あらすじとネタバレ
おい、聞いたか?『愛のアンダンテ』の第2話、なかなかかき回してくれたぜ。
嘘から始まった、波乱の交流会
まず驚いたのが、マネージャーのジュンモだ。前回、イム・ジュヒョンとナギョンをなんとか丸め込んでたけど、あれ、全部ウソだったんだよ。北朝鮮にいる父親に会いたがってる母親の話、あれで二人を感動させて共演を承諾させた。まさかの作り話。こいつ、なかなかのタヌキだぜ。
そのウソのおかげで、平和村の住民たちが集まる交流会が開かれることになった。みんなで料理を持ち寄って、自己紹介したり、ちょっとした芸を披露したり。雰囲気はすごくいい。北朝鮮から来た夫婦には、半年後に赤ちゃんが生まれるらしい。こういうほっこりする話はいいよな。
もちろん、ジュヒとナム・ギョンホの恋の駆け引きも地味に進んでる。ジュヒがナム・ギョンホに気があるのは見え見えだ。
でも、主役のピアニスト、イム・ジュヒョンはタキシードまでバッチリ決めてるくせに、部屋に引きこもって出てこない。 ここの村人たちは、俺の芸術を理解するにはまだ早すぎるとか言い出す始末。プライドの高さがエベレスト級だ。結局、ジュンモがなだめすかして、なんとかステージに上がらせる。
停電が起こしたハプニング
ステージに立ったイム・ジュヒョンは、相変わらず上から目線。どんな曲でも弾いていいよ。プロだから合わせられるなんてナギョンに言うんだ。でも、ナギョンがヴァイオリンを弾き始めたら、これが想像以上にうまい。イム・ジュヒョンも内心お、やるじゃんってなったはずだ。サンスたちが歌い出して、会場はすごく盛り上がった。
最高の雰囲気だったのに、いきなり停電!村中が真っ暗になった。戦争でも始まったのかって誰かが叫んだ瞬間、イム・ジュヒョンはさっきまでの威勢はどこへやら、とっさに掴んだナギョンの手を放して、ピアノの下に隠れたんだ。マジかよ、ダサすぎるだろ!
幸い、停電の原因はシカが送電設備にぶつかっただけだった。住民たちはそれぞれの家に帰っていく。ナム・ギョンホはジュヒを送っていくんだけど、彼女がイム・ジュヒョンとナギョン、何かあるんじゃない?って言ったことにちょっとムッとしてたな。
一方、家に戻ったイム・ジュヒョンとナギョンも一悶着あった。ナギョンがイム・ジュヒョンの大事にしてる高級そうなカップを、ろうそく立てに使ったんだ。それを見たイム・ジュヒョンは大慌て。ろうそくを取ろうとして、手を怪我してしまう。それを見たナギョンが、すぐに手当てをしてあげた。
この一件で、イム・ジュヒョンも少しだけ心を開いたみたいだ。ナギョンのヴァイオリンの腕を素直に褒めて、趣味だって言ってたけど、プロだろ?って聞いたんだ。でも、ナギョンはそんな話をするほど、私たちは親しくないってピシャリ。この子も、何か抱えてるみたいだな。
共同生活のルール作りと急接近
翌朝、二人の共同生活は早速問題だらけ。ナギョンがバスルームをなかなか開けないせいで、イム・ジュヒョンは限界寸前。結局、スタッフ用のトイレに駆け込む羽目になった。
イム・ジュヒョンはマネージャーに電話して文句を言うけど、契約を破棄したら莫大な違約金が発生するって釘を刺されて、我慢するしかない。一方でナギョンも、叔母からの電話で気分が沈んでた。もうすぐ母親の命日で、父親が酒に溺れているらしい。そばにいてあげられないことを悲しんでた。
その日の夜、イム・ジュヒョンはナギョンのために夕食を作る。彼女が食べ終わって機嫌が良さそうなのを見計らって、家のルール作りを提案したんだ。掃除の分担とか、朝のバスルームの使用時間とか、細かいルールを二人で決めていく。酒を飲みながらだったからか、話は意外とスムーズに進んだ。ナギョンはイム・ジュヒョンの細かさをからかいながらも、ほとんどのルールに同意した。
で、問題の翌朝。ナム・ギョンホが朝のランニングに遅れたナギョンを心配して訪ねてくる。その物音で目を覚ましたイム・ジュヒョン。自分の隣にナギョンが寝ていることに気づく!え、何があったんだよ?ってところで、今回はおしまい。
第2話の感想
イム・ジュヒョン、相変わらずプライドが高くて子供っぽいけど、人間味があってどこか憎めないよな。世界的なピアニストが、停電ごときでパニックになってピアノの下に隠れるなんて、最高に笑える。でも、その後の怪我の手当てのシーンみたいに、ふとした瞬間に二人の距離が縮まる感じがいいんだよ。
ナギョンもただのお嬢様じゃない。プロ級のヴァイオリンの腕を隠しているし、北朝鮮にいる父親のことで悩みを抱えている。彼女がなぜ素性を隠してこの村に来たのか、これから明らかになっていくんだろうな。
いがみ合っていた二人が、生活のためにルールブックを作っていくくだりは面白かった。酒の力を借りて、少しずつ本音で話せるようになっていく。そして最後の、まさかの同じベッドで目覚めるシーン!これはもう、次が気になって仕方ないだろ。他の住民たちの小さな恋模様も絡んできて、この村の人間関係から目が離せない回だったね。
つづく