やあ、元気にしてる? 今回の『フライト・トゥ・ユー』第11話、ちょっと重いけどめちゃくちゃ重要な回だったから、早速話していくよ。

フライト・トゥ・ユー 第11話あらすじとネタバレ

チョン・シアオ、母親と大ゲンカ

まず、チョン・シアオの話から。仕事が終わって、両親とご飯でも食べようかなってウキウキしてたんだ。そしたら不動産屋から一本の電話。お母様が家を売りに出してますよって。は?ってなるよね。

案の定、母親が勝手にやったことだった。チョン・シアオが汗水たらして稼いだお金で買った家を、相談もなしに売りに出してたんだ。当然、チョン・シアオはブチギレて母親に猛抗議。でも母親は家を売って青島に帰ってきなさいの一点張り。話が通じない。

結局、母親は怒って駅に行く!って家を飛び出しちゃう。父親にあなたも来なきゃ、もう青島には戻らないからとか言い出す始末。もうメチャクチャだよ。

実はチョン・シアオ、父親をこっちに呼んで驚かせようと、家のリフォームまで考えてたんだ。その計画も全部パー。父親はひたすら謝ってたけど、見てるこっちが辛くなるよ。

一転、飛行部へカムバック!

どん底気分のチョン・シアオは、翌朝、もう家を売る決心をする。そこに現れたのが、グー・ナンティン。チョン・シアオが電話をブロックしてたから、わざわざ直接伝えに来たんだ。

飛行部に戻れ

その一言で、チョン・シアオの心は一気に晴れた。さっきまでの落ち込みはどこへやら、大喜びで家の売却をキャンセル。この切り替えの早さが彼女らしいよね。

グー・ナンティンの降格と、封印された過去

チョン・シアオはやる気満々で飛行部に復帰。遅れた分を取り戻すって息巻いてる。グー・ナンティンも、彼女を一流の機長にするために、いろんな機長とのフライトを組んでサポートする。いい感じだと思ったんだけどね。

ここで事態が急変する。以前、チョン・シアオが乗客に絡まれた時に、グー・ナンティンが助けに入った動画がネットで拡散。これが問題になって、彼は飛行部の副部長をクビになってしまうんだ。

ショックを受けたグー・ナンティンは、家に引きこもってしまう。そこに親友のニー・ジャンがやってきて、二人で酒を飲む。そして、グー・ナンティンがずっと抱えてきた過去が、ついに明らかになる。

大学時代、彼には羅憶(ルオ・イー)という恋人がいた。彼女もパイロットを目指していて、卒業に必要な単独飛行の日が来た。グー・ナンティンは応援のためにアメリカまで駆けつけたんだ。

でも、悲劇が起きる。羅憶は、彼と一緒に写真を撮ろうとして無理な低空飛行をした。結果、機体は海上の乱気流に巻き込まれて墜落。彼女は帰らぬ人となった。

グー・ナンティンが安全に異常なほどこだわる理由。それは、目の前で恋人を失った深い罪悪感とトラウマだったんだ。

不器用な二人の距離

グー・ナンティンが停職になったと知ったチョン・シアオは、居ても立ってもいられない。フライトが終わるとすぐに彼を探しに行く。

グラウンドで、自分を罰するかのように走り続けるグー・ナンティンを見つける。チョン・シアオは、彼の水筒の水を全部捨ててそんなことして何になるのと彼の自虐的な行動を止める。

自分のせいで彼が降格になったと謝るチョン・シアオ。でもグー・ナンティンは気にするなと静かに答える。そして、いつも通りフライトデータをしっかり記録しろと、冷静にアドバイスするんだ。

感想

いやー、今回はグー・ナンティンの過去が重すぎた。彼がなんであんなに堅物で、安全第一の鬼教官なのか、その理由がやっと分かった。恋人の事故を目の前で見てしまったら、そりゃあんな風になるよ。チョン・シアオに厳しく当たるのも、同じ悲劇を二度と起こしたくないっていう彼の強い意志の表れだったんだね。そう思うと、今までの彼の行動全部に納得がいくし、グッとくるものがあった。

一方で、チョン・シアオの母親は相変わらずパワフルというか、ちょっとやりすぎ。娘の家を勝手に売るなんて、普通は考えられない。でも、そんな家庭のゴタゴタも、チョン・シアオの飛行部復帰っていう最高のニュースで一気に吹き飛んだ。あの喜びようは、見ててこっちも嬉しくなったよ。

そして最後のシーン。落ち込むグー・ナンティンを、チョン・シアオが彼女なりのやり方で励ますところ。不器用だけど、二人の間に確かな絆が生まれ始めてる感じがして、すごく良かった。彼の心の氷を溶かせるのは、やっぱり彼女しかいないんだろうな。

つづく