あらすじ

第8話では、柳眠棠(りゅうみんとう)と崔行舟(さいこうしゅう)の関係に新たな進展が見られました。柳眠棠(りゅうみんとう)は二人の関係改善に努め、自ら魅力をアピールする場面もありましたが、崔行舟(さいこうしゅう)は自身の問題からそれを避けていました。同時に、崔行舟(さいこうしゅう)は子瑜(しゆ)が青州に現れ、石義寛(せきぎかん)と接触していることを知り、子瑜(しゆ)を捕らえる好機と捉えます。彼は柳眠棠(りゅうみんとう)を囮として利用し、共に青州へ赴くことを提案、陰ながら子瑜(しゆ)の動向を探ります。

青州では、柳眠棠(りゅうみんとう)がある碁盤に興味を示しますが、その碁盤は子瑜(しゆ)に関係するものでした。子瑜(しゆ)は柳眠棠(りゅうみんとう)に何か企みがあるようですが、すぐには行動に移しません。崔行舟(さいこうしゅう)は子瑜(しゆ)の存在を察知し、水面下で彼と対峙します。二人の間には、緊迫した碁の対局もありました。その間、柳眠棠(りゅうみんとう)は子瑜(しゆ)に対して不思議な既視感を覚えますが、過去の記憶を思い出すことはできません。最後に、柳眠棠(りゅうみんとう)は崔行舟(さいこうしゅう)に、もしかしたら過去に子瑜(しゆ)と知り合いだったかもしれないと打ち明けます。崔行舟(さいこうしゅう)は機転を利かせてこの状況に対応し、二人の関係を守りました。

ネタバレ

柳眠棠(りゅうみんとう)は最近、崔行舟(さいこうしゅう)の良いところに気付き始めていた。特に、彼の“問題”を知ってからは、自身の外見にも気を遣うように。同じ寝台で眠るようになってからは、セクシーな下著を身につけ、自らその姿を披露した。彼女の透き通るような白い肌と艶やかな生地が相まって、眩い美しさを放っていた。崔行舟(さいこうしゅう)は興奮を抑えきれず、寝室を飛び出してしまう。

一方、崔行舟(さいこうしゅう)の部下から、子瑜(しゆ)が青州に潜伏し、石義寛(せきぎかん)と親しくしているとの報告が入る。石義寛(せきぎかん)は太后の寵臣であり、二人の関係は不明だが、子瑜(しゆ)とは深い因縁がある崔行舟(さいこうしゅう)は、復讐を遂げるべく彼を捕らえようと決意する。

子瑜(しゆ)の狡猾さを知る崔行舟(さいこうしゅう)は、柳眠棠(りゅうみんとう)を利用することを思いつく。彼女を連れて青州へ行き、石義寛(せきぎかん)に会うついでに、彼の趣味である陶磁器を売り込み、子瑜(しゆ)をおびき出そうと考えたのだ。

玉焼瓷坊の販路拡大に力を注いでいる柳眠棠(りゅうみんとう)は、崔行舟(さいこうしゅう)の提案を何も疑わず、自慢の陶磁器を携えて青州へ向かう。

崔行舟(さいこうしゅう)は子瑜(しゆ)を罠にかけるため、柳眠棠(りゅうみんとう)を先に行かせ、自分は陰から様子を伺うことにした。案の定、青州に著いた柳眠棠(りゅうみんとう)の後ろには不審な人物が二人付いていた。崔行舟(さいこうしゅう)は静観を決め、柳眠棠(りゅうみんとう)がある店で高価な碁盤に目を留めるのを見守る。

柳眠棠(りゅうみんとう)は精巧な碁盤を気に入ったものの、高額な上に既に予約が入っていると聞き、諦めざるを得なかった。しかし、彼女が店を出て間もなく、子瑜(しゆ)が奥から現れ、店主に対し、碁盤の予約をキャンセルし、先ほどの女性が再び来たら売るように指示する。

