物語は、主人公ミジのナレーションから始まるんだ。彼女にはミレっていう双子の姉がいるんだけど、この二人の名前の由来がもう、運命的!本来なら先に生まれた方が「ミジ」(未知)と名付けられるはずだったんだけど、お産が大変でね…。先に生まれた姉は「未来」があるようにって「ミレ」と名付けられ、後に生まれたミジが「ミジ」という名前になったんだって。なんだかこの名前が、二人のこれからの人生を暗示してるみたいで、ドキドキしちゃうよね。

未知のソウル 1 話ネタバレ

子供の頃はそっくりで、お父さんとおばあちゃんしか見分けがつかなかった二人。お父さんが亡くなってからは、お互いの苦手なことをカバーするために、なんと学校で入れ替わったりしてたんだって!ミレは運動が苦手で、ミジは勉強が苦手。うんうん、双子あるあるなのかな?でも、健康診断でそのトリックがバレちゃって、ミジは髪を短くされて見分けがつくように。

大人になるにつれて、二人の個性はくっきり。ミレは超優等生、一方のミジはスポーツで才能を開花させるんだけど、レース中に転んで足首を怪我しちゃって、アスリートの道は突然閉ざされちゃうんだ。うーん、切ない…。

現在のミジと、幼馴染との再会

そして現在、30歳になったミジはソウルで清掃員として働いてる。成功した姉ミレの影で、ちょっとパッとしない毎日を送ってる感じだけど、それでも明るくて元気いっぱいなのがミジの良いところ!学校のパートを辞めて、イチゴ農園の仕事を見つけて履歴書を出すんだけど、この履歴書がまた、ほぼ白紙なの(笑)。でも、地元の人のお墨付きで、体力と元アスリートっていう経歴がちょっと注目されるんだよね。

そんな中、懐かしい人物が登場!双子の家の向かいに住んでたイ・ホス。今は弁護士になってて、なんと読唇術で法廷の相手をやり込めるキレ者!彼には聴覚障害があることが示唆されるんだけど、この時点ではまだはっきりとは分からないんだ。故郷で先祖のお祭りがあって帰省したホスは、母親から頼まれたお使いでホスの母親に食べ物を届けに来たミジとバッタリ再会!

フラッシュバックで、ミジとホスの最初の出会いが描かれるんだけど、これがまた最悪(笑)。ホスが自分を無視するから、ミジったら「耳、聞こえないの?」って失礼なこと言っちゃうんだよね。それ以来、ホスはミジに一切口をきかなくなっちゃって、ミジはずっとイライラ。ちなみにホスは当時もトップクラスの秀才で、ミレと付き合ってたっていう噂もあったみたい。

現在の再会シーンで、ホスがミジに「ミレは元気?」って気軽に聞くんだけど、これがミジの逆鱗に触れるんだ。「みんなミレのことばっかり!」って。ミレ本人もミジからの電話に出てくれないみたいで、ミジはちょっとおかんむり。

イチゴ農園と、ミレの抱える闇

一方、イチゴ農園ではハン・セジンっていう青年が登場。彼は前の年にイチゴが3箱しか採れなかったって馬鹿にされてて、有機農法のせいだってぼやいてる。そんな彼がミジのほぼ白紙の履歴書を見て、元アスリートっていう点にちょっと興味を持つんだ。

実はミジ、脳卒中で倒れたおばあちゃんの世話をしてて、それが安定した仕事に就けなかった理由の一つみたい。ミレに電話しておばあちゃんのお見舞いに来るよう促すんだけど、大企業の一室で一人座ってるミレは、なんだか気乗りしない様子…。

ミジがお母さんにミレの冷たさを愚痴ってると、衝撃の事実が!なんと、ミレが家計を支えてて、おばあちゃんの入院費や介護費用も全部払ってたんだって!えええ、ミレ…!

運命の再会と、明かされるホスの過去

人生に行き詰まりを感じてたミジが、捨てられてたボールで遊んでると、またまたホスに遭遇!しかも、ボールがホスの左耳に当たっちゃうアクシデント!ここで、またまたフラッシュバック。ホスは昔、交通事故で体の左側が麻痺して、左耳の聴力を完全に失ってたんだ。ミジは、自分がホスに失礼なことを言ったずっと後に、ミレからその事実を知ったんだね…。これは気まずい…。

現在に戻って、ミジはホスに冷却パックを買って渡す。ホスは自分の左耳がもう何も聞こえないことを説明するんだ。そして、以前ソウルで偶然ミレを見かけた時、彼女が苦しんでいるように感じたって話すの。ミレと話せるのはミジだけだって、ミジにミレと話すよう促すんだ。ホス、優しいじゃん…。

衝撃の展開!ミレのSOSと、ミジの決断

翌日、ミジはミレにおかずを持ってソウルへ。カフェで会ったミレは、「3階の窓から飛び降りたら、人生から少しは解放されるかな」なんて不穏なことを口にするんだ。ミジは冗談だと思って流しちゃうんだけど、トイレから戻ったらミレの姿がない!

慌ててミレの会社に行くと、無断欠勤してるって言われる。事態の深刻さに気づいたミジがミレの部屋に駆けつけると、まさにミレがバルコニーから飛び降りようとしてる!!ミジは必死でミレを掴んで、二人とも落ちちゃうんだけど、幸い大きな怪我はなし。よかった…本当によかった…。

一連のフラッシュバックで、ミレが職場でいじめに遭っていたことが明らかになる。会社の取締役の不正を告発した先輩を守った後、その先輩は解雇されて、ミレが新たなターゲットにされてたんだね…。ひどい…。

病院で、ミレは「もうどうしようもない」って泣き崩れる。そしてミジを実家に帰るバスに乗せて、「自分は大丈夫だから」って言うんだけど…。ミジは、自分の名前が自分の性格を形作ったことを思い出すんだ。「困難が近づくと、予想外の行動をする人間」。昔、いじめられていたホスを衝動的に守った時のことを思い出すミジ。

そして、ミジは再び本能のままに行動する!バスを降りてミレの元へ引き返し、こう提案するんだ。

「ねえ、子供の頃みたいにさ…人生、交換しない?」

『未知のソウル』第1話の感想

『未知のソウル』第1話、見応えがありましたね。双子のミジとミレ、名前の由来からして既にドラマチックで、対照的な二人の人生がどう交錯していくのか、初回から引き込まれました。特に、過去の出来事と現在が巧みに織り交ぜられ、キャラクターたちの背景が少しずつ明らかになる構成は見事です。

主人公ミジの、困難な状況でも明るさを失わない姿には元気をもらえますし、姉ミレが抱える問題の深刻さには胸が痛みました。そんなミレを救おうと、突拍子もない提案をするミジの行動力には驚かされつつも、姉妹の絆の強さを感じさせます。

幼馴染のホスも、過去の出来事や現在の能力など、気になる要素が多いキャラクターですね。彼が今後、姉妹とどのように関わっていくのかも注目したいです。全体として、各キャラクターが抱える事情や人間関係が丁寧に描かれており、今後の物語の進展から目が離せません。

つづく