フライト・トゥ・ユー 35話あらすじネタバレ
法廷での大逆転
裁判はいきなりクライマックスだ。リン・イーチョンが、ついに腹をくくった。調査会での証言は嘘だったと、法廷で全部ぶちまけたんだ。これでジアン・タオも終わりかと思いきや、チョン・シアオの母ちゃんが証言が二転三転してるじゃない!って食い下がる。まあ、弁護士としては当然の仕事なんだろうけどさ。
法廷の外で待つチョン・シアオは気が気じゃない。そこへ、俺たちのグー・ナンティンがやってくる。しかも、とんでもない切り札を連れてな。なんと、海外からミカエル機長を召喚したんだ!この登場シーンはマジで震えた。
ミカエルの証言は決定的だった。サイゴン空港は閉鎖されてなかったわよ緊急着陸をキャンセルしたのはジアン・タオ本人これで完全に詰み。ジアン・タオは顔面蒼白だ。
ミカエルが言うには、グー・ナンティンが彼女を説得するために、郊外で2日も待ち続けたらしい。その情熱に心を動かされて、証言するために飛んできてくれたんだと。どんだけイケメンなんだよ、グー・ナンティン。
それぞれの決着
裁判長の調停で、ジアン・タオはついに観念した。被害者の父親であるグオさんに、頭を下げて謝罪。賠償もすべて受け入れると約束した。グオさんが涙を流してチョン・シアオに感謝する姿は、こっちまで泣けてくる。
裁判が終わって、仲間たちは最高の気遣いを見せる。俺たち、先に帰るわ!って感じで、チョン・シアオとグー・ナンティンを二人きりにするんだ。わかってるじゃないか、お前ら。
そこに、ニー・ジャンが現れる。気まずい雰囲気かと思いきや、彼はもうすべてを察していた。チョン・シアオがグー・ナンティンを好きなことを見抜いて、おめでとうと祝福して去っていく。どこまでもいい男なんだ、ニー・ジャンは。
そして、ついにその時が来た。グー・ナンティンが勇気を振り絞って、チョン・シアオに告白しようとする。が、しかし!シアオ!と、またしても母ちゃんが乱入。青島に帰るわよ!って、タイミング悪すぎだろ!チョン・シアオが当然拒否すると、母ちゃんは持病が悪化してその場で倒れてしまう。もう、てんやわんやだ。
新たな真実とこれから
会社では、正式な処分が下された。ジアン・タオはすべての役職を解かれ、パイロット免許も剥奪。生涯飛行停止だ。記者会見で頭を下げる姿は、自業自得とはいえ少しだけ物悲しいな。一方で、グー・ナンティンは飛行部の新しい部長に就任。チョン・シアオも停職処分が解かれて、職場復帰が決まった。
病院では、チョン・シアオの親父さんが、これまで隠されていた事実を語り始める。実は母ちゃんは、昔、乗客として航空事故に遭っていたんだ。だから、娘がパイロットになることをあれほどまでに反対していた。理由がわかれば、母ちゃんの気持ちも少しは理解できるよな。
退院した母ちゃんは、チョン・シアオの新居へ。そこにグー・ナンティンがお見舞いに来るんだけど、母ちゃんの態度は氷のように冷たい。まあ、そう簡単にはいかないよな。二人の前途は、まだまだ乱気流が続きそうだ。
感想
いやー、今回の35話はマジで神回だった。感情がジェットコースターみたいに揺さぶられまくったよ。まず、法廷での大逆転劇な。ミカエル機長が颯爽と登場した瞬間、鳥肌が立った。グー・ナンティン、お前ってやつは本当に仕事ができる男だ!2日間も待ち続けるとか、その執念がすごい。そして、ニー・ジャンだよ。彼の身の引き方は完璧すぎる。自分の気持ちに区切りをつけて、二人を祝福するなんて、男前すぎて涙が出るぜ。幸せになってくれよ、本当に。
それにしても、あの告白シーン!やっと、やっと来たか!と思ったら、まさかの母ちゃんブロック!おいおい、今じゃないだろ!ってテレビの前で叫んだのは俺だけじゃないはずだ。あのタイミングの悪さは天才的ですらある。まあ、その後の展開で、母ちゃんが頑なに反対してた理由が分かったのは良かった。航空事故のトラウマがあったなんて、そりゃ心配するよな。でも、だからって娘の恋路を邪魔するのは別の話だぞ、母ちゃん。ジアン・タオの末路も含めて、いろんな人の人生が大きく動いた、見ごたえしかない回だったな。
つづく