おいおい、いきなり重い話から始まるぞ。このドラマ、ただの刑事モノじゃないって初回からビンビンに伝わってくる。

何が起きた?第1話のざっくりした流れ

まず、山の中から白骨死体が見つかるんだ。で、主人公のチャン・テスが登場する。彼は国内最高のプロファイラーって呼ばれてるスゴ腕の刑事だ。 でも家庭じゃ、一人娘のハビンとの関係が最悪。奥さんはもう亡くなってて、男手ひとつで育ててるんだけど、これがまあ上手くいってない。

ハビンは父親に心を閉ざしてる。テスは娘のために毎日定時で帰ろうとするけど、事件は待ってくれないし、そもそも娘との距離が全然縮まらないんだ。

娘ハビンに一体何が?

ここからが本題だ。このハビンが、ただの反抗期の娘じゃなかった。

盗難事件と謎のスマホ

ハビンは学校にも行かず、街をフラフラしてる。ある日、地下鉄でスリの二人組とつるんでるところを警察に捕まるんだ。駆けつけたテスに、ハビンは自分はやってないって言う。でもテスは、娘の言葉を100%は信じられない。この瞬間、親として一番やっちゃいけないミスだよな。

家に帰っても二人の空気は最悪。そんな時、テスはハビンのカバンからもう一台、見知らぬスマホを見つけちまう。娘を疑う気持ちが、どんどん大きくなっていく。

消えたハビンと脅迫メッセージ

次の日、ハビンは校外学習に行くって嘘をついて家を出る。その直前、例の謎のスマホに生きたければ電話しろっていう脅迫メッセージが届いてた。明らかにヤバいことに巻き込まれてる。

その後、学校からハビンは校外学習には参加してませんって連絡がテスに入る。 父親の焦りはピークに達する。

新たな殺人事件とテスの推理

娘の失踪と時を同じくして、テスは新しい事件を担当することになる。

血の海とバラバラ死体

デファ山っていう地域で、おびただしい量の血だまりが見つかる。でも、死体がない。 テスはプロファイラーとして、すぐに状況を分析する。ここは殺害現場じゃない。犯人はどこか別の場所で殺して、遺体をバラバラにしたんだ、と。彼の推理はいつも通り鋭い。

焼かれた車と最悪の予感

現場の近くには、犯人が掘ったであろう墓穴もあった。でも、使われていない。テスは、犯人が証拠隠滅を急いだせいだと見抜く。その証拠っていうのが、近くで見つかった燃やされた車だ。

ここで、最悪の事実が判明する。ハビンが持っていたあの謎のスマホ、最後の位置情報が、この焼かれた車のあった場所と完全に一致したんだ。 テスの頭を、娘が被害者になったんじゃないかっていう最悪のシナリオがよぎる。

ラスト、ハビンは生きていた。でも…

テスは血の気が引く思いで、現場の血痕のDNA鑑定を急がせる。でも、その結末は予想外のものだった。

ハビンは生きてた。車にはねられて怪我をして、病院に運ばれてたんだ。テスが病院に駆けつけると、ベッドの上で無表情にこっちを見ている娘がいた。

現場の血は、ハビンのものじゃなかった。じゃあ、一件落着か?いや、全然そんなことない。テスの長年の刑事の勘が告げてるんだ。娘は、間違いなくこの事件に深く関わっている、と。現場には、被害者のものと思われる赤い糸が一本落ちていた。これが、これから始まる本当の悪夢の始まりだった。

このエピソードについての感想

いや、マジで息が詰まる初回だった。有能なプロファイラーである父親が、自分の娘だけは全くプロファイリングできないっていう皮肉が強烈だ。仕事では人の嘘を見抜く天才なのに、娘がやってないって言っても信じきれない。親としてはキツいよな。でも、状況が状況だけに疑ってしまう気持ちも分かる。この父と娘のすれ違いが、見ていて本当に苦しい。

娘のハビンも、ただの不良少女には見えないんだよな。瞳の奥に何か得体の知れないものを隠してる感じがする。彼女は一体何を抱えてるのか。このドラマ、ただの犯人探しじゃ終わらない感じがビンビンする。サスペンスとしての謎と、父娘関係っていう人間ドラマがどう絡み合っていくのか、目が離せないスタートだった。

つづく