あらすじ
父の過去を知り、さらに買収問題で追い詰められた江湖(ジャン・フー)は、従業員を守るために腾岳(タンユエ)を去る決断をする。徐斯(シュー・スー)との関係にも終止符を打ち、步云霞で新たな一歩を踏み出すが、誕生日の夜、二人は離れた場所で互いを想うのだった。
ネタバレ
前回のラスト、衝撃的だったよね!まさか江湖(ジャン・フー)のお父さん、叶国铭(葉国銘(イエ・グオミン))が、昔、步云霞(ブーユンシア)の特許を盗んでいたなんて…。尊敬してた父親の知られざる過去に、江湖(ジャン・フー)がどれだけショックを受けたか…。叶国铭が自由麒(ズーヨウチー)と距離を置いてた理由もこれだったのね。切ない…。
さて、今回の第35話は、その衝撃の事実から幕を開けるよ!
江湖(ジャン・フー)、苦渋の決断
父の過去を知って混乱する江湖に、追い打ちをかけるような出来事が。朝陽(ジャオヤン)が楊簡(ヤン・ジェン)(ヤン・ジエン)を通じて、宝兴投资(バオシン投資)の都博涛(ドゥ・ボー タオ)が江湖に会いたがってるって伝えてきたの。徐斯(シュー・スー)とは冷静に話せない状況だし、ここは第三者に頼るしかないってことなのかな?
楊簡(ヤン・ジェン)も悩んだ末、江湖に伝えることに。そして、江湖は長楽小館で都博涛と会うんだけど…そこで提示された条件が、もう、キツいのなんのって!
- 公開謝罪: 百年記念式典での「過激な行動」について謝罪しろって。
- 買収推進: 安奈达(アンナイダ)による腾岳(タンユエ)買収を進めろって。
- 退職: 腾岳から去れって。
これが徐斯(シュー・スー)の本心なのかは分からないけど、都博涛はこれが「最善の解決策」だって言うのよ。確かに、江湖が持ってる株だけじゃ、安奈达に買収された後、腾岳の従業員たちが解雇される運命は変えられない…。しかも、腾岳の土地もいずれ遠丰物流(ユエンフォン物流)に売られちゃうって話まで!もう八方塞がりじゃん!
悩みに悩んだ江湖は、ついに腾岳を去ることを決意するの…(涙)。工場に戻って荷物をまとめる江湖。裴志远(ペイ・ジーユエン)が心配して声をかけるけど、上の空。階段には従業員たちが集まって、別れを惜しんでる…。
「みんな、今までありがとう。腾岳には私がいなくても大丈夫。でも、あなたたちがいなきゃダメなの」。従業員を守るために、自分が去るしかない。江湖は「やむを得ない事情がある」とだけ言って、涙をこらえて腾岳を後にするのだった…。うぅ、泣ける…。
引き裂かれる想い
江湖が腾岳を去ると知った徐斯(シュー・スー)は、いてもたってもいられず車を飛ばして駆けつける!やっと江湖に追いついたけど、彼女の態度は氷のように冷たい。「もう腾岳とは終わった。私たちの関係も、これで終わり」。
徐斯が必死に腕を掴んでも、江湖は「放して」と一言。その言葉に、徐斯の勇気は砕け散ってしまう…。去っていく江湖の後ろ姿を、ただ見送ることしかできない徐斯。あぁ、もう、なんでこうなっちゃうの!?
もう一つの別れ
一方、楊簡(ヤン・ジェン)も今回の件で朝陽への不信感が頂点に。「君のこと、全然分かってなかった」。そう言って、サイン済みの離婚協議書をベッドに置くの。もう、夫婦としてやっていけないってことね…。その夜、楊簡(ヤン・ジェン)は老九(ラオジウ)を呼んで、自分がやってたネットショップの後始末を裴志远に引き継ぐように指示。もともと江湖のために始めた店だったから、彼女がいなくなったら続ける意味もないって…。こっちのカップルも悲しい結末…。
腾岳のこれから
江湖がいなくなった腾岳では、徐斯がCEO代理として会議を取り仕切ることに。財務総監の岳杉(ユエ・シャン)と販売総監の宋佳丽(ソン・ジアリー)から辞表は出ているけど、後任が決まるまでは続けてほしいって頼む徐斯。大変な状況だけど、会社は回していかないとね。
そして、徐斯は裴志远に、新しい总经理(総経理)のためのオフィスを用意するように指示。それを知った朝陽は徐斯を呼び止めるけど、「江湖を待つことはできても、腾岳は待てない」って。新しいリーダーが必要だってことね。
江湖の再出発
一方、江湖は悩みの種だった親知らずを抜いて、心機一転!なんと、步云霞(ブーユンシア)に販売員として応募するの!お父さんの叶国铭は反対するけど、江湖の勢いに負けて「50日で3万足売れたら採用する」って約束しちゃう。
そしたらさ、江湖、半日も経たないうちに売上達成の伝票持ってきたの!(笑) そりゃそうだよね、腾岳辞めたばっかりで、まだ販売業者との繋がりが残ってるもん。叶国铭も「しまった!」って顔してたけど、約束は約束。江湖は步云霞の市场总监(市場総監)として迎えられることになったのでした。さすが江湖、転んでもただじゃ起きない!
切ない誕生日
そして、江湖の誕生日。彼女は一人、コンビニでケーキのロウソクを吹き消すの…。その頃、徐斯は江湖が乗ってたあの赤いスポーツカーを取り戻して、川辺で一人、車に向かって「誕生日おめでとう」って呟いてた…。離れていても、想いは繋がってる…って信じたい!
つづく