シャーク:ザ・ストーム

ストーリー

いじめられっ子が、世界格闘技チャンピオンへ――。壮絶な逆襲と成長の物語。

Kakaoの人気ウェブ漫画を原作とし、2021年の映画『シャーク:ザ・ビギニング』(邦題:シャーク 覚醒)の続編となるドラマ『シャーク:ザ・ストーム』。全6話で構成され、いじめの被害者だった青年が、運命に翻弄されながらも格闘技の世界で頂点を目指す、熱い人間ドラマとアクションが描かれます。

物語の始まり

主人公のチャ・ウソル(演:キム・ミンソク)は、高校時代に3年間もの長きにわたり、同級生のペ・ソクチャンから執拗ないじめを受けていました。肉体的にも精神的にも追い詰められたウソルは、ある日、耐えかねてペ・ソクチャンの目に反撃し、傷害事件を起こしてしまいます。この事件により、彼は被害者から一転して加害者となり、少年院に収監されることになります。

少年院での出会いと覚醒

絶望の日々を送る少年院で、ウソルは運命的な出会いを果たします。それは、過失致死で服役していた元総合格闘技チャンピオンのチョン・ドヒョン(演:ウィ・ハジュン)でした。ドヒョンはウソルの中に眠る格闘家としての才能を見抜き、彼に生き残るための格闘技術を伝授します。ドヒョンの指導と、刑務所内の過酷な環境が、ウソルの心と身体を鍛え上げ、彼は自己変革を遂げていきます。

世界チャンピオンへの道

出所後、ウソルはドヒョンから教わった格闘技を武器に、総合格闘技の世界へ飛び込みます。持ち前の不屈の意志と、血のにじむような厳しいトレーニング、そして数々の試合を乗り越え、彼は徐々に頭角を現していきます。かつてのいじめられっ子は、リングの上で自身の価値を証明し、ついには世界の頂点に立つチャンピオンへと成長を遂げるのです。

熱き魂の激突と救済

本作は、単なる逆転劇にとどまらず、主人公ウソルの内面的な成長や、彼を取り巻く人間関係、そして「救済」というテーマも深く描かれます。いじめというトラウマを抱えながらも、大切な人を守るために戦うウソルの姿は、観る者の胸を熱くします。また、映画版から引き続き登場するチョン・ドヒョンとの師弟の絆も見どころの一つです。

キム・ゴン監督とミンジ脚本家がタッグを組み、キム・ミンソク、イ・ヒョヌクといった実力派俳優が出演する『シャーク:ザ・ストーム』は、2025年5月15日よりTVINGプラットフォームで配信が開始されました。壮絶なアクションシーンと共に、主人公の魂の軌跡を追う、見応えのある作品となっています。

ネタバレ