【労務士のノ・ムジン】第1話あらすじネタバレ

まさかの冒頭!いきなり命の危機!?

物語は、主人公の労務士ノ・ムジンがとある工場を訪れるシーンからスタート。見るからにヤバそうな工場で、案の定、安全管理なんてあったもんじゃない!ムジンは間一髪で作業員が首チョンパされそうになるのを助けたりと、早速大立ち回り。工場の所長に「あんた、誰だ?」って言われながらも、ビシバシ問題点を指摘して、予想される罰金額を突きつけます。

作業員たちも「何事だ?」と集まってくる中、所長は「誤解ですよ~」なんて白々しく取り繕おうとしますが…その瞬間!なんとクレーンが壊れて、大量の鉄骨がムジンめがけて落ちてくるじゃありませんか!ムジン、なぜかその瞬間、運命を受け入れたかのような表情を見せるんですよね…。一体どういうこと!?

2年前…エリート街道からの転落

ここで時間は2年前に遡ります。ムジンは、なんと10年も勤めた大手法律事務所を、ある日突然「辞めます!」と宣言。上司は必死に引き止めるも、ムジンの決意は固い。実は、友人と一緒に仮想通貨ビジネスを始めるためだったんです。なけなしの貯金と退職金を全額つぎ込んじゃったムジン。

でもね、人生そんなに甘くない。数ヶ月後、その友人が亡くなってしまい、ムジンは無一文&無職のドン底状態に…。お葬式で元同僚から「労務士なんてどうだ?」と勧められます。妻には去られ、金銭的にも大ピンチだったムジンは、藁にもすがる思いで労務士試験の勉強を開始。驚くことに一発合格するんですが、またもや問題発生!彼を事務所に呼び戻すと約束してくれた元同僚が、まさかのクビになっちゃったんです。ツイてない男、ノ・ムジン…。

ストレスMAXのムジンは旧友とヤケ酒。酔っぱらった友人がとある「像」にゲーゲーしちゃったもんだから、ムジンは泥酔しながらもその「像」に謝罪して、なぜか自分の名刺を置いてきちゃうんです。これが後々、とんでもないことに繋がるなんて、この時のムジンは知る由もありませんでした…。

開業するも…鳴かず飛ばずの日々

なんとか労務士の資格を取ったムジンは、義理の妹ナ・ヒジュの助けを借りて自分の事務所を開業します。でも、現実は厳しい!必死に営業しても、お客さんなんて全然来ない。家賃も滞納しちゃって、自分自身カップラーメンすら買えないほど困窮しちゃうんです。

そんなある夜、ムジンは奇妙な夢を見ます。全身火だるまの男がドアをガンガン叩いて助けを求めてくる夢。飛び起きたムジンですが、「こういう夢は金運アップの知らせだ!」なんてポジティブに捉えようとするあたり、まだ諦めてない感じがしますね(笑)。

背に腹は代えられない!悪魔の囁き…

いよいよ追い詰められたムジンに、義妹のヒジュがとんでもない計画を持ちかけます。それは、人気YouTuberのギョヌと組んで、ムジンの労務士の資格を悪用し、問題のある工場をゆすって金儲けしようっていう、かなりブラックな計画!「企業にアドバイスしながらお金も儲かるなんて、ウィンウィンじゃん?」とか言っちゃって。最初は「そんなことできるか!」と抵抗するムジンですが、もうどうしようもない状況。まさに「背に腹は代えられない」ってやつで、ついにこの話に乗ってしまうんです…。

ギョヌが隠しカメラで撮影し、ヒジュがムジンのアシスタント役。この悪徳トリオ、意外と上手くいっちゃうんですよね。あっという間に大金が転がり込んできて、滞納していた家賃も支払い、オフィスの内装まで変えちゃう始末。もちろん、ムジンは「こんなに上手くいっていいのか…?」と不安になりますが、ヒジュとギョヌは「大丈夫だって!」と楽観的。ムジンは彼らとの条件を再交渉し、新たな契約を結びます。

新たなターゲットと、まさかの臨死体験!

そしてギョヌが見つけてきた新たなターゲットが、京畿道(キョンギド)にあるテヒョプ製鉄。この会社、過去5年間でなんと4人も死者が出ている超ブラック企業!どうやら、これまで散々悪事を見逃されてきたみたい。3人は早速、この会社をカモにしようと京畿道へ。そう、この会社こそ、ドラマの冒頭でムジンが訪れていたあの工場だったんです!

ヒジュが事務所で理事を巧みに脅迫している間、ムジンは工場内で「仕込み」の真っ最中。理事が「警察を呼ぶぞ!」と脅しても、ヒジュは一歩も引きません。その頃、工場内でムジンが事故に巻き込まれ、彼の人生が走馬灯のように駆け巡ります。彼は、自分の人生が常に自己中心的だったことを悟るんです…。

謎の男との契約、そして…

人生を振り返り後悔するムジン。すると、彼の魂はどこか別の次元へと召喚されます。そこで待っていたのは、あの夢に出てきた全身火だるまの男!男はムジンに、生き返るチャンスをやると言います。その条件とは、「会社の怠慢によって亡くなった彷徨える魂たちを助けること」。そうすれば、ムジンの自己中心的な過去も変えられるかもしれない、と。

ムジンは契約書を隅々まで読もうとしますが、謎の男は「時間がない、早くサインしろ!」と急かします。追い詰められたムジンは、内容をよく確認しないまま契約書にサインしてしまうんです…!男は「一緒に働くのを楽しみにしている」と言い残し、消えてしまいました。

場面は工場に戻り、ムジンは鉄骨に潰されそうになったショックで気絶。そしてフラッシュバックで明らかになる衝撃の事実!あの時、ムジンが名刺を渡した「像」…あれ、実は本物の像じゃなかったんです!!

【労務士のノ・ムジン】第1話 感想

『労務士のノ・ムジン』第1話、見応えがありましたね。エリート街道から一転、人生のどん底を味わうムジンの姿は、なかなか強烈な印象でした。生活のためにやむを得ず、褒められたとは言えない手段に手を染めてしまう展開は、彼の人間的な弱さが垣間見えて興味深かったです。

特に、事故をきっかけにファンタジー要素が絡んでくるあたりは、物語がどう転がっていくのか予想がつかず、引き込まれました。あの謎の男との契約が、今後のムジンの人生にどんな影響を与え、彼自身がどう変わっていくのか、あるいは変われないのか、非常に気になるところです。法廷ドラマかと思いきや、一筋縄ではいかない展開に、今後のストーリーへの期待感が高まりました。

つづく