あらすじ

年末のビッグイベント、銘豫雲創の年度末発表会が迫る。 雑誌記者として是が非でも参加したいジョン・シューイーは、CEOのシー・イエンから招待状が届くのを心待ちにしていた。しかし、待てど暮らせど招待状は届かず、あろうことかライバル記者の元に送られてしまったことを知る。 上司や友人を頼るも、事態は好転しない。果たしてシューイーは、この絶体絶命のピンチを乗り越え、無事に発表会へ参加することができるのか。彼女の仕事にかける情熱と、シー・イエンとのすれ違う恋心が交錯する、ハラハラドキドキのエピソード。

ネタバレ

聞かれちゃった!?シー・イエンへの悪口

物語は、関氏の発表会からスタート。シューイーは親友のルオシャンと参加し、壇上に立つシー・イエン、グァン・ジー、ユー・ヨウのイケメンエリート3人組の優秀さを目の当たりにします。

そんな中、シューイーはルオシャンに「シー・イエンって本当に理不尽なのよ」なんて愚痴をこぼしちゃうんですが…なんと、それを偶然通りかかったシー・イエン本人に聞かれてしまうんです!タイミング悪すぎ!

その後、シー・イエンからの連絡がパッタリ途絶え、シューイーは「もしかして悪口、聞かれた…?」と悶々。無視されるならこっちから!とばかりに猛アタックのメッセージを送りますが、既読スルー状態。しびれを切らしたシューイーは「あの人、文字も読めないのかしら!」なんて、さらに毒づく始末。もう、この二人のすれ違いがもどかしくてたまらない!

一方で、シューイーがルオシャンにユー教授を紹介したことがきっかけで、ルオシャンとグァン・ジーもいい雰囲気に。発表会後、二人はバーで飲み直し、お互いを意識し合うものの、プライドが邪魔して一歩踏み出せない…大人の恋の駆け引きも、このドラマの見どころですよね!

招待状は誰の手に?発表会を巡る大騒動!

さて、今回のメインイベントは、なんといっても銘豫雲創の年末発表会!

雑誌の年末号で特集を組むため、シューイーはどうしてもこの発表会に参加したいと願っていました。当然、シー・イエンから招待状が届くものと信じて疑わなかったのですが…なんと、招待状はライバルのシュー・ユーリンの元へ!

これにはシューイーも大慌て!上司に泣きついても、友人のユー・ヨウに頼んでも、招待状は手に入りません。シー・イエンは、シューイーがユー・ヨウを頼ったことに嫉妬し、「ボクシングで俺に勝ったらやる」なんて無茶を言う始末。結局ユー・ヨウは負けてしまい、万策尽きたかと思われました。

しかし、我らがシューイーは諦めません!

発表会当日、ルオシャンの招待状で後輩のシーユエを先に入場させると、自分はなんとシー・イエン本人に直談判し、そのまま一緒に入場!強い、強すぎるぞシューイー!

実は、シー・イエンは招待状がシューイーに送られているとばかり思っており、会場でユーリンの姿を見て初めて手違いに気づいたのでした。彼はシューイーに事情を説明し、部下に命じて最前列の特等席を用意させる神対応!部下のミスを詫び、ルオシャンとシーユエも隣に座らせてくれるなんて…シー・イエン、ツンデレが過ぎます!

発表会が始まり、CEOとして颯爽とスピーチするシー・イエンの姿に、シューイーはうっとり。すかさず「今日のあなた、最高に輝いてる!」と褒めちぎりのメッセージを送るのでした。いやー、一件落着!シューイーの執念と、シー・イエンの不器用な優しさが光る、見ごたえ抜群のエピソードでしたね!

『始まりは君の嘘』第8話の感想

今回のエピソードは、主人公シューイーの目標に対する執念と、それを取り巻く人間模様が巧みに描かれていました。特に、銘豫雲創の発表会の招待状を手に入れるため、あらゆる手段を講じる彼女の姿には、思わず声援を送りたくなります。一方で、想いを寄せるシー・イエンとの間には、些細な誤解からすれ違いが生まれ、そのもどかしさが物語に深みを与えています。また、親友ルオシャンとグァン・ジーの大人びた恋愛模様も同時進行し、二つの異なる恋の形を対比的に楽しむことができました。仕事にかける情熱と、恋愛の繊細な駆け引きが交錯する展開は、非常に見ごたえがあり、キャラクターたちの感情の機微から目が離せませんでした。

つづく