フライト・トゥ・ユー 第12話あらすじとネタバレ
鬼教官の意外な一面?ソンソンの失恋騒動
あれから2ヶ月。チョン・シアオはもうすっかり頼もしくなった。フライト後もきっちりデータを整理して、シエ機長にも褒められるくらいだ。
その一方で、ちょっとした事件が起きる。ソン・ソンが彼女の誕生日に仕事を優先させられて、フラれちまったんだ。グー・ナンティンの真面目さが完全に裏目に出た形だな。
会議中も明らかに様子がおかしいソン・ソン。それに気づいたのが、やっぱりチョン・シアオだ。彼女は黙っていられない。すぐにグー・ナンティンのオフィスに乗り込んで、事情を説明した。自分のせいだと知ったグー・ナンティンは、さすがに反省したみたいだ。ちゃんとソン・ソンのフライトを代わって、お詫びに大事にしてる戦闘機の模型までプレゼントしてた。不器用だけど、悪い奴じゃないんだよな、彼は。
ついに正式採用!チョン・シアオ、夢への大きな一歩
グー・ナンティンを副部長に戻そうって話も出てた。でも、ジアン・タオが若すぎる部下に厳しすぎるとか言って反対する。まあ、ソン・ソンの一件を見ると、分からなくもない。
そして、ついにその時が来た。チョン・シアオたち訓練生が、200時間の飛行を達成したんだ。これで晴れて副操縦士として正式採用。本当に長かったよな。
授与式で、グー・ナンティンが一人ひとりに航徽(航空バッジ)を付けていく。チョン・シアオは、わざと彼に付けてもらうんだ。このシーン、ちょっとニヤニヤしちゃうよな。二人の距離が、ほんの少しだけ縮まった気がする。
それぞれの道と、ちょっと気まずい人間関係
その頃、CAたちの間でも動きがあった。リー・ユーハンが、ついにビジネスクラス担当のテストに合格したんだ。でも、親友のシア・ジーは選ばれなかった。リー・ユーハンは言い出せずに悩むけど、正直に打ち明ける。シア・ジーは自分の実力不足を分かってて、心から彼女を祝福する。この友情、いいよな。
ソン・ソンは家を追い出されて、新しい部屋を探してた。そこで見つけたのが、なんとチョン・シアオの隣の部屋。まさかご近所さんになるとは。シア・ジーがゴミ捨てに出たところで、ソン・ソンとバッタリ会うシーンは笑った。
初フライトは波乱の予感?
チョン・シアオの副操縦士としての初フライトは、クアラルンプール行き。しかも、機長はグー・ナンティン。チョン・シアオは興奮して眠れないみたいだ。フライト前にはしゃいで自撮りして、グー・ナンティンに記念写真まで撮ってもらってる。完全に浮かれてるな。
同じフライトには、シア・ジーとリー・ユーハンも乗務してる。シア・ジーはチョン・シアオに、リー・ユーハンとグー・ナンティンが付き合ってないことをこっそり教える。ナイスアシストだ。
でも、フライトは順調にはいかなそうだ。飛行機が怖い王さんっていう乗客がいて、離陸直後からパニック気味。リー・ユーハンが必死になだめるけど、この先何か起こりそうな嫌な予感がする。
第12話の感想
今回はチョン・シアオの成長がしっかり描かれていて、見ていて本当に嬉しくなった。ついに副操縦士として認められて、グー・ナンティンにバッジを付けてもらうシーンは、このドラマの一つのハイライトだと思う。彼女の努力が報われた瞬間は、こっちまで胸が熱くなる。
グー・ナンティンも、ただの鬼教官じゃない人間味が出てきたのが良かった。ソン・ソンに悪いことしたってちゃんと反省して、模型をプレゼントするあたり、彼の不器用な優しさが伝わってくる。
チョン・シアオとグー・ナンティンの関係も、少しずつだけど変化が見えてきた。チョン・シアオが積極的にアプローチして、グー・ナンティンがそれを意識しつつも突き放す感じ。このもどかしい距離感がたまらない。
ソン・ソンが隣に引っ越してきたり、リー・ユーハンとシア・ジーの関係だったり、周りのキャラクターたちの物語も動き出して、群像劇としての深みが増してきた回だったな。
つづく