あらすじ

第18話は、陸英瑶(りく えいよう)が地図の隠された南霸天の杖を手に入れようとする企みと、小丸子(しょうがんし)の揺れ動く心情を中心に展開します。

陸英瑶(りく えいよう)は何一指(かいつし)と手を組み、南霸天から地図が隠された杖を奪う計画を立てます。南香(なんこう)と下剤を使って南霸天の注意を逸らそうとしますが、結局地図は見つかりません。

一方、小丸子(しょうがんし)は梅世青(ばいせいせい)の正体が明らかになったことで、自己を疑い、自分の出自に思い悩むようになります。彼女の異変は秋華(しゅうか)と巧雲(こううん)にも気づかれ、同時に梅世青(ばいせいせい)に対しても複雑な感情を抱くようになります。

真実を突き止めようと、小丸子(しょうがんし)は夜霊侠(やれいきょう)に扮して賭場へ行き、何一指(かいつし)と郡主(ぐんしゅ)の情報を集めようとします。危険な目に遭いますが、本物の夜霊侠(やれいきょう)に助けられます。

最後に、小丸子(しょうがんし)は梅世青(ばいせいせい)に手首飾りを返し、不満を表します。梅世青(ばいせいせい)は夜霊侠(やれいきょう)の姿で小丸子(しょうがんし)と向き合い、誤解を解こうとします。

ネタバレ

梅世青(ばいせいせい)は小丸子(しょうがんし)にキスした後、笑顔で去っていった。一方、何一指(かいつし)は陸英瑶(りく えいよう)を見つけ、地図の在り処を示す指輪の情報を掴んだと告げる。南覇天(なんはてん)をよく観察していた何一指(かいつし)は、地図が南覇天(なんはてん)の杖の中にあると確信していた。陸英瑶(りく えいよう)は自ら任務を引き受け、南香(なんこう)に父親のために料理を作るよう説得する。その後、薬屋の者に小宝(しょうほう)の便秘薬と偽り、ある薬を手に入れた。

帰宅した南覇天(なんはてん)は娘の手料理に喜ぶが、南香(なんこう)の料理は全く口に合わない。陸英瑶(りく えいよう)は計画を変更し、南覇天(なんはてん)の酒に下剤を盛る。南覇天(なんはてん)が厠へ行った隙に、陸英瑶(りく えいよう)は杖を調べ始めるが、小宝(しょうほう)が現れ陸英瑶(りく えいよう)を疑う。そこへ南覇天(なんはてん)が戻ってきて、小宝(しょうほう)が杖を持っているのを見て激怒する。小宝(しょうほう)は陸英瑶(りく えいよう)をかばい叱咤を受ける。しかし、陸英瑶(りく えいよう)は杖に仕掛けや地図を見つけることはできなかった。この結果を何一指(かいつし)に伝えると、彼は落胆し、ベッドに倒れ込んだ。

小丸子(しょうがんし)は梅世青(ばいせいせい)が夜霊侠(やれいきょう)であること、そして自分の身分の低さに思い悩み、すっかり落ち込んでしまう。翌日、小丸子(しょうがんし)の様子を心配した秋華(しゅうか)と巧雲(こううん)は、梅世青(ばいせいせい)との関係を尋ねるが、小丸子(しょうがんし)は慌ててごまかす。巧雲(こううん)と秋華(しゅうか)は本物の郡主(ぐんしゅ)の帰還を祈っており、それを聞いた小丸子(しょうがんし)は静かに俯いた。

司恒(しこう)は梅世青(ばいせいせい)に私塩事件の進捗を報告する。梅世青(ばいせいせい)は司恒(しこう)に指示し、小丸子(しょうがんし)の前でわざと焼き鳥の話を持ち出す。小丸子(しょうがんし)は梅世青(ばいせいせい)と司恒(しこう)が如意楼へ行く目的が私塩事件に関わることを見抜く。口では気にしないと嘯くものの、梅世青(ばいせいせい)たちが去るとこっそり後をつけようとするが、すぐに梅世青(ばいせいせい)に見つかり、部屋へ戻る羽目になる。再び梅世青(ばいせいせい)と司恒(しこう)が去ると、小丸子(しょうがんし)はまたしてもこっそりと部屋を抜け出した。

阿柔(あ じゅう)は王彪(おう ひょう)がかつて青龍寨へ行ったことを話し、梅世青(ばいせいせい)は偽の夜霊侠(やれいきょう)が小宝(しょうほう)だと確信する。蓬莱賭場の背後には青龍寨だけでなく、塩帮も関わっているのではないかと疑い始める。梅世青(ばいせいせい)は戸外に誰かいる気配を感じ、小丸子(しょうがんし)を呼び入れる。内心では気にしているものの、無関心を装う。小丸子(しょうがんし)の頑なな態度に、梅世青(ばいせいせい)はそれ以上問い詰めなかった。実は小丸子(しょうがんし)は賭場へ行き、何一指(かいつし)の行方を尋ねようと決意していたのだ。

小丸子(しょうがんし)は夜霊侠(やれいきょう)に変装し、賭場の主に何一指(かいつし)と郡主(ぐんしゅ)の無事を聞き出す。しかし、南覇天(なんはてん)が郡主(ぐんしゅ)に目を付けていることも知る。考え込んでいる隙に捕まってしまうが、本物の夜霊侠(やれいきょう)が現れ助けられる。梅府に戻ると、梅世青(ばいせいせい)に責め立てられ、憤慨した小丸子(しょうがんし)は彼から貰った腕輪を全て返し、怒って出て行く。梅世青(ばいせいせい)は複雑な気持ちで見送った。

小丸子(しょうがんし)は秋華(しゅうか)に得た情報を伝え、二人は郡主(ぐんしゅ)を救出することを決意する。部屋に戻ると、梅世青(ばいせいせい)と司恒(しこう)はまた焼き鳥の話を持ち出すが、小丸子(しょうがんし)は全く仮応しない。本気で怒っている様子に、梅世青(ばいせいせい)は司恒(しこう)を下がらせ、夜霊侠(やれいきょう)の仮面を被って小丸子(しょうがんし)の前に現れた。

第18話の感想

第18話は、小丸子(しょうがんし)の成長と葛藤が際立つエピソードでした。梅世青(ばいせいせい)への恋心と、自らの出生へのコンプレックス、そして正義感の間で揺れ動く彼女の心情が丁寧に描かれており、共感せずにはいられません。特に、梅世青(ばいせいせい)の正体を知り、自分の置かれた立場との差に苦悩する姿は切なく、今後の展開がますます気になります。

一方、陸英瑶(りく えいよう)の機転と行動力も光っていました。地図の手がかりを求めて南覇天(なんはてん)の杖を手に入れようとする大胆な計画は、ハラハラドキドキの連続。残念ながら今回は失敗に終わりましたが、彼女の知略は今後の物語でも重要な役割を果たしていくことでしょう。

また、小丸子(しょうがんし)と梅世青(ばいせいせい)の関係にも変化が見られました。梅世青(ばいせいせい)は小丸子(しょうがんし)の行動を心配しつつも、突き放すような態度をとってしまいます。小丸子(しょうがんし)もまた、梅世青(ばいせいせい)への複雑な感情から、仮発してしまう場面も。二人のすれ違いがもどかしく、今後どのように関係が修復されていくのか注目です。

つづく