨンを辞職に追い込もうとするの。そして、「酒類販売業者を5人逮捕できなかったら辞める」っていう賭けをすることに。どうやら、製造業者や消費者よりも、販売業者を見つけるのが難しいみたい。

でも、ヨンはただのガリ勉君じゃなかった!チュングムを使って使用人たちのネットワークから情報を得て、貴族に酒を供給している人物を特定していくの。そして、同僚たちがイラっとするのもお構いなしに、逮捕者リストを公開して、一人捕まえるごとに印をつけていくっていうね。意外と負けず嫌い?(笑)

移動式酒屋、大繁盛!そして忍び寄る影…

その頃、ロソは廃墟になった薬局で酒を醸造・保管しつつ、なんと移動式の屋台で直接消費者に酒を売るっていう画期的なアイデアを思いつくの!これなら警察に捕まりにくいし、ビジネスも続けやすいもんね。ロソの酒はすぐに地元で評判になって、大人気に!でも、その人気がヨンのレーダーに引っかかっちゃうんだよね…。

ヨンがロソの屋台を見つけそうになるんだけど、間一髪のところで、寝酒がないと眠れないピョが現れて、ロソに絡んでたチンピラたちを撃退!ヨンが見つけたのは、ピョが揉み合いの時に落とした翡翠の玉だけ。ロソたちは無事に逃げて、桜の木の下で祝杯をあげてるんだけど、チュングムがお邪魔虫みたいになってて、ちょっと笑えるシーンだったな。

夜遅く帰宅したロソ。家の外では、ヨンが拾った翡翠の玉を調べてる。ヨンはロソの髪に花びらがついているのに気づいて、それを取ろうと手を伸ばすの。ロソはドキッ!…としたわけじゃなくて、ピョからもらったお揃いの翡翠の玉を落としちゃって、それを隠すのに必死だったの(笑)。ヨンは「あまり夜遅くまで出歩かないように」って忠告するんだけど…。

もちろん、ロソはそんな忠告聞くわけないよね!ビジネスは絶好調で、ガンガン稼ぎまくるロソ。でも、彼女の質の高いお酒が、薄めた酒で市場を独占しようとする別の密造業者の目に留まっちゃうの。こいつ、絶対ヤバいやつじゃん…。彼がロソに手を出す前に、ヨンたち禁酒官がロソとチュングムを追い詰める!二人は逃げて、交差点で別々に分かれるんだけど、ヨンはロソを猛追!揉み合いの末、ヨンはロソを壁に追い詰めて、仮面を外そうと手を伸ばす…!桜の花びらが舞う中、ヨンはロソの瞳に見覚えを感じて…。

ここで、まさかの「つづく」!えー!気になるじゃん!ヨンがロソの正体に気づくには早すぎると思うから、来週は何か邪魔が入るんじゃないかなって予想してるけど…でも、このドラマ、展開が早いから、もしかしたら気づいちゃうかも?!

つづく