前回、工場で絶体絶命のピンチだったムジン、覚えてる? なんと鉄の棒が数センチの差で彼をかすめ、九死に一生を得たんだ! でも、あまりの恐怖に思わずお漏らししちゃったのは、ここだけの話(笑)。 車での帰り道、ヒジュからは「計画台無しじゃない!」って、そりゃもうガンガンに怒られちゃってたね。
『勞務士盧武鎮』2話ネタバレ
でも、ムジンの受難はそれだけじゃ終わらないのよ。今度は隣に座ってた幽霊にビビりまくり! ヒジュとギョヌは「またまた~」なんて本気にしないもんだから、ムジンは「もう病院行く!」って言って、一人降ろしてもらう始末。 病院では、お医者さんから「気が滞ってますね~」なんて言われて漢方治療を受けたんだけど、幽霊は相変わらず見えちゃう。 家に帰れば、ギョヌとヒジュに「もう無視しないで話しかけてみたら?」なんてからかわれて、ムジンも観念したのか、ついに幽霊とコンタクト開始!
さて、ムジンに取り憑いた幽霊の正体だけど、これがまた切ない話でね…。彼の名前はイ・ミヌク、数年前にあの工場で命を落とした学生さんだったんだ。 インターンシップで工場に来てて、お母さんは心配しながらも温かく送り出したっていうのに…可哀想に。 工場に着いたら、経営陣はミヌクの人の良さとか、正社員になりたいって気持ちにつけ込んで、約束してた寮じゃなくて、敷地内の一室に押し込めたのよ。 そこで同室になったのが、外国人労働者のニマル。二人はすぐに打ち解けて、お互いを頼りにする仲になったみたい。
でも、ミヌクの職場環境は最悪。ちゃんとした研修も安全装備もないまま、どんどん仕事を押し付けられて、故障した機械も「生産止めるなよ!」って無茶ぶりされる日々。 そして秋夕(チュソク)の前の晩、とうとう事故が起きてミヌクは亡くなってしまったの…ムジンはミヌクの話を聞きながら、まるで自分が体験してるみたいにトランス状態になっちゃって、ミヌクの目で当時の状況を見ちゃうのよ。 ギョヌとヒジュは「取り憑かれた!?」って大慌てで、ムジンをバシバシ叩いて正気に戻そうとするんだけど、ギョヌのビンタが強すぎてムジンはご立腹(笑)。
ムジンの話を聞いて、さすがにギョヌとヒジュも幽霊の存在を信じ始めて、ミヌクのために協力することに! ギョヌが記者をしてる知り合いに連絡してみるんだけど、ミヌクの事件は上層部から圧力があって、詳しいことは分からずじまい。 どうやら会社がミヌクのお母さんと示談してたみたいね。 あ、そうそう、ギョヌがその女友達と会ってるのを見たヒジュが、ヤキモチ焼いて「元カノよ!」って言ってたのは笑ったわ。
3人はミヌクの大学の教授にも話を聞きに行ったけど、なんだか協力的じゃなくて空振り。 でも、ついにミヌクのお母さんと連絡が取れたの! 話を聞いてみると、お母さんは会社に騙される形で示談に応じてて、会社は自分たちの都合の悪いことを全部隠蔽してたってわけ。 ミヌクの幽霊は、お母さんの後ろで静かに座って、泣きながらその話を聞いてるの…もう、こっちまで泣けてくるわ。
ミヌクのお母さんの悲痛な思いを知った3人は、真相を暴いてミヌクを成仏させようって決意を新たにするの。 ムジンは会社の事故報告書を見て、何か小さな手がかりを見つけたみたい。 一方で、ギョヌはミヌクのお母さんを心から慰めてて、彼の優しさが光ってたわね。
そして、いよいよ潜入捜査開始! ギョヌが作業員になりすまして工場へ潜り込むんだけど、あの能天気なイ・ジャンソン監督、ギョヌが録画してるなんて全く気づかずに即採用(笑)。 監督はギョヌをニマルと組ませるんだけど、ニマルはギョヌのスマホカメラに気づいて、ちょっと距離を置こうとするのよね。 工場の外では、ヒジュとムジンが車の中で録画映像をチェックしてメモ取ってるんだけど、こっちも全然バレてないのがすごいわ。
工場の中で、ギョヌはニマルを味方に引き込もうと必死に説得。「ミヌクのために…」って言葉にニマルの心も揺れるんだけど、解雇されて強制送還されるのが怖くて、なかなか一歩を踏み出せないの。 そんな中、なんと工場のオーナー(ジャンソンの父親ね)が現れてギョヌを問い詰めたもんだから、あっけなく正体がバレちゃった! しかも、前に詐欺師が来た時にギョヌがトイレにいたのを見たっていう従業員の証言まで飛び出して、さあ大変! 監督は作業員たちにギョヌを捕まえろって大号令! 工場内は大パニックよ! ムジンとヒジュが助けに入ったんだけど、逃げ出す前に警察が来ちゃって万事休すかと思いきや…!
