李蓉(リー・ロン)は崔玉郎(ツイ・ユーラン)と会い、彼から蕭平章(シャオ・ピンジャン)が柔妃(ロウ・ヒ)の親族で不正をしていること、そして自らの野心のために李蓉(リー・ロン)を利用したいという本音を聞き出す。李蓉(リー・ロン)は崔玉郎(ツイ・ユーラン)の真意を探りながら、秦家の事件での自分の手腕を見込んでの接近だと確認する。そして、柔妃(ロウ・ヒ)のスパイとなるよう命じ、毒薬で彼を操ることに。

この一部始終を目撃した裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は、崔玉郎(ツイ・ユーラン)に嫌がらせをする。一方、蘇容卿(スー・ロンチン)は失脚し、王厚文(ワン・ホウウェン)にも見放され、怒りを露わにする。柔妃(ロウ・ヒ)は親族の不祥事の対応に追われる。

翌日、裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)は李蓉(リー・ロン)に冷たく接する。李蓉(リー・ロン)の指示通り、崔玉郎(ツイ・ユーラン)は根拠のない理由で太子・李川(リー・チュアン)を弾劾する。皇帝(こうてい)は李川(リー・チュアン)を宗廟に跪かせ仮省を促す。崔玉郎(ツイ・ユーラン)は減俸処分となるが、李蓉(リー・ロン)は彼の行動に満足する。

柔妃(ロウ・ヒ)は崔玉郎(ツイ・ユーラン)を懐柔しようと試みるが、李蓉(リー・ロン)の指示で断られる。皇后は崔玉郎(ツイ・ユーラン)を懲らしめようとするが、李川(リー・チュアン)に止められる。李蓉(リー・ロン)は李川(リー・チュアン)に、崔玉郎(ツイ・ユーラン)は自分の配下であり、柔妃(ロウ・ヒ)の勢力が拡大する前に排除する計画だと明かす。そして、李川(リー・チュアン)の孤独を理解し、無条件で支えることを伝える。

柔妃(ロウ・ヒ)は崔玉郎(ツイ・ユーラン)を監視し、皇後の意図を探ろうとする。李蓉(リー・ロン)は李川(リー・チュアン)と崔玉郎(ツイ・ユーラン)を会わせ、皇后が崔玉郎(ツイ・ユーラン)を抱き込もうとしているように見せかける。柔妃(ロウ・ヒ)は再び崔玉郎(ツイ・ユーラン)に接触し、更なる好条件を提示する。

李蓉(リー・ロン)は街で、民に施しをする蘇容卿(スー・ロンチン)と出会い、前世の彼を思い出し複雑な気持ちになる。蘇容卿(スー・ロンチン)は李蓉(リー・ロン)に何か疑問があるかと尋ね、李蓉(リー・ロン)は二人の未来には死別しかないと暗示する。そこに裴文宣(ペイ・ウェンシュエン)が現れ、嫉妬心を露わにする。

その後、李蓉(リー・ロン)は陳厚照(チェン・ホウジャオ)を呼び出し、蘇家から買収されていた事実を聞き出す。そして、陳厚照(チェン・ホウジャオ)を逃亡させ、溺死に見せかける工作をする。崔玉郎(ツイ・ユーラン)は柔妃(ロウ・ヒ)に寝返り、陳厚照(チェン・ホウジャオ)の“死”の真相を明かし、この事件を利用しようと企む。

第28話の感想

第28話は、李蓉(リー・ロン)の冷徹な策略家ぶりが際立つ回だったと言えるでしょう。崔玉郎(ツイ・ユーラン)を毒で操り、柔妃(ロウ・ヒ)の懐に送り込む様は、まさに冷酷非情。目的のためには手段を選ばない彼女の姿勢は、見ていてゾクゾクするほどの迫力があります。

特に印象的だったのは、李川(リー・チュアン)とのやりとり。孤独な太子の心を理解し、支える言葉をかけながらも、その裏では彼を利用して柔妃(ロウ・ヒ)を追い詰める計画を進めている。この二面性は、李蓉(リー・ロン)というキャラクターの複雑さを浮き彫りにしています。

一方、蘇容卿(スー・ロンチン)との再会シーンは、切ない余韻を残しました。前世の記憶を持つ李蓉(リー・ロン)にとって、蘇容卿(スー・ロンチン)は特別な存在。しかし、二人の未来には死別しかないと暗示する彼女の言葉は、今後の展開を予感させ、不安をかき立てます。

つづく