子瑜(しゆ)の動向はすぐに崔行舟(さいこうしゅう)に伝えられた。彼は柳眠棠(りゅうみんとう)に狙いを定めたものの、まだ具体的な行動には移していなかった。そこで崔行舟(さいこうしゅう)は、柳眠棠(りゅうみんとう)を連れだって街を散策し、子瑜(しゆ)をさらに挑発することに。部下は子瑜(しゆ)の尾行を試みるも振り切られてしまうが、崔行舟(さいこうしゅう)は食事中に、見慣れない数人の視線を感じ取る。視線の先には、物憂げな様子で柳眠棠(りゅうみんとう)を見つめる気品のある男が…子瑜(しゆ)だった。

二人はこれまで幾度となく暗闘を繰り広げ、崔行舟(さいこうしゅう)は子瑜(しゆ)の策略によって命を落としかけたこともあった。しばらくの後、子瑜(しゆ)は崔行舟(さいこうしゅう)に碁を申し込む。柳眠棠(りゅうみんとう)は子瑜(しゆ)を一目見て、見覚えがあるような気がしたものの、どうしても思い出せない。対局中、彼女は子瑜(しゆ)の打ち筋に共感し、何かを思い出そうとすればするほど、激しい頭痛に襲われる。崔行舟(さいこうしゅう)は勝利し、子瑜(しゆ)と別れ、意識が朦朧とする柳眠棠(りゅうみんとう)を連れて宿へ戻る。

崔行舟(さいこうしゅう)は乳母(うば)に、柳眠棠(りゅうみんとう)が何か思い出したか探らせる。柳眠棠(りゅうみんとう)もまた、子瑜(しゆ)との関係を乳母(うば)に尋ねる。乳母(うば)は、子瑜(しゆ)は柳眠棠(りゅうみんとう)のかつての愛人だったと嘘をつく。柳眠棠(りゅうみんとう)はそれを信じてしまう。

過去の記憶を信じ込んだ柳眠棠(りゅうみんとう)は、崔行舟(さいこうしゅう)が自分の過去を気にするのであれば、離縁状を書くと言う。崔行舟(さいこうしゅう)は柳眠棠(りゅうみんとう)が記憶を取り戻していないことを確認し、子瑜(しゆ)が一方的に言い寄っていただけで、何もなかったと説明する。柳眠棠(りゅうみんとう)はようやく安心する。

第8話 感想

第8話は、崔行舟(さいこうしゅう)と子瑜(しゆ)の因縁、そして柳眠棠(りゅうみんとう)の隠された過去が絡み合い、物語が大きく動き出す重要な回でした。特に印象的だったのは、崔行舟(さいこうしゅう)が柳眠棠(りゅうみんとう)を利用しながらも、彼女への想いが複雑に変化していく様子です。子瑜(しゆ)をおびき出すために彼女を危険に晒す一方で、子瑜(しゆ)に見つめられる柳眠棠(りゅうみんとう)に嫉妬にも価た感情を抱くシーンは、彼の本心が垣間見えるようで興味深かったです。

また、柳眠棠(りゅうみんとう)自身も、子瑜(しゆ)に対して不思議な既視感を抱き、頭痛に悩まされるなど、記憶を失った彼女の過去が少しずつ紐解かれそうな予感を感じさせます。乳母(うば)の嘘によって子瑜(しゆ)をかつての恋人だと信じ込んでしまう展開は、今後の波乱を予感させ、見ているこちらもハラハラさせられました。

そして、崔行舟(さいこうしゅう)と子瑜(しゆ)の静かながらも緊迫感あふれる碁の対局シーン。二人の知略がぶつかり合う様子は、まるで水面下で繰り広げられる心理戦のようでした。崔行舟(さいこうしゅう)の勝利によって、表面上は彼が優位に立ったように見えますが、子瑜(しゆ)の真の目的が何なのか、今後の展開がますます気になります。

つづく