おいおい、今回の28話はマジで色々動きすぎだろ! 観てるこっちがハラハラするっつーの。人間関係が一気に動いたから、しっかりついてきてくれよな。
フライト・トゥ・ユー 第28話あらすじ(ネタバレあり)
地獄の食事会、勃発
まず、話は最悪の食事会から始まる。祁玉(チー・ユー)のやつ、李語珩(リー・ユーハン)を連れて会社の重役たちがいるヤバそうな飯の席に行っちまうんだ。で、そこに上司の江韜(ジアン・タオ)総っていう外部取締役の接待係にしやがった。
後から何も知らずにやってきた程霄(チョン・シアオ)も、この地獄の席に座らされる羽目に。この孫総(孫社長)ってのがまたクセ者でさ、やたら程霄(チョン・シアオ)を気に入ってベタベタ触ろうとしたり、酒を飲ませようとしたり、見てるだけで胸クソ悪くなる。程霄はうまくかわそうとするんだけど、気まずい空気は隠せない。
ここで男を見せたのが倪湛(ニー・ジャン)だ。彼は程霄をかばって、ガンガン酒を飲んでくれる。いい奴だよ、本当に。
ヒーロー(?)登場と大波乱
その頃、我らが顧南亭(ナンティン)は、会社のサイトにアクセスできない問題で李語珩(リー・ユーハン)に連絡。そこで程霄たちがヤバい飯局にいるって知るんだ。で、いてもたってもいられず、猛ダッシュで現場に向かうわけ。
店から出てきたところで、案の定、酔った孫総(孫社長)が程霄に絡んでる。その肩に触れた瞬間、駆けつけた顧南亭(ナンティン)が孫総を突き飛ばした!まあ、気持ちはわかる。よくやった。でも、江韜(ジアン・タオ)がこの人は会社の取締役だぞ!とか言って慌てて孫総を連れて帰るんだよな。ほんと、どいつもこいつも…。
問題はここからだ。顧南亭(ナンティン)の怒りの矛先は、なぜか程霄をかばって酔いつぶれた倪湛(ニー・ジャン)に向かう。なんで程霄をこんな席に連れてきたんだ!って。いやいや、お門違いもいいとこだろ。程霄が江韜(ジアン・タオ)に呼ばれたの!倪湛(ニー・ジャン)はずっと私をかばってくれた!って説明して、ようやく落ち着く。この修羅場を見てた李語珩は、そっとタクシーで帰っちゃう。そりゃ帰りたくもなるよな。
ついに明かされる本心
場面は変わってトイレ。酔って吐いてる倪湛が、介抱する顧南亭に核心を突く。お前、程霄のことが好きなんだろ。なのにわざと突き放してる。俺と程霄をくっつけるために。うわー、言っちゃったよ。しかも、その会話、外で程霄が全部聞いちゃってるんだ。ドラマの王道だけど、心臓に悪いわ!
帰りの車の中は、当然すごい空気。程霄が顧南亭に詰め寄る。どうして私を倪湛に譲ろうとするの?。自分の気持ちをはっきり言えよ、顧南亭!でも、この男は何も言えない。結局、程霄は怒って車を降りて行っちまう。ああ、もう!見てるこっちがもどかしい!
それぞれの夜と決意
その夜、顧南亭と程霄が眠れないのは当たり前だ。一方で、李語珩が家に帰ると、宋宋(ソン・ソン)が起きて待っててくれた。優しいな、お前。でも、李語珩は彼にいい友達だと思ってるってはっきり告げる。恋愛感情はない、と。宋宋(ソン・ソン)は家を出て行こうとするけど、ルームメイトの夏至(シア・ジー)がすでに部屋を貸しちゃった後で、結局居残ることに。ソン・ソン、不憫すぎるだろ…。
翌朝、顧南亭は昨夜のことを覚えてない倪湛のために、誕生祝いの長寿麺と限定版スニーカーをプレゼント。仲直り(?)のバスケの約束までして、通常運転を装う。不器用な男だよ、まったく。
そこに李語珩が資料を届けに来る。彼女はもう顧南亭への想いを断ち切る決意を固めていた。顧南亭の心にいるのは程霄だけだって、嫌でもわかっちゃったからな。
倪湛も程霄に昨日のことを謝りに行くけど、程霄は彼を湛哥(ジャン兄さん)って呼んで、やんわりと線を引く。倪湛もそれで全てを察する。切ないけど、これが現実だ。
新たな問題、そして…
話がこじれにこじれたところで、今度は程霄の父親が登場。顧南亭に会いに来て、娘に仕事をやめてほしいと頼み込む。なんと、程霄の母親は昔、飛行機事故に遭遇して、目の前で客室乗務員が亡くなるのを見たトラウマがあったんだ。だから飛行機が大嫌い。娘が事故を回避したっていうニュースを見て、心労で倒れちまったらしい。
でも、顧南亭は父親を説得する。程霄の素晴らしい飛行記録を見せて、彼女がどれだけこの仕事を愛しているかを伝えるんだ。母親のためには心理カウンセラーを探すとまで約束して。これには父親も感心する。自分の娘のことを、自分以上によく分かってくれてるって。
父親から母親が倒れたことを聞いた程霄は、罪悪感でいっぱいになる。そして、母親の看病のために休暇を申請しに顧南亭の元へ。顧南亭は、彼女がこのまま辞めちまうんじゃないかと心配で、必死に引き留めようとする。お前がはっきりしないから、こうなってる部分もあるんだぞ!
感想
いやー、今回はマジで感情がジェットコースターだったな。顧南亭のじれったさには、こっちまでイライラさせられたよ。好きなのに、親友のために身を引こうとする。その気持ちは分からんでもないけど、やり方が不器用すぎるんだよ!おかげで程霄も倪湛も、みんな傷ついてるじゃないか。倪湛が酔った勢いで本音をぶちまけたシーンは、よく言った!って思ったね。しかもそれを程霄が聞いているという展開。最高にドラマチックだ。
一方で、李語珩と宋宋の関係も一つの区切りがついた。李語珩が自分の気持ちに正直になって、きっぱりと前に進もうとする姿は応援したくなる。一番かわいそうなのは宋宋だけどな…。
そして最後に放り込まれた程霄の家族問題。母親の壮絶な過去が明らかになって、彼女がパイロットを続けることの重みが一気に増した。でも、ここで顧南亭がただ引き留めるんじゃなくて、父親を説得し、母親のケアまで提案するあたり、彼の真の優しさが見えた気がする。まあ、それもこれも、全部程霄が好きだからなんだろうけどな。早く素直になれってんだ!
つづく