あらすじとネタバレ
ついに来た!初・機長席フライト
ついにこの時が来たぜ。チョン・シアオが初めて左座、つまり機長席に座ってフライトするんだ。もう俺まで緊張してきたよ。
出発前、ニー・ジャンがチョン・シアオに特製のペンをプレゼントする。飛行中に記録してもインクが漏れないスグレモノらしい。チョン・シアオはそれをすごく気に入ってさ。その様子をグー・ナンティンがじーっと見てる。もう、その顔には面白くないって書いてあるんだよな。分かりやすすぎだろ、あんた。
案の定、チョン・シアオがそのペンを地上スタッフに貸してあげたら、グー・ナンティンの心はもうヤキモチで大荒れだ。
機内でまさかのトラブル発生
今回のフライトには、親友のシア・ジーも客室乗務員として乗ってる。リー・ユーハンも一緒だ。ここで問題を起こすのが、客室乗務員のチー・ユー。こいつがファーストクラスの客にはやたら親切なんだ。でも、エコノミーの客には超冷たい。
ある女性客が重い荷物を棚に上げるのを手伝ってほしいと頼んだ。チー・ユーは他の仕事があるとか言って断るんだよ。さっきファーストクラスの客の荷物を運んでたの、見てたぞ。乗客も当然、差別的な扱いに怒るわな。
見かねたシア・ジーが助けに入る。でも、荷物が重すぎて手を滑らせて、自分の手を負傷してしまう。骨裂だってさ。マジで痛そうだ。シア・ジーはチョン・シアオの初フライトに迷惑をかけたくないって、痛みを我慢するんだ。いい子すぎるだろ。
香港に着いてから、チョン・シアオはこの一件を知る。そりゃもう、ブチギレだよ。チー・ユーを呼び出して、めちゃくちゃ厳しく叱責する。会社に報告するからなって。そうだ、それでこそチョン・シアオだ!
素直になれない男、グー・ナンティン
フライトは無事に完了。グー・ナンティンはチョン・シアオの操縦も、トラブルへの対応も高く評価した。でも、その後に言った言葉が最悪だ。もう君は俺の訓練生じゃない。これからは他の機長の長所を学びなさいは?ここで突き放すのかよ。チョン・シアオがどれだけがっかりしたか、見てるこっちが辛くなる。本当に素直じゃない男だよ、グー・ナンティンは。
ネットに広がる悪意ある噂
10日後、最悪の事態が起きる。会社の掲示板に、チョン・シアオを中傷する書き込みが投稿されたんだ。ニー・ジャンとグー・ナンティンの間で二股をかけてるグー・ナンティンとリー・ユーハンの仲を引き裂いたご丁寧に、証拠っぽく見せかけたスクリーンショットまで添付されてる。完全に悪意の塊だ。
ネットは大炎上。チョン・シアオは一気に悪者扱いされる。グー・ナンティンはすぐにネットで事実無根だと書き込む。ニー・ジャンは犯人のIPアドレスを突き止めようとする。男たちはちゃんと動いてる。
その夜、チョン・シアオはグー・ナンティンに電話する。彼女が聞きたかったのは一つだけ。私のために否定してくれたの?グー・ナンティンはそうだと認める。でも、すぐに君は俺の訓練生だからと付け加えるんだ。もういいって、その言い訳。チョン・シアオも嘘だって見抜いてる。いい加減、自分の気持ちを認めろよ。
全社員の前で、魂の反撃
ジアン・タオ部長が全社会議でこの件について謝罪する。まるでチョン・シアオが悪いみたいじゃないか。その時、チョン・シアオ本人が会場に現れた。ここからが、今回のハイライトだ。
彼女は、噂を流した犯人に告げる。この記事を削除しなければ、法的に訴えるそして、入社以来の全成績を叩きつけた。自分が実力で機長の座を掴んだことの証明だ。コネじゃない。男の力でもない。
次に、4年前に結んだ賃貸契約書を取り出す。当時、彼女は貨物部で働いていて、家主がグー・ナンティンだなんて知らなかった。その事実を全員の前で明らかにした。
そして、こう宣言する。私はグー・ナンティンが好きです。でも、彼は私の気持ちを受け入れてくれませんでしたそう言って、契約書をビリビリに破り捨てた。この家からは出ていきます全ての証拠をテーブルに叩きつけ、彼女は堂々と会場を去っていく。残された全員、あっけにとられてる。マジで鳥肌が立った。カッコよすぎるだろ、チョン・シアオ。
新たな生活へ
会議の後、チョン・シアオは引っ越しの準備を始める。ニー・ジャンが手伝いを申し出るけど、彼女は丁寧に断った。自分の力で前に進むって決めたんだな。
彼女が買ったまま放置していた小さな家に行くと、信じられない光景が広がる。内装がすっかり終わってるんだ。なんと、彼女の父親が黙ってお金を出してくれていた。電話で父親に感謝を伝えるチョン・シアオ。こらえきれずに愛してると口にする。電話の向こうで、父親も泣いてる。ここで泣かせにくるのかよ……。
チョン・シアオが荷造りをしていると、グー・ナンティンがやってくる。でも、そこにニー・ジャンが手配した引っ越し業者が到着。グー・ナンティンは何も手伝うことができず、ただその場を去るしかなかった。どこまでもタイミングの悪い男だ。
第25話の感想
今回のチョン・シアオは、マジで最高にクールだった。ただ恋愛に悩むヒロインじゃない。自分の尊厳が傷つけられた時、誰にも頼らず、たった一人で巨大な組織と悪意に立ち向かう。その姿には痺れたよ。全社員の前で自分の無実を証明し、グー・ナンティンへの想いを告白して、過去の象徴である契約書を破り捨てる。あの一連の流れは、彼女の強さと潔さのすべてが詰まっていた。見ていて本当にスカッとしたぜ。
一方で、グー・ナンティン。あんたは一体いつになったら素直になるんだ?チョン・シアオが一番苦しんでいる時に訓練生だからなんて言い訳、もう通用しない。彼女が家から出ていくのを、ただ見送ることしかできないなんて情けない。ニー・ジャンがストレートに好意を示して行動するのと実に対照的だ。このもどかしさが、このドラマの面白いところでもあるんだけどな。
最後に父親とのエピソードが効いてた。職場のゴタゴタで心がすり減っている時に、家族の無条件の愛に触れる。あの電話のシーンで、チョン・シアオの人間的な魅力がさらに深まったと思う。ただ強いだけじゃない、彼女の脆い部分も見えた、見事な回だったな。
つづく