あらすじ

締め切り間際にシー・イエンから原稿の承認を得たジョン・シューイーは、仕事が絶好調。勢いに乗ってシー・イエンへのアプローチを本格化させるが、相変わらず彼はそっけない態度を崩さない。しかし、シューイーが他の男性と親しくする姿には、嫉妬のような感情を見せ始める。一方、仕事では新たなインタビューのチャンスを掴むが、同僚の嫉妬から招待状を破棄されるという妨害に遭ってしまう。恋愛も仕事も、一筋縄ではいかない第7話。

ネタバレ

いやあ、今回の7話も最高でしたね!ジョン・シューイーの恋の作戦が、あらぬ方向へ転がりながらも、確実に氷のCEO・シー・イエンの心を溶かし始めているのが見えて、ニヤニヤが止まりませんでした!

猛アタック開始!ダサい口説き文句で氷の心を溶かせ!

締め切りギリギリでシー・イエンから原稿の承認メールが届き、シューイーは大喜び!上司や同僚からも称賛され、仕事は絶好調です。この勢いに乗って、親友のビー・ルオシャンの「男は口と裏腹」というアドバイスを信じ、シューイーはシー・イエンに感謝のメッセージを送信。でも、返信は一切なし…。

めげないシューイーはここからがスゴイ! なんと、ちょっとダサい感じの口説き文句を、怒涛の勢いでシー・イエンに送りつけまくるんです!シー・イエンは相変わらずの塩対応で返信はしませんが、スマホを見ながら口元が緩んでいるの、見逃しませんでしたよ!内心、まんざらでもない様子がたまりませんね。

元カレのクズ伝説、更新。

そんな中、シューイーはルオシャンと大学の同級生・シーツー・イーに再会。シーツー・イーから「まだ紙媒体?これからはニューメディアよ」なんて言われちゃいますが、「大事なのは媒体より中身よ」と一蹴するシューイー、さすがです。

ここで衝撃の事実が発覚! なんと、元カレのユエ・シンジョウが大学時代から二股をかけていたことが暴露されるんです。やっぱりあの男は…と、ルオシャンと怒りに燃えるシーンは、女子トークあるあるで共感しかありませんでした。

教科書レベルの「ぎこちない口説き」と嫉妬の香り

シューイーが「迎えに来てよ~」なんて冗談でメッセージを送ったら、なんと本当にシー・イエンの車が目の前に!偶然通りかかっただけ、と言い張るシー・イエンですが、タイミング良すぎでしょ!

親友ルオシャンを途中で降ろし、シューイーも一緒に下車。車を降りるやいなや、ルオシャンから「あんたたちの会話、教科書レベルでぎこちないわよ!」と痛烈なツッコミが。さらに、「あの口ぶりは絶対ヤキモチ焼いてる!」と鋭い指摘。恋愛マスター・ルオシャンの「すぐに返信しちゃダメ。彼を焦らすのよ」というアドバイス、シューイーは実践できるんでしょうか?

新たな恋の予感と、女の嫉妬はシュレッダーの味

一方で、シー・イエンの姪・チン・シーユエ(ハタ・トキズキ)とグァン・ジー(グアン・ジー)もバーでいい雰囲気に。しかし、そこに居合わせたルオシャンが二人の親密な様子を誤解してしまいます。さらにシーユエが他の客に絡まれているところをルオシャンが助けるという一幕も。この三角関係(?)もどうなるのか気になりますね。

仕事面では、シューイーが若き天才学者・ユー・ヨウへのインタビューの約束を取り付け、さらに彼から関氏の発表会へ招待されるというビッグチャンスを掴みます。

しかし、それを知った同僚のシュー・ユーリンが嫉妬に狂い、シューイー宛ての招待状をシュレッダーにかけてしまうという暴挙に! しかも、その罪をシーユエに着せようとするなんて、性格悪すぎ!

でも、私たちのシューイーはへこたれません。「招待状がなくても入れるわ」と強気な姿勢。そして、何も知らないシーユエが、お詫びのつもりなのか、グァン・ジー(グアン・ジー)に頼んで新しい招待状をゲットしてきてくれるというファインプレー! シーユエ、グッジョブ! シューイーとシーユエの間に、少しずつ友情が芽生えてきた瞬間でした。

『始まりは君の嘘』第7話の感想

今回のエピソードは、主人公二人の関係がじわじわと進展していく様子が、非常にもどかしくも微笑ましい回でした。ジョン・シューイーが繰り出す、少しズレた猛アタックと、それに全く表情を変えずに内心では楽しんでいるシー・イエンの対比が絶妙です。特に、返信しないシー・イエンに対して、シューイーが次々とメッセージを送り続ける場面は、彼女の大胆さと一途さがよく表れていて、応援したくなります。

また、恋愛だけでなく、職場でのリアルな人間関係も描かれているのがこのドラマの魅力です。同僚からの嫉妬による妨害という王道的な困難に、シューイーがどう立ち向かうのか。そして、最初はただの「お騒がせな姪」だったチン・シーユエ(ハタ・トキズキ)が、思わぬ形でシューイーの助けとなる展開は、二人の間に生まれるであろう友情を予感させ、物語に温かみを加えていました。それぞれのキャラクターが抱える想いが交錯し始め、今後の展開から目が離せません。

つづく