フライト・トゥ・ユー第26話あらすじとネタバレ
もうね、見てるこっちがもどかしくなる展開の連続だったよ。
引っ越しと残された想い
チョン・シアオ、ついに引っ越しを決意した。ナンティンの家を出て、自分で買った小さな部屋に移ったんだ。でも、ただの引っ越しじゃ終わらない。作業員が壁に貼ってあった飛行ルート図をビリッと破っちまうんだよ。あれは二人の思い出が詰まった地図だったのに。チョン・シアオ、必死に止めたけど間に合わなかった。空っぽになった部屋で、一人トイレで泣く姿は見てて辛かったな。
一方のグー・ナンティン。あいつも未練タラタラだ。チョン・シアオが出ていった部屋で、ソファの隙間から彼女のイヤリングを見つけるんだ。それを見て、初めて一緒に飛んだ日のことを思い出してる。素直になればいいのに、本当に不器用な男だよ。
さらにややこしくするのが、ナンティンの母親とリー・ユーハン。母親は空いた部屋にユーハンを住まわせようとする。でもナンティンはもう誰にも貸さないって断るんだ。そこでユーハンが前の住人は彼にとって特別なんですなんて余計な一言を言っちまう。まあ、母親はとっくに気づいてるけどな。不動産屋からチョン・シアオの連絡先をゲットしてたし。
まさかのフライトと機内トラブル
ナンティンは、気まずさからかチョン・シアオのフライトをわざと避けるように手配してた。なのに、だ。西安行きの機長が急に腹痛でダウン。代役で飛ぶことになったナンティンのフライトに、副操縦士として乗ってたのがチョン・シアオ。もう、運命のイタズラとしか言えないよな。
気まずい空気の中、フライトは始まる。すると今度は、乗務員の王凡(ワン・ファン)が点検中に転んで電源ケーブルを引っこ抜いてしまうアクシデントが発生。機内は真っ暗、乗客はパニックだ。ここでチョン・シアオが機内放送で冷静に乗客を落ち着かせる。さすがだよな。
報告を巡る対立
トラブルは収まったけど、ここからがまた面倒なんだ。ルール絶対男のナンティンは、このミスを安全監督部門に報告すると言い張る。チョン・シアオは、ミスした王凡(ワン・ファン)が停職になるのを心配して、ニー・ジャンに助けを求める。
ニー・ジャンが駆けつけて報告するなって頼むんだけど、ナンティンはもう電話しちゃった後。これにニー・ジャンがブチギレる。俺への報復か!って、ナンティンに食ってかかるんだ。副社長の座を争ってるから、疑心暗鬼になってるんだよな。見てるこっちがハラハラするぜ。
誤解とすれ違い
後でわかるんだけど、ミスした王凡は転んだ時に足を骨折してた。ナンティンもその話を聞いて、さすがに気まずそうな顔をしてた。
実は、ナンティンはただ報告しただけじゃなかった。安全監督部門に電話して、自分の監督責任を重く申告することで、王凡の処分を軽くしようと動いてたんだ。でも、そんなこと誰にも言わないから、誤解される一方。ニー・ジャンなんて副社長になりたいから王凡を陥れたんだろって、完全に決めつけてる。
チョン・シアオは、そんな不器用なナンティンの姿を全部見てる。病院に王凡の見舞いに行ったナンティンは、王凡の奥さんから冷たくあしらわれる。チョン・シアオが庇おうとしても、ナンティンはそれを止めさせる。もう、お前ら、本当に面倒くさい!でも、そこがいいんだけどな。
第26話の感想
今回の話は、グー・ナンティンの不器用さが爆発してた回だったな。部下を守るために裏で動く優しさがあるのに、それを全く表に出さない。だから周りから冷たい鬼教官って誤解される。でも、チョン・シアオだけは彼の本当の姿に気づき始めてる。この二人の距離感が、本当にもどかしい。
一方で、ニー・ジャンはちょっと熱くなりすぎだ。親友であるナンティンを信じられず、ライバル心から疑ってしまう。彼の気持ちもわかるけど、もう少し冷静になってほしいよな。この二人の親友だった男たちの対立が、物語に深みを与えてる。
結局、登場人物みんなが自分の正義や立場の中で必死にもがいてるんだ。仕事のリアルなトラブルと、登場人物たちの複雑な感情が絡み合って、ただの恋愛ドラマじゃない面白さがある。見てるこっちはヤキモキさせられっぱなしだけど、だからこそ次が気になって仕方ないんだよな。
つづく