あらすじ

トンユエの売却計画を知らなかった江湖(ジャン・フー)は、シュー・スーのオフィスで偶然その事実を知り、深く傷つく。シュー・スーに真実を話す機会を与えるも、彼は口を閉ざしてしまう。迎えたトンユエの100周年記念式典で、酔った江湖は壇上に上がり、シュー・スーをはじめ計画を知っていた関係者全員を激しく非難。式典は大混乱となり、その様子はネットで拡散される。失意のまま会場を去った江湖は、さらに愛犬の危篤を知らされ、絶望の淵に立たされる。

ネタバレ

知らなかったのは江湖(ジャン・フー)だけ…トンユエ売却計画

なんと、トンユエがアンナイダに売却されるっていう話、主要メンバーはみんな知ってたんだよね。でも、肝心の江湖(ジャン・フー)だけが蚊帳の外! ペイ・ジーユエンやユエ・シャンは、アンナイダっていう大きな後ろ盾ができれば、トンユエの価値がさらに上がるって大喜び。確かに、ビジネス的には正しい判断なのかもしれないけどさ…。

シュー・スーも、江湖(ジャン・フー)にとってトンユエがどれだけ大切な場所か分かってるから、タイミングを見計らって話そうとしてたみたい。でも、運命のいたずらか、江湖が先にシュー・スーのオフィスで、ペイ・ジーユエンからのメッセージを見ちゃったんだ! しかも、机の上にあった財務諸表まで発見して、すべてを悟っちゃうの…。つらい…。

すれ違う想い、深まる溝

ヤン・ジエンも偶然この計画を知って、親友のシャン・チャオヤンに確認。ヤン・ジエンは江湖の気持ちを考えて、「みんなのこと考えた結果かもしれないけど、江湖のことだけ考えてないじゃん!」って、チャオヤンをちょっと責めちゃうんだよね。うんうん、ヤン・ジエン、よく言った!

シュー・スーがトンユエに駆けつけると、江湖は彼に抱きついて、弱音を吐露するの。「私がトンユエを救ったんじゃなくて、トンユエが私を救ってくれたの。再出発する勇気をくれたんだ」って…。もう、このセリフだけで涙腺崩壊だよ…。

江湖はシュー・スーに「トンユエはあなたにとって何?」って聞くんだけど、シュー・スーは「君だけだよ」って答える。そして江湖は最後のチャンスをあげる。「何か私に言うことない?」って。でも、シュー・スーは「今はその時じゃない」って…ああああ、なんでそこで言わないのー!

失望した江湖は、心を込めて作ったシュー・スーへの誕生日プレゼントの靴を、ゴミ箱に投げ捨てちゃう…。切なすぎる…。

悪夢の100周年記念式典

そして迎えたトンユエの100周年記念式典。江湖はヤケ酒して、もうベロベロ状態。フラフラしながらステージに上がると、開会の挨拶…かと思いきや、まさかの暴露大会スタート!

「シュー・スー!あなたも!ユエ・シャンも!ペイ・ジーユエンも!シャン・チャオヤンも!みんな知ってたんでしょ!なんで私に隠してたのよ!」って、名指しで全員を糾弾! 特にシュー・スーに対しては、「あなたが全部仕組んだんでしょ!最初から私を騙してたんだ!」って、怒りと悲しみをぶつけまくるんだ。

お祝いムードだったはずの式典は、江湖の独壇場と化して大混乱。その様子はあっという間にネットで拡散されて、アンナイダのタン・ヤーも知るところに…。どうなっちゃうの、これ…。

失意の底で…さらなる悲劇

式典を飛び出した江湖は、酔って街をさまよう。シュー・スーが必死に探すけど、見つからない。そんな時、江湖にかかってきた一本の電話。電話を受けた江湖は、血相を変えて走り出すんだ。

向かった先は、ペット病院。愛犬の「老板(ラオバン)」が、もう高齢で、無理な治療は苦しませるだけだって…。獣医さんからは、そばにいて最期を看取ってあげるのが一番だって告げられちゃうの…。

会社を裏切られ、信じていた人にも裏切られ、唯一の心の支えだった愛犬まで失おうとしている江湖…。もう、彼女には何も残ってない…。病院で、声を上げて泣きじゃくる江湖の姿は、本当に見ていられなかったよ…涙。

つづく