あらすじとネタバレ

まさかの再会?いや、最悪の出会いか

物語は、ジョンヒが映画館でジェピルを蹴り飛ばすところから始まる。そのせいでジェピルは外にいた警官に一直線。結局、学生たちは全員捕まって、警察署でこっぴどく叱られる羽目になった。

そこに乗り込んできたのが、ジェピルの親父ハン・ギボクだ。彼は大騒ぎして、自分の名前がハン・ギボクだってことを周りに知らしめる。いかにも権力者って感じだな。

一方、ヨンレは心ここにあらず。路地で自分を助けてくれたのがジェピルだと気づいて、完全に上の空だ。ジョンヒは映画に夢中で、そんなヨンレの様子には気づかない。後でヨンレがその男について聞いても、ジョンヒは学生のフリした変態でしょと一蹴する。でも、ヨンレは納得いかないみたいだ。

気になるアイツの正体は?

寮に戻っても、ヨンレの頭の中はジェピルのことでいっぱいだ。彼が残したジャイアンツのハンドタオルを大事そうに抱きしめて寝るくらいだからな。朝、同僚たちにからかわれるけど、ジョンヒはヨンレの様子が普通じゃないことに気づく。

ジョンヒに問い詰められて、ヨンレはついに白状する。知らない男のことが気になるって。それを聞いたジョンヒは、友達の恋バナに大喜びだ。

ヨンレはジェピルの正体を突き止めようと、タオルにあったジャイアントの名前を頼りにナイトクラブに乗り込む。もちろん、そんなところに彼がいるわけもなく、大失敗に終わる。

親父との取引と、友達のために

その頃、ジェピルと友達のドックは停学の危機に直面していた。懲戒委員会が開かれることになったんだ。ジェピルは、ドックが停学になったら大事なボクシングの大会に出られなくなることを心配する。

そんな時、学校にドックの親父さんが現れる。明らかに貧しい身なりで、息子に弁当を届けに来たんだ。その姿を見たジェピルは、良心が痛む。ドックは弁当を見て、涙をこらえていた。

ジェピルは決意する。父親のギボクが優秀企業家賞の授賞式に出る直前に押しかけ、ドックを停学にしないでくれと直談判した。父親のえこひいきをマスコミにバラすと脅し、交渉を持ちかける。その結果、ジェピルが家庭教師をつけられて真面目に勉強すること、週3回ボクシングに行くことを条件に、ギボクはドックの停学を取りやめることに同意した。

友情が試される時

ヨンレの家族に不幸が訪れる。母親のパク・マノクが仕事帰りに事故に遭い、商売道具のリヤカーが壊れてしまったんだ。腕と膝も怪我したが、それ以上に一家の生活を支えるリヤカーが壊れたことに母親は打ちのめされる。

ヨンレは家族を助けるため、給料の前借りを頼むが断られる。以前、母親が無能だと罵っていた叔父に金の返済を頼みに行くが、それも失敗に終わる。雨の中、ヨンレは自分でリヤカーを直そうとするが、うまくいくはずもない。

絶望して寮に戻ったヨンレを待っていたのは、ジョンヒだった。ジョンヒは、テディベアのぬいぐるみに隠していた大金をヨンレに差し出す。 先生になったら返してと言って。ジョンヒは、ヨンレと友達になってから毎日が楽しいと打ち明ける。

後日、ヨンレが家族に新しいリヤカーを買う場に、ジョンヒも一緒にいた。

そして、運命の合コンへ

物語の最後、ジェピルは友達のサンチョルに頼まれて、4対4の合コンにしぶしぶ参加する。すると、その相手の女子グループの中に、なんとヨンレとジョンヒがいたんだ。まさかの再会に、全員が驚きの表情を浮かべたところで、今回はおしまいだ。

感想

第2話は、登場人物たちの背景がグッと深まった回だったな。特にジョンヒだ。ただの自由奔放なお嬢様かと思いきや、テディベアにお金を隠してたり、誰かに追われているような素振りを見せたり、彼女も何かを抱えているのが見えてきた。それでいて、友達のピンチには何も言わずに大金を差し出す優しさもある。このギャップがたまらない。彼女の友情の示し方が本当にカッコよかった。

ジェピルも、ただの裕福な家の不良じゃなかった。友達のために自分の将来を賭けて親父と取引するなんて、かなり熱い男だ。ドックの親父さんの姿を見て、自分の恵まれた環境を省みたんだろうな。彼の人間的な成長が見えたシーンだった。

そして、ヨンレのひたむきさには胸を打たれる。家族のために必死に働く姿も、恋に悩む姿も、すごく応援したくなる。彼女がどん底にいる時に手を差し伸べたのがジョンヒだったっていう展開は、このドラマの核になる部分だろう。二人の友情が本当に輝いて見えたよ。

最後の合コンでの再会は、まさに王道。でも、これがいいんだよな。これからこの3人の関係がどうなっていくのか、目が離せない。

つづく