まさかの幕開け…ジェファンの選択

冒頭からいきなり衝撃映像だよ…。なんと、ジェファンが自ら命を絶ってしまうシーンからスタート。え、嘘でしょ…?って思ったよね。でも、これがまた巧妙な罠の始まりだったりするのかな…なんて勘ぐっちゃうのが『餌』の怖いところ。

そして場面は2007年の過去へ。サンチョンの事業がどうやって大きくなったかが描かれるんだけど、これがまたエグい。有名人からの巨額の資金調達と、その人気を利用して一般市民を巻き込んでいく手口。でもね、提供された無料電話が実はただのトランシーバーだったっていうオチで、2ヶ月後には詐欺だってバレて事業は頓挫。うーん、この頃からサンチョンの悪どさは健在だったわけね…。

2023年、混乱の捜査線

現代に戻って、ナヨンとドハンがジェファンの遺体を発見するシーン。現場からはドライブレコーダーと携帯電話が見つかるんだけど、これがまた後々重要になってくるんだよね。一方、別のチームからはジョンフン副本部長の車がボコボコで見つかったって連絡が!ドラレコは抜き取られてて、誘拐された可能性大…って、もう何が何だか!

ジェファンの携帯からは遺書が見つかって、「犯した罪を償うために死を選んだ」なんて書かれてるんだけど、本当にそれだけ…?って疑っちゃうよね。そんな中、ジョンフン副本部長が高速道路でフラフラしてるところを発見、保護されるんだけど、彼曰く「ジェファンからかろうじて逃げた」と。でも、後部座席にいたナヨン刑事の目はごまかせない!「それ、本当ですか…?」って、ナイス追求!

署に戻った副本部長、翌日には仕事復帰できるって報告があったけど、一方で2日以内に事件報告書を提出しろって要求してくるの。なんかおかしくない?刑事たちも「何か引っかかる…」ってザワついてる。ドハンは解剖結果を待つように指示するんだけど、この冷静さが頼りになるよね。

出所と解剖結果、そしてナヨンの決意

そんな中、ビョンジュンが出所。ちょうどその時、テレビではジェファンの死と市議会議員殺害事件との関連が報道されてるっていう、なんとも皮肉なタイミング。

そして気になるジェファンの解剖結果は…「自殺で矛盾なし」。えー、本当に?!って思うけど、証拠はそう語ってるらしい。

副本部長は拉致された時のことを回想するんだけど、犯人から「後悔しながら生きろ」って言われて解放されたって…怖すぎる。ドハンから解剖結果を聞いて、容疑者死亡で事件は終結するって伝えられるんだけど、これで終わりなわけないよね!

案の定、ナヨンが動く!「真犯人を見つけるか、ジェファンが犯人だったっていう決定的な証拠を見つけるまで捜査を続ける!」って宣言。まずはジェファンが会っていた、被害者から詐欺師に転じたっていうハン・ダジョンの元へ。ドハンも一緒に行くんだけど、このハン・ダジョン、一筋縄ではいかなそう。

ハン・ダジョンの謎とドハンの過去

ドハン、実はハン・ダジョンのことを知ってたんだよね。彼女の本名はハン・チュンジャ。詐欺被害に遭って、自分のお金を取り戻すために詐欺師になったっていう、なんとも複雑な過去の持ち主。ポンジ・スキームっていう、後から参加した人のお金で前の被害者にお金を返すっていう、典型的なアレね…。

ドハンたちが去った後、ハン・ダジョンが誰かに電話してるのがまた怪しい。「刑事が来た」って報告して、ジェファンの死について尋ねるんだけど、相手は一方的に電話を切っちゃう。この電話の相手、絶対黒幕の一味でしょ!

ハン・ダジョンの回想シーンでは、ジェファンが彼女の詐欺行為に激怒してる様子が描かれる。彼女はジェファンに農業の連絡先を渡して過去を忘れさせようとするんだけど、ジェファンは「刑務所に行った理由を忘れると思うな!」ってブチギレ。この二人、一体どんな関係だったんだろう?

