なあ、今回の16話、マジでチョン・シアオが可哀想で見てられなかったよ。でも、その分グー・ナンティンのカッコよさが際立つ回でもあったんだ。早速、何があったか話していくぜ。

フライト・トゥ・ユー 第16話あらすじとネタバレ

ここからはガッツリ、ネタバレ全開でいくから、まだ見てない君は注意してくれよな。

責任のなすりつけ合い、開始

ニアミス事故の調査が本格的に始まった。相手の悠際航空のブレーキ故障が原因だってことは早々に分かったんだけど、鷺洲(ルージョウ)航空社内は大荒れだ。

問題は、機長のジアン・タオがブレーキをかけろと指示したのに、副操縦士のチョン・シアオが方向転換したこと。ジアン・タオは自分の保身しか頭にない。シミュレーターを使って俺の指示通りブレーキをかけていれば、機体の損傷も乗客のケガもなかったって結果を叩きつけるんだ。最悪の上司だよ、まったく。

一方、チョン・シアオは自分の判断が最善だったと信じてる。でも、会社は彼女に1週間の飛行停止を命じる。正しいことをしたはずなのに、誰も守ってくれない状況に追い込まれるんだ。

グー・ナンティンの心の揺れ

そんな中、俺たちのグー・ナンティンは一人、悩んでいた。彼はルールを破ってまでチョン・シアオを助けたことを自覚している。

上司のシエ・ゾーティエンは、そんなグー・ナンティンの心を見透かしていた。お前、チョン・シアオのこと、ただの部下として見てないだろ?って、核心を突くんだ。さらに、昔から妹のように思ってきたリー・ユーハンの存在も指摘されて、グー・ナンティンは自分の本当の気持ちが何なのか、分からなくなってしまう。夜も眠れずに筋トレで気を紛らわすなんて、彼らしいよな。

チョン・シアオ、孤立無援?

そして運命の事故調査会。ジアン・タオは案の定、全ての責任をチョン・シアオに押し付けた。

チョン・シアオは必死に反論する。あなたのブレーキ指示と、私の方向転換はほぼ同時だったと。実際にグー・ナンティンが再生した音声記録もそれを証明していた。

でも、ジアン・タオはシミュレーターの結果を盾に、彼女を徹底的に追い詰める。頼みの綱だったグー・ナンティンでさえ、その場では現時点での判断は難しいとしか言えない。結局、チョン・シアオは正式に飛行停止処分を受けてしまうんだ。

逆襲のシミュレーター

調査会の後、落ち込むチョン・シアオに声をかけたのは、やっぱりグー・ナンティンだった。彼はチョン・シアオの味方だったんだ。

二人はチョン・シアオの判断が正しかったことを証明するために、もう一度シミュレーターで事故状況を再現する。でも、何度やっても結果はジアン・タオが出したものと同じ。チョン・シアオは完全に希望を失いかける。

でも、グー・ナンティンは諦めなかった。彼はシエ・ゾーティエンに頼んで、フライトデータレコーダーの解析を依頼する。指示と操作がほぼ同時だったことを証明できれば、彼女は規則違反にはならないからだ。

彼の行動に、チョン・シアオも少しだけ笑顔を取り戻す。お礼に身を捧げようか?なんて冗談を言うと、グー・ナンティンが本気で慌てる。このシーン、二人の距離がグッと縮まった気がして、こっちまでドキドキしたよ。

新たな同居人とネットの炎

その頃、チョン・シアオの親友シア・ジーも、緊急脱出時のミスで飛行停止処分を受けていた。親友同士、ちょっと気まずい空気が流れる。

そんな中、ソン・ソンのアパートが水漏れするトラブルが発生。ひょんなことから、彼がシア・ジーとリー・ユーハンの家に転がり込むことになる。このルームシェア、波乱の予感しかしないよな。

そして、最悪の事態が起きる。調査会でのジアン・タオとチョン・シアオの会話がネットに流出してしまうんだ。チョン・シアオは指示を無視して事故を起こした危険なパイロットとして、世間から猛烈なバッシングを浴びることになる。

感想

いやあ、今回の話は本当に胸が苦しくなった。ジアン・タオの自己保身っぷりは見ていて腹が立つし、正しいことをしたはずのチョン・シアオがどんどん追い詰められていく姿は、本当に見ていられなかったよ。彼女の悔しさを思うと、こっちまで涙が出そうになる。

でも、そんな暗い展開の中で光ったのがグー・ナンティンの存在だ。今までは規則の鬼で、自分の感情を表に出さなかった彼が、チョン・シアオのために必死になる姿は最高にカッコよかった。特に、シミュレーターで落ち込む彼女を励まし、データ解析を頼むために頭を下げるシーン。不器用だけど、彼の誠実さが伝わってきた。シエ部長のお前、彼女のこと好きなんだろ?っていうナイスアシストもあって、二人の関係がやっと動き出した感じがする。

最後のネット炎上は本当にキツいけど、グー・ナンティンという強い味方がいる今、チョン・シアオならきっと乗り越えられるはずだ。この逆境を二人がどうやって覆していくのか、来週が楽しみで仕方ない。

つづく