悪徳商人ども、お前らの薄っぺらい酒の出る幕はもうないぜ!我らがヒロイン、カン・ロソが起業家精神あふれる女性たちとタッグを組んで、その有能っぷりを見せつけちゃうんだから!一方、男たちは…うーん、ちょっと頼りないかも?(笑)
『花が咲けば、月を想い』7-8話 あらすじネタバレ
揺れる心と暴かれる過去、そして新たな絆
前回のおさらい…と思いきや、今回はちょっと時間を巻き戻してスタート!そう、エジンお嬢様がまたまたかんざしをスろうとしてた、あの瞬間の数時間前から。そこに颯爽と現れたピョ様がかんざしを買い与えちゃって、エジンのハートをがっちりキャッチ!でもね、忘れちゃいけないのが、エジンは堅物監察官ヨンと婚約中ってこと。ヨンの父ちゃんは「夏前に結婚しないと、ロソとピョのせいでヨンの未来が台無しになるぞ!」なんて占い師に言われちゃって、結婚を急かしてるんだよね。エジンは自分の気持ちに従って婚約破棄したいんだけど、ヨンの方はロソへの募る想いに蓋をして、家と社会への義務を果たそうと必死。うーん、切ない!
一方、我らがロソは自分自身への義務を果たすべく奮闘中!ヨンへの気持ちは自覚してるけど、彼との叶わぬ恋に夢見るより、自分の未来を築く方が賢明だって分かってる。でも、光州から帰ってきてヨンと夜更けに会っちゃったことで、一つ気づいたことがあるみたい。「もう嘘つくの、疲れたよ…」ってね。
そしてロソは、ウンシム姐さんとデモと最後の大きな取引をすることに。これが終われば、晴れて密造酒ビジネスから足を洗うつもり。チュングムが夢見る穏やかな生活も悪くない…って、あれ?本当にそう思ってる?借金から解放されたロソは、生きるためじゃなく、利益を生み出すための事業経営に、なんだかワクワクしちゃってるみたい。ウンシム姐さんは、そんなロソの野心を見抜いて、「ずっと一緒にビジネスしない?」って本格的なオファー!こりゃあ、ロソの新たな人生が始まりそうな予感!
ウンシム姐さんの仲間たちはちょっと怪しいけど、彼女たちが他の女性たちとチームを組んで、違法な酒を造って、密輸して、売りさばく様子は見ていて痛快だったわ!なんと、エジンお嬢様まで銃の知識を披露して、意外な助っ人として大活躍!彼女の参加が一番嬉しかったポイントかも。
貧乏で借金まみれの元お嬢様ロソの苦労は共感できるけど、エジンの存在が、たとえ恵まれた状況でも、この時代の女性の人生がいかに満たされないものだったかを浮き彫りにしてるのよね。もし家が没落していなかったとしても、ロソは籠の中の鳥で、行ける場所も会える人も制限されてたはず。非合法ではあるけれど、自分のビジネスを立ち上げることは、彼女に自立と、他の方法では決して得られなかった社会での重要性を与えてくれる。だから、ロソがより困難だけど充実した道を選んで、ウンシム姐さんと長期的に手を組む方向に進むのは、もう見え見えよね!
女性陣が一致団結してうまくやってるのに対して、男たちは相変わらずお互いギスギス。意図的かどうかは分からないけど、この対比って、もし世の中が家父長制じゃなかったら、もっとマシになるんじゃない?っていう皮肉に見えちゃうのよね。大きな視点で見れば、私利私欲に目がくらんで協力できず、民をないがしろにしてる政治家たち。もっと小さなスケールで見れば、同じ女性を好きになっちゃったせいで、いっつもいがみ合ってるヨンとピョ。やれやれだわ。
でも、ヨンとピョも、いざという時には違いを乗り越えられるみたい。ある時は、ヨンがピョのところにやってきて、ロソとの密会を邪魔するために(咳払い)「おやすみ前の読み聞かせ」なんてしちゃうくせに、次の瞬間には、殺人鬼の密造業者(しかもヨンの過去に関係アリ!)の正体を暴くために、男を牢獄から脱獄させるっていう手の込んだ作戦を一緒に実行してるんだから、もう何が何だか!(笑)
ヨンは商人シムを捕まえる寸前までいくんだけど、悪党ってのはしぶといものでね。サンモクだけじゃなかったのよ、しぶといのは!ヨンと弓の名手たちが地の利を得て、2対20の戦いを繰り広げたにも関わらず、商人シムとその手下はまんまと逃走。そして、驚くことなかれ、商人シムには強力な政治的バックがついていて、彼らの金儲けと酒の供給源を失いたくないみたい。おまけに、ヨンが徐々に思い出しているあの夜の出来事について、これ以上嗅ぎまわるのをやめさせたいんだって。厄介なこった!
ヨンは、自分の記憶の中の出来事を、夢か、子供の頃の脳が現実と勘違いした作り話だと思ってた。虎が助けに来るなんて、あまりにもファンタジーすぎるもんね。でも、商人シムの腕にあるアザを見て、全てを再評価し始めてる。本当に虎だったのか?それとも、虎は比喩で、誰か…もしかして、ロソのお父さん…が助けに来てくれたってこと?謎は深まるばかり!
そして今週、ヨンの過去に関するもう一つの大きな暴露が!なんと、彼を育てた男性は実の父親じゃなかったの!ヨンのあの堅物な性格は、育ちだけが原因じゃなかったのね。彼は養父の優しさに報いて、強力な結婚同盟によって家門の地位を高める義務を感じてるわけだ。うーん、これもまた重い…。
でも、エジンお嬢様は、退屈なヨンと結婚しなくても済むかもしれないビッグチャンス到来!宮女がエジンとピョが一緒にいるところを目撃しちゃって、二人の禁断のロマンスの噂が広まっちゃったの。さらに、シフムがエジンの父親に「エジンお嬢様は皇太子殿下のお相手にぴったりですぞ」なんて、あからさまに囁いちゃったりして。婚約破棄は時間の問題かもね!でも、ヨンの婚約状況が変わったら、ピョは黙ってないわよ。彼はロソを自分の妃にしようと決めてるんだから。でもね、今週、お揃いの虎のおもちゃっていう形で、ロソとヨンには幼い頃からの繋がりがあることがチラ見え!ドラマの世界では、たとえ王子様でも、幼馴染の恋のライバルには勝てないっていう鉄板ルールがあるのよ、フフフ。
正直、宮廷の権力闘争にはちょっと飽き飽きしてたから、今週のエピソードが王室内のゴタゴタから少し離れて、メインの4人の関係にもっと焦点を当ててくれたのは嬉しかったな。4人の主人公たちを結びつける恋の糸はますます複雑に絡み合っていくけど、彼らがそれぞれ自分の心に従うか、義務を果たすかで葛藤する姿は、彼らを取り巻く社会そのものを映し出しているように見えて、目が離せないわ!
つづく