そして、ドハンの衝撃の過去が明らかに…。なんと7年前、彼の妹がハン・ダジョンと繋がりのある人物に殺されていたんだって…。だからハン・ダジョンにあんなに突っかかってたのか…。でも、それ以上のことは「関係ない」ってナヨンにも話さないドハン。彼もまた、深い闇を抱えてるんだね。

ドハンは、ジェファンの母親に送られた荷物が、以前ヨンジンが殺害された時に警察に遺体を発見させた手口と似てるって気づく。ジェファンの遺体を発見させるためのものだったのかも、と。一方、ナヨンはジェファン自身が母親に遺体を見つけてもらうために送ったんじゃないかと推測。ドハンはハン・ダジョンが事件に関わってるって睨んでるけど、どう繋がってるのかまではまだ見えてこない…。

2011年、過去の因縁が明らかに…

ここでまた過去の回想シーン。2011年、ジョンフンがソンデの事務所に乗り込んでくる。ソラムがソンデと連絡を取ってた通話記録を突きつけて激怒。事務所から叩き出されるんだけど、その場にはヨンジンも隠れてた!ヨンジンはサンチョンが資金洗浄のために金塊を用意してるってソンデに話して、サンチョンを捕まえさせてその金を奪おうぜ!って持ちかけるんだけど、ソンデは反対して揉み合いに…。この頃からもうドロドロだね…。

同じ頃、ソラムはジェファンとビョンジュンが用意した隠れ家にいたんだけど、ソンデから電話が。「サンチョンが秘密を知る人間を消しにかかってる」って警告されるんだけど、時すでに遅し!サンチョンはその会話を盗聴してたんだよ…怖っ!サンチョンがソラムを迎えに手下を送るんだけど、そこにビョンジュンとハン・ダジョンが登場!サンチョンの手下だって気づいて乱闘に。ソラムはなんとか逃げ出すんだけど、外でジェファンとバッタリ。ジェファンはビョンジュンを助けに行って、その結果、手下を殺めて刑務所に入ることになった…っていうのが真相だったんだね。ジェファンも色々あったんだなぁ…。

そして衝撃のラスト…!事態はさらに混沌へ

そして2023年、物語はクライマックスに向けて一気に加速するよ!

副本部長がドハンを呼び出して、事件報告書について問い詰める。「ジェファンが犯人だと断定するには不十分だ」ってドハンが食い下がると、副本部長は自分がジェファンに誘拐された場所を教えろ、CCTVを確認して最終報告書を書く、と言い出す。なんか、急に刑事っぽくなってるけど、どういう心境の変化?!ジョンフン副本部長、ドハンに事件を任せたことを後悔し始めてるみたい…。

ドハンはチームに、副本部長が誘拐される前の足取りと、同時刻のジェファンの行動を徹底的に洗うように指示。刑事たちが感じてた「何かおかしい」っていうモヤモヤが、少しずつ晴れていくような予感が…。

と、そこへ懲戒担当官が登場!ドハンの停職が正規の手続きなしに解除されたこと、そして監査が近いからって理由で、ドハンは家に帰されちゃうの!えええ、ここでドハンが捜査から外れるの?!って思ったら…

被害者たちの元に、死んだはずのジェファンを名乗る人物からまたメールが!「え、だってジェファンは死んだんじゃ…?」ってパニックになる被害者たち。もう、誰が敵で誰が味方なのか、何が真実なのか、全然わからなくなってきた!

そして、ラストシーン。ジョンフン副本部長がどこかへ向かっていると、車の事故現場に遭遇。助けようとするんだけど、罠かもしれないって警戒する副本部長。そこへ別の車が止まって、覆面をした男が降りてくる。副本部長が銃を構えて「覆面を脱げ!」って叫んだ、その時!事故車に乗ってたはずの女性が、なんとカツラを脱いで車から降りてきたの!その姿を見たジョンフン副本部長、完全にフリーズ…。

え、あの女性、誰なの?!もしかして、今まで思ってた人物と全然違う人が…?それとも、副本部長自身が何かとんでもないものを見てしまったってこと…?もう、気になりすぎて夜も眠れないよー!

『餌【ミッキ】』第6話は、冒頭のジェファンの衝撃的な死から始まり、息つく暇もない展開でした。過去の詐欺事件の全貌が少しずつ明らかになる一方で、現代の連続殺人事件の謎はさらに深まり、視聴者の考察を誘います。

特に、ドハン刑事の個人的な過去と事件の繋がりが示唆された点は、物語に新たな奥行きを与えました。また、ハン・ダジョンのような過去の事件関係者が現在の事件にどう絡んでくるのか、その複雑な人間模様から目が離せません。

ジョンフン副本部長の不可解な言動や、死んだはずのジェファンを名乗るメールなど、新たな謎が次々と提示され、物語は一層混沌としてきました。終盤で副本部長が目撃した光景は何だったのか、多くの疑問を残す終わり方で、今後の展開への関心が一層高まりました。緻密に練られた脚本と、先の読めないスリリングな展開が本作の大きな魅力だと改めて感じさせられるエピソードでした。

つづく