フライト・トゥ・ユー 第1話あらすじネタバレ:嵐の出会いと急転直下のキャリア

天才パイロット、上機嫌のフライト

物語の主役は、程霄(チョン・シアオ)。 こいつは鷺洲(ルージョウ)航空の貨物部で働く、腕利きの副操縦士だ。子供の頃からの夢を叶えて、空を飛ぶのがとにかく大好き。スイスからのフライト帰り、操縦桿を握る彼女は最高に楽しそうだ。貨物室の動物たちに機内アナウンスしちゃうくらい、ノリノリなんだよ。隣には師匠の老蔡(ラオ・ツァイ)が座ってる。 彼は、もうすぐ貨物部がなくなるってことを、言い出せずにいた。

もう一人の主役、カタブツの鬼教官

同じ頃、別の旅客機を操縦している男がいる。顧南亭(ナンティン)、こいつがもう一人の主役だ。 彼は旅客飛行部の副部長で、超がつくほど真面目な堅物。 安全第一を徹底するあまり、周りからは鬼教官って呼ばれてる。性格は程霄(チョン・シアオ)と真逆。水と油みたいなもんだな。

嵐の空港で、運命が交差する

二人が向かう鷺洲空港は、台風のせいで大荒れの天気。 着陸はかなり難しい状況だ。鬼教官の顧南亭(ナンティン)は、冷静な判断で安全に機体を着陸させた。 一方、程霄はというと、空港が閉鎖される直前に滑り込んできた。 横風が吹く中で、ちょっと強引な着陸だった。見ていた顧南亭は、ヒヤッとしたみたいだぜ。

正論VSプライド、バトル勃発!

空港のロビーで、案の定二人は顔を合わせる。顧南亭は、いきなり程霄に説教を始めた。さっきの着陸は危険すぎるってわけだ。まあ、言ってることは正しい。完全に正論だ。でも、程霄はプライドが高いし、自分の腕に自信がある。ルール違反はしてないって一歩も引かない。誕生日で浮かれてた気分も、一気に台無しになった。

天国から地獄へ

程霄にとって、このフライトは特別な意味があった。

機長昇進に必要な飛行時間を、ついにクリアしたんだ。

これで鷺洲航空初の女性機長になれる。そう思ってウキウキで申請に向かった。

そこで、師匠の老蔡から衝撃の事実を告げられる。

貨物部は、なくなる。

そして、旅客部への異動を命じられたんだ。

もちろん程霄は猛反発する。

7年間も貨物部一筋でやってきたんだから、当然だよな。

でも、師匠の客を乗せる方がやりがいがあるっていう説得で、彼女も覚悟を決める。

新しい部署で、絶対に師匠に恥をかかせないと誓うんだ。

その異動先が、あの鬼教官・顧南亭がいる旅客部だとも知らずに。

第1話の感想

いやー、1話からキャラが立ってて最高だったな。自信家でフライト大好きな程霄と、冗談が一切通じないカタブツの顧南亭。この二人の対比がめちゃくちゃ面白い。嵐の中の着陸シーンは、それぞれの操縦スタイルに性格がハッキリ出てて、うまい見せ方だと思ったよ。仕事にかける情熱がぶつかり合う感じが、たまらない。お仕事ドラマとしてのリアリティもある。それでいて、これから二人がどうやってお互いを認め合っていくのか、ラブコメの王道展開も期待させてくれる。これはもう、見るしかないやつだ。

つづく