裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は怪我の療養中で、李蓉(リー・ロン)はよく食事の世話などをしていた。一見仲睦まじい二人だが、実はいつも口喧嘩ばかり。裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は李蓉(リー・ロン)の恋愛観を探り、蘇容卿(スー・ロンチン)が前世で李蓉(リー・ロン)のために牡丹を植えたことを知るが、李蓉(リー・ロン)は金鳥花が好きだと知る。

ある夜、二人はそれぞれ別の計画を進めていた。李蓉(リー・ロン)は担当している事件の決著をつけようと、朝廷で黄金の箱を証拠として提示し、78名もの官僚を買収の罪で告発した。その結果、40名以上が左遷、20名以上が流刑、7名が処刑され、数名は自ら命を絶った。

一方、裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は李蓉(リー・ロン)を驚かせようと、胡蝶峡を金鳥花で埋め尽くすサプライズを準備していた。しかし、李蓉(リー・ロン)は同じ場所で待ち伏せを計画していた。上官雅(シャン・グワンヤー)が裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)の金鳥花の運搬を目撃し、李蓉(リー・ロン)に報告。李蓉(リー・ロン)は裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)が自分の計画を知ったと勘違いし、胡蝶峡での出来事を知っていると裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)に告げる。驚いた裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は、李蓉(リー・ロン)を胡蝶峡に誘い、李蓉(リー・ロン)は承諾する。

翌日、李蓉(リー・ロン)は上機嫌で食事をとるが、裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は明日のサプライズが李蓉(リー・ロン)に気に入ってもらえるか不安で、一睡もできなかった。夜が明けると、裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は新しい服に著替え、琴を持って胡蝶峡へ向かい、李蓉(リー・ロン)を待つ。

裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)が精鋭部隊を引き連れて行ったと知った李蓉(リー・ロン)は、自分の計画への確信を深め、静蘭(ジン・ラン)と護衛を引き連れて出発する。道中、刺客に襲われるが、李蓉(リー・ロン)は機転を利かせて刺客を待ち伏せ場所に誘い込む。

裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)が琴を弾いていると、童業(トン・イエ)が刺客の接近を報告。裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は急いで李蓉(リー・ロン)の元へ駆けつけ、暗器から李蓉(リー・ロン)を庇う。護衛と刺客の激しい戦闘が始まり、美しい花畑は血の海と化す。李蓉(リー・ロン)を守るため、裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は幾つもの傷を負う。李蓉(リー・ロン)は事前に仕掛けた爆薬の起爆を命じ、裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)を支えながら洞窟へ逃げ込む。

洞窟の中で、李蓉(リー・ロン)は裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)のサプライズが刺客をおびき寄せるための罠ではなく、純粋な愛情表現だったことに気づく。弦の切れた琴を見て、李蓉(リー・ロン)は言葉を失う。裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は、かつて李蓉(リー・ロン)がなぜ愛情を拒むのか理解できなかったが、今は分かると語る。李蓉(リー・ロン)が愛を抱けば冷静さを失うかもしれない、そして自分は滑稽な片思いをしているのだと。さらに、李蓉(リー・ロン)は自分の気持ちを知っていながら応えようとせず、友情を続け、好意を受け入れながら自分を陰謀家のように扱っていると指摘する。

裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)はそう言うと洞窟を出て行く。李蓉(リー・ロン)は花畑に戻り、生き残った刺客の尋問を命じる。蘇容華と蘇容卿(スー・ロンチン)が駆けつけ、李蓉(リー・ロン)に注意を促す。その後、李蓉(リー・ロン)は刺客が七星堂の副堂主、藺飛白(リン・フェイバイ)だと突き止め、七星堂に雇い主の謝蘭清(シエ・ランチン)を裏切るよう持ちかけ、成功すれば領地を与えることを約束する。藺飛白(リン・フェイバイ)は雇い主が刑部尚書謝蘭清(シエ・ランチン)だと明かし、李蓉(リー・ロン)は即座に謝蘭清(シエ・ランチン)の殺害を命じる。李蓉(リー・ロン)が去った後、上官雅(シャン・グワンヤー)は再び藺飛白(リン・フェイバイ)を尋問し、彼の態度が変化していることに気づく。蘇容華と共に李蓉(リー・ロン)の元を訪れた上官雅(シャン・グワンヤー)は、李蓉(リー・ロン)と裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)の間に何かあったこと、そして二人は合わないのではないかと推測する。

第20話の感想

第20話は、李蓉(リー・ロン)と裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)の関係性が大きく揺らぐ、非常にドラマチックな展開でした。二人のすれ違いが切なく、見ている側も胸が締め付けられる思いでした。

李蓉(リー・ロン)は、冷徹な判断力と行動力で事件を解決へと導きます。78名もの官僚を処罰する大胆な行動は、彼女の強い正義感と責任感の表れでしょう。しかし、その一方で、裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)の真心に気づかず、彼を陰謀家だと疑ってしまう彼女の姿は、あまりにも悲しいものでした。国を思うがゆえの行動とはいえ、愛する人の気持ちを踏みにつけてしまう彼女の苦悩が伝わってきました。

つづく