早速、あらすじとネタバレを、ドドーンとご紹介しちゃいましょう!

策士・何晏の罠、そして曹爽の焦り

何晏(かあん)は、自分の策略にウキウキ!司馬家を陥れるため、死士(秘密工作員)を捕まえたんです。これで司馬家は終わりだ!とほくそ笑む何晏。しかし、丁謐(ていひつ)は、死士が口を割らない可能性を心配します。でも、何晏は「これは“草を打って蛇を驚かす”作戦だ!」と自信満々。司馬家が慌てふためく姿を想像して、ニヤニヤが止まりません。

一方、大将軍・曹爽(そうそう)は、夏侯玄(かこうげん)から撤退理由を問いただされ、イライラMAX!蜀軍が強すぎるから撤退した、なんて言えない曹爽は、「本当の敵は内側にいる!」と、司馬懿(しばい)が私兵を隠し持っていることを暴露します。

曹爽は夏侯玄を自宅の密室に連れて行き、拷問されている死士を見せます。しかし、死士は口を割らない…。夏侯玄は、こんなの証拠にならない、と呆れ顔。曹爽は、「こいつが口を割らなくても、司馬昭(しばしょう)がビビって私兵を逃がすはずだ!」と、まだ諦めていません。

高みからの眺め、そして司馬家の動き

高台で洛陽の街を見下ろす何晏と丁謐。丁謐は、司馬懿(しばい)を殺すことに抵抗を感じています。だって、司馬懿(しばい)は四代の皇帝に仕えた重臣ですからね。でも、何晏は「司馬懿を排除して、俺たちが頂点に立つんだ!」と、野望を燃やしています。

その頃、司馬家では、司馬師(しばし)が司馬昭(しばしょう)からの密書を受け取り、大慌て!急いで城外へ向かい、私兵たちに撤退を指示します。しかし、この動きは全て何晏に見られていた!何晏の部下が司馬師(しばし)を尾行し、さらに、司馬懿の命で駆けつけた侯吉(こうきつ)が負傷してしまう…!司馬家は、まんまと何晏の罠にはまってしまったのです。丁謐は、眠れる虎(司馬懿)が目を覚ますのではないかと、不安を募らせます。

宮廷内の争い、そして司馬懿の帰還

宮廷では、郭太后(かくたいごう)が、宦官たちが幼い皇帝に「司馬懿を殺せ」と吹き込んでいることに激怒!宦官の韓琳(かんりん)を宮廷から追い出します。しかし、皇帝は宦官たちの言葉を信じ、太后との間に溝ができてしまいます。

一方、遠征中の司馬懿は、洛陽からの知らせを受け、侯吉(こうきつ)の負傷を知り、ショックで倒れてしまいます…!

曹爽の屋敷では、何晏が、司馬師(しばし)の妻・夏侯徽(かこうき)を利用して司馬懿を監視するよう提案します。しかし、丁謐は、曹爽と司馬懿の争いは朝廷で行われるべきだと反対します。そこに、韓琳が泣きながら現れ、曹爽に太后を抑え込むよう懇願します。

司馬家では、司馬倫(しばりん)が司馬昭(しばしょう)に、北邙山(ほくぼうざん)に兵を隠していることを告げます。

何晏は再び司馬昭を宴に招き、司馬昭に司馬家の権力を奪うよう誘惑します。司馬昭は、何晏の真意を疑い始めます。

洛陽に戻った司馬懿は、鍾会(鐘会(しょうかい))から洛陽の状況を聞きます。しかし、司馬懿は曹爽と争う姿勢を見せません。帰宅後、司馬懿は重傷の侯吉(こうきつ)を看病し、手料理を振る舞います。

涙の別れ、そして新たな策略

司馬懿は郭太后に謁見し、太后の苦境を救うことを約束します。そして、太后の弟と司馬懿の孫娘・司馬柔(しばじゅう)との縁談を承諾します。

司馬柔の母である夏侯徽は、娘との別れを悲しみます。しかし、司馬師は、これが家のための最善の策だと夏侯徽を諭します。

司馬家と郭家の縁談に、曹爽たちは大慌て!丁謐は、太后と皇帝を引き離し、太后を永寧宮に幽閉する策を提案します。

第75話は、まさに息を呑む展開の連続でしたね!司馬家の運命、そして司馬柔の涙…次回も見逃せません!

つづく