オーナーは「不法侵入と盗撮で逮捕しろ!」って息巻いてるんだけど、ここでニマルが男を見せたのよ! 亡くなった友人ミヌクのために、彼が事故当日の夜に撮っていた動画を公開したの! なんとミヌクは、本当は休暇のはずだった秋夕の日に、上司に命じられて詰まった機械を修理させられて、その結果、機械に上半身を巻き込まれてしまったのよ…!
さらに衝撃的だったのは、ジャンソンが事故後、自分の父親(オーナーね)に助けを求めた時の会話。 父親は「作業員は全員帰らせて、ミヌクはそのまま死なせろ」って非情な命令を下してたの! ジャンソンと上司は、ミヌクが苦しんでるのをただ黙って見てたってわけ。会社を守るためだけに、一人の若者の命を見殺しにしたのよ! この動画には、そこにいた全員が言葉を失って、作業員たちは怒り心頭で上司たちに詰め寄るの。 逆上したジャンソンがギョヌを殴ったところで、現行犯逮捕! ムジンが、彼らがこれから償うことになる罪状をビシッと言い渡すシーンはスカッとしたわね!
事件解決後、3人はいつものお店で祝杯をあげながら、事件のニュースを見て大喜び。 その帰り、ムジンはコンビニに寄るんだけど、そこで店員のユンジェ君がひどい扱いを受けてるのを目撃しちゃうの。 でも、ユンジェ君はムジンの助けを断っちゃうのよね…これも何かありそう。
翌日、3人はミヌクの幽霊と一緒に、ミヌクのお母さんを訪ねるの。 お母さんは、やっと息子の無念が晴れたことを心から喜んで、3人を食事に誘ってくれるの。 ミヌクの幽霊がムジンに「受けてあげて」って合図して、それでお母さんも少し元気を取り戻したみたいで良かったわ。 帰り際、ムジンがミヌクと同じような別れの挨拶をしたら、お母さんはムジンの中に息子の姿を見たのか、彼を強く抱きしめるの。 その瞬間、ミヌクの魂は安らかに天へ召されていったわ…遠くから謎の男がその様子を見て微笑んでたけど、あの人はいったい何者なのかしらね?
一件落着で、ムジンもようやく幽霊から解放されるって3人で喜んでたんだけど、そんな甘くはなかった! ムジンが電柱の変圧器が火花を散らしてるのに気づいた瞬間、電線がプツンと切れて、まっすぐムジンに向かって落ちてくるじゃないの! えーっ、ここで終わり!? 次回どうなっちゃうのー!?
『勞務士盧武鎮』2話感想
冒頭、ムジンが見舞われる災難には思わず笑ってしまいましたが、すぐにイ・ミヌクの悲痛な過去と、それを隠蔽しようとする企業の許しがたい不正が明らかになり、物語の核心へと引き込まれました。ギョヌやヒジュの献身的な協力、そして何よりもニマルの勇気ある告発が事件解決の糸口となった場面は、胸が熱くなる展開でした。ミヌクの魂がようやく安らぎを得て、母親との間で心の通う瞬間が描かれたラストは深く感動しました。しかし、安堵したのも束の間、最後にムジンを襲った新たな危機には言葉を失いました。息つく暇もないほど出来事が連続し、物語の先行きに強い関心を抱かせる内容でした。
つづく