あらすじ

ある事故をきっかけに、チョン・シアオはネット上で激しい誹謗中傷の的になってしまう。 会社も彼女を守るどころか、世論を鎮めるための生贄にしようと画策。孤立無援の状況に追い込まれる。一方、親友のリー・ユーハンは、チョン・シアオの無実を証明するため、事故の真相を知る目撃者探しに奔走する。そんな中、チョン・シアオの部屋で停電トラブルが発生。助けに現れたのは、なんと彼女の上司であり、その部屋の大家でもあったグー・ナンティンだった。この予期せぬ出来事をきっかけに、二人の距離は急速に縮まっていく。

ネタバレ

なあ、今回の17話、マジでチョン・シアオが可哀想になる展開だったよ。でも、その分、グー・ナンティンとの関係がグッと進んだから、見逃せない回だったな。

ネット炎上、追い詰められるチョン・シアオ

まず、チョン・シアオがネットでとんでもない叩かれ方をするんだ。 事故を起こした張本人みたいに書かれて、ある有名人のファンから集中砲火を浴びる。写真とか個人情報まで晒されて、もう最悪。

これに黙ってられないのが親友のシア・ジー。自分のサブアカウントを全部使って、ネットでチョン・シアオをかばって応戦する。いい友達だよ、本当に。

もう一人の同居人、リー・ユーハンは、事故の真相を知っていた。例の有名人がシートベルトを締めていなかったっていう重要な事実を。 でも、報復が怖くて言い出せないでいたんだ。気持ちは分かるけど、ちょっとモヤモヤするよな。

会社は味方じゃない

チョン・シアオがこんなに苦しんでるのに、会社は全く頼りにならない。クソ上司のジアン・タオは、この騒ぎを利用して来年から女性パイロットは採用しないとか言い出す始末。 チョン・シアオの件をダシにして、自分の考えを押し通そうとするんだ。

これにはグー・ナンティンが猛反対する。でも、会議では多数決で負けちゃう。会社っていう組織の嫌なところを見た感じだ。

さらに酷いのが、会社はチョン・シアオに非がないことをデータで確認済み。なのに、ネットの炎上を鎮めるために、彼女をスケープゴートにしようと計画してる。 もう救いようがないな、この会社。

大家さんの正体は…まさかのグー・ナンティン

そんな四面楚歌のチョン・シアオに、さらなる追い打ちが。住んでる部屋が突然停電するんだ。誰かの嫌がらせで、外のブレーカーの配線が切られていた。

途方に暮れてるところに、助けが現れる。それが、なんとグー・ナンティン。

ここで衝撃の事実が発覚する。彼がこの部屋の大家で、しかも向かいの棟に住んでたんだ。 こんな偶然あるか?ドラマみたいだよな、まあドラマなんだけど。

チョン・シアオは、このチャンスを逃さない。停電を直しに来てくれたグー・ナンティンに、ストレートに自分の気持ちを伝えるんだ。好きだって。いきなりの告白に、あの堅物のグー・ナンティンがめちゃくちゃ動揺する。このシーン、彼のうろたえっぷりが最高だった。

リー・ユーハンの危うい取引

一方で、チョン・シアオを助けようと動くリー・ユーハン。彼女は事故の目撃者だったVIP客のウェイさんを探し出す。証言してほしいって頼むんだ。

ウェイさんは協力する代わりに、とんでもない条件を出してくる。リー・ユーハンが乗務するフライトの内部情報を教えろ、と。これ、完全にアウトだろ。親友のシア・ジーは止めるけど、リー・ユーハンは友達のためだからって、そのヤバい取引を受け入れちゃう。彼女の正義感が、悪い方向に行かないといいんだけど…。

今回の感想

いやー、今回はチョン・シアオにとって試練の回だったな。ネットで叩かれ、会社からは裏切られ、見ていて本当に胸が痛くなったよ。でも、そんな最悪の状況だからこそ、周りの人間の本性が見えてくる。特に、グー・ナンティンの不器用な優しさが際立っていた。陰でこっそり見守ったり、停電を直しに来てくれたり。そして、まさかの大家さんだったっていう展開には、思わず声が出た。ベタだけど、こういうのが一番盛り上がるんだよな。

そして何より、チョン・シアオのメンタルの強さには脱帽する。あんなに追い詰められているのに、グー・ナンティンに真正面から告白するなんて、並大抵の精神力じゃない。さすが俺たちの主人公だ。

ただ一つ心配なのは、リー・ユーハンだな。友達を思う気持ちは本物だけど、やり方が危なっかしい。怪しい取引に応じてしまったことで、彼女自身が窮地に立たされないか、ハラハラする。彼女の行動が、今後の大きな波乱に繋がりそうな予感がするよ。

